十一日目:山形県 肉ヶ岳

みなさん、こんにちは。炭水化物ばっかりでそろそろ栄養バランスが気になってきた宮下です。
日中はあったかいんですが夜間とかに走ると路面は凍っちゃいないんですが相当寒いです、ミシュランマンみたいになってるにも関わらず。
だからご飯もあったかい汁物のラーメンとかうどんとか食べたくなるんですよね。

みなさんはちゃんとバランスよくご飯食べてますか。

この日は猫ヶ岳に登った翌日で周辺は雨の予報だったので友人がいる山形まで遊びに来ました。
この友人とは古くからの付き合いで学生時代だけでなく、社会人になってからも冬の蔵王や銀山温泉などいろいろなところへ行きました。

山形県 蔵王5 山形県 蔵王2 山形県 蔵王1 山形県 銀山温泉3 山形県 銀山温泉5 山形県 銀山温泉1

蔵王の樹氷は雪の怪物が襲い掛かってくるように見えることからアイスモンスターといわれています。

そういうのありきでこういうことしてくれるスーパーいいやつです。

山形県 蔵王3

 

思えば旅に出てから天気に恵まれる日が多く、なかなか休むに休めない状態だったので今日は全力でダラダラしてやるぞ!!

私は山形大学で大学、大学院時代を過ごしましたが山形ってめちゃくちゃ食べ物がうまいんですよ!
そらもう、○○定食の飯をまた食いたいな~って就職してから何度も考えるほどです。

旧友なので会えば話に花が咲きます、というのを言い訳に昼過ぎに行動開始。
全力でダラダラする方法を30才の男二人で考えます。

結論:BBQ→温泉

ボクシングもワン・ツーが基本ですからね。ダラダラする日に予定をつめてはいけません。
計画1が終わったらあくまでダラダラしつつ計画2へ移行、これが大人の休日プランです。

 

友人は賢いやつで賃貸に住んでいるのですがそれがアパートやマンションではなく郊外にある一軒家をお得な値段で借りています。郊外ですが山形は車社会なので除雪車さえ通る道沿いであればそんな気になりません。だから部屋もいっぱいあるし、庭付きの場所に住んでいます。

その庭で半日使ってBBQ。男二人なので本当に肉ばっかりしか買いません。野菜は仕上げの焼きそばのお供、モヤッシーだけです。ヒャッハー!

 

炭に着火剤を塗り、ファイヤスターターで点火!

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今市販されてるジェル状の着火剤はすごく高性能なのでほっとけばメラメラと火柱が立ち、炭を十分暖めてくれるんですが、やっぱりそこは火を育てる苦労をしたいですからね。デキレースの火起こしに一役買った感じにするため、必死に仰ぎます。

 

仰げ仰げ、仰ぐぞ仰ぐぞ。

 

たしか中学校だと思うんですけど附子(ぶす)という古典が教科書に載っていました。おぼろげですがたしか屋敷の主人が使いに留守を頼んだとき、砂糖を守るため「これは附子(ぶす:トリカブトの毒)」で近づいただけで死んでしまうぞ、っていう話があったと思います。これが女性を詰るブスの語源だとこのときはじめて知りました。食糧難の時代にそれでも食えない毒のことだったとは・・・それ以来人様をそう呼ぶようなときはほかの表現を使うようにしています。あ、それ以降、人を詰らないとかいい話じゃないですよ。向こうも向こうで相当ひどいこと言ってるので、むしろこっちも言うことでバランスがとれるのです。

 

さて、網を乗せ、ある程度加熱してから牛脂を塗りたくります。

俺たちのバトルフィールドに買ってきた肉を召喚!

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まずはタン様!すでに食いたい気持ちに耐えてじっと待ちます。

口の中で唾液がドバドバでます。

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BAJAも今日はお休みです。出発してから2700kmくらい走りました、もうそろそろオイルの交換も視野に入れて走る必要があります。まぁ、それは明日以降に譲ろう。

 

焼きあがる前に塩・コショウを振っておきます、これはヤバイです。匂いが最高にうまそう。

ジュージューという音にだいぶ唾液を搾り取られたころ、待ちに待ったフードファイトの始まりです。

 

写真はありません、ファイトですからね。思いっきり味わいます。

 

うまーーーーーーーー!!

 

タンだけでなくセセリなんかも食べながら大型の肉塊を乗せます。

 

豚の肩ロース400g

 

豚の肩ロースってトンカツに使うやつなんですが、あまりの食いたさに買ってしまいました。

割り箸がきしみそうな重さ、厚さも大げさでなく2.5cmくらいあります。

 

コイツは時間がかかりそうだ、焼ききれるかもわからないが端っこに寄せておこう。

もちろんセンターで戦いは継続中です。

もううますぎて食うごとにハフハフいいながらを見上げます。餌を求めて水中で口をパクパクする金魚みたい。

もう最ッ高!

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途中雨がふってきたので屋根のある場所へ移動。雨でBBQとかこれ以上ない贅沢だなぁ。

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そんな感じで大分食いすすめました。もう腹八部とか九部とかでしょう。

十分満足ですがまだコイツが残ってます。

 

今はそう、山でいうところの八合目・九合目なのです。

コイツをたいらげないことには登頂とは言えません。

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ここで問題が発生します。今までは網に乗せた肉をお互いに近いものから食ってました。

でもコイツは違う。右のほうが明らかにデカイ。

 

腹が膨れた分、はじめたころよりも明らかに大きな肉に見えます。

それでもより高い頂を目指すのが男と言うものです。

 

この巨肉塊、いや、この肉ヶ岳と呼ぶべき天頂に登り詰めるのはどちらか・・・

 

どちらともなくどちらに箸をつけるか探り合いが始まります。

が、すぐにお互い天頂を目指していることが判明。

 

やはり闘いは避けられんか・・・

ここは古来より続くシンプルな闘法、ジャンケンでケリをつけよう、となりました。お互い異論はない。

 

ただ我々は子供じゃあない。本番の前に高度な心理戦がはじまります、全てを利用して勝利を掴む!

 

宮「例えばさ、例えばだけど俺がグーかチョキ出すって言ったら、どっち出す?」

友「そうだな~、俺はパーだすよ、パー。例えば俺がパー出すって言ったら、宮下君は何出す?」

満面の笑みで返してくる。

 

グッ・・・こいつ・・・グーかチョキを出すと言ったのにぬけぬけと・・・

 

宮「いや~、そっちがパーなんじゃこっちもパーかな?まぁ、真剣勝負とはいえ友情もあるしね、なんてな~、ハハハ」

 

さっきまで口の中が肉汁で満たされていたのに乾いた笑いが出る、そうだ、ここは戦場なのだ。

 

こちらが先制どおりグーかチョキを出すならやつはグーで来るはず、それがリスクヘッジというものだ。だからそれにこちらがかぶせるならパーだ。

いや、だが待て。それを向こうが読んでいたらチョキで来るかもしれない、そしたらグーを選ぶべきだ。

いや、だがやつは義理深い男だ。向こうの宣誓どおりパーを出してくるかもしれない、この時チョキを出せば勝てる。ただそれを読んで向こうが(以下略

 

結局ジャンケンで読みあいなんて無理なのだ。考えるプロセスが小学校のころから何も変わっちゃいない。

ただ、経験上これだけは決めておいたほうがいい。

 

宮「最初はグーな、あと相子だったら一回ジャンケン中止で仕切りなおし。焦ると後出しっぽくなっちゃうから」

 

こういうところだけ大人である。給与体系、社会保険、携帯の契約、大人はルールをしっかり確認する。

肉も、いや、肉ヶ岳もいい色だ。頃合だな。

 

最初はグー!!ジャンケン!!

 

友「パー!!」    宮「パー!!」

 

あっぶ!あっぶね!出す「瞬間男ならグーだろ?」ってもう一人の自分が囁いてた。あっぶねー・・・

お互い肩の広さに開いた両足をいったん外す、こういうときなんで意味もなく手首を回したり腰をひねったりするんだろうか。え?俺だけ?

 

まぁ、次で決まるだろう。今回は顔合わせみたいなもんだ。

お互い言うとおりのものを出したのだ、最低限の礼儀は守った。あとは己の信じる道を進むのみ

 

最初はグー!!ジャンケン!!

 

友「パー!!」   宮「チョキ!!」

 

あぁあぁあああぁああああぁああ!!!

勝ったあああぁああぁあああぁああ!勝ったぞおぉおおおおぉおお!

 

友「おめでとう、頂に立つ権利はキミのものだ」

 

負けても相手の勝利を祝うことができる潔い男である、キミと闘えたことを誇りに思う。

 

そして、ついにかぶりつく。

自然と手と手の平が・・・その形で額を押す。

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古来人はその感謝をこの形で表してきた。たぶん最初はすげーうまいもんを食ったことに由来する。

1頭の豚、ひとつの命を重力から守りぬいたこの力を貰い受ける!

 

読者の皆様、やめてください。養豚場の豚を見る目で我々の友情を見るのはやめてください。

 

この後、下山と称して肉いっぱいの焼きそばも食いました。うわー、さすがにもう何も食えねー!

たけのこの里なら食えるけどほかのものは食えねー!

 

兵(つわもの)どもは夢のあと。

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このあと温泉にゆっくり入って語らいました。最高の一日だった!

皆ちゃん、ありがとう

 

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十日目:福島県 猫魔ヶ岳

みなさん、こんにちは。ブログを「遅れている」から「やや遅れている」にしたい宮下です。

ブログも遅れてるんですが紅葉を追いかける方も大分置いてかれてる気がしてきました。
晩秋の日本縦断の旅!になってるよね。これまで十日をかけて中部地方から東北へ旅をしている中で本当に紅葉最盛期だったのは黒部ダムといくつかの峠道くらいですから。それを見たさに色々頑張ったけど、それも見れず悔しい思いをしてる人もいるんだからあんまり贅沢は言っちゃいけませんが・・

旅に出て、想像以上の山岳紅葉の美しさに感嘆し、これからいろいろなところを回ろうと考えていました。しかし、大まかなルートを考えると、縦断と銘打つからには青森県くらいまで北へ進みたい、そこから南下したい。そうなるとこれから以北の山は晩秋どころか冬の山になってるわけです。月山、鳥海山、八甲田山、八幡平・・・東北には名山がひしめいているとはいえ、それらの紅葉を今から北上する私が見れる可能性は限りなく低いでしょう。それだったら、山より標高の低い渓谷や森林を回る方が、より旬を楽しめるんじゃないかと考えたわけです。

今日行く予定だった磐梯山で一旦登山をお休みし、南下する過程で紅葉只中の低山を探していきたいなぁ、と布団に入って考えました。
今日磐梯山に登ったらそれでいったん登山道ですれ違う人にこんにちはと百回くらい言う日にさよならしよう。

この日もブログを更新すべく、ダラダラとやっていたら登山口に着くのが昼前くらいでした。ここから磐梯山山頂までは片道二時間のルート。しかし、ここにたどり着くまで駐車場に入りきらない車列が200mくらいは続いていて・・・写真撮影は人とすれ違ったり画角に全く知らない人の顔がクッキリ入るとよろしくないので人の往来が止むまで足を止めることが多くあります。でも、ここまで多くの人がいたらそもそも写真が撮れないんじゃ・・・休日の百名山で福島屈指の名山です、そこに晴れ間と紅葉只中の山道が加われば込むのは至極当たり前でしょう。

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マジっすかー・・・ちょっと磐梯山行きたくなくなっちゃったな。

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看板を見たりSiriに質問して近場で良さそうな場所を再考します。登山の装備してれば他へ行っても過剰なだけで不足にはならないから潰しが効きます。

磐梯山を見ながらどこへ行こうか考えていると怪しい山が見つかりました。

「猫魔ヶ岳」

 

すごい字面だな・・・GoogleMapで調べると「目的地に到着しました」との報告。

磐梯山から駐車場を挟んでちょうど反対側がどうやらその猫魔ヶ岳らしいです。

調べてみるとマイナーな低山の様子、登山カードを見ても人がまばらであるのは明らかです。

 

コースタイムも磐梯山より比較的短く難易度も低い一本道みたいなのでこっちに行くことに決めました。

ブランドはなくてもこの山の良さが見つけられたらいいなくらいの気持ちで登山カードを記入、いざ、出発!

 

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猫魔ヶ岳は1400mほどの低山で磐梯ゴールドラインの少し離れたところから見ても丸々綺麗に紅葉していました。登ったら紅葉の絨毯を人の渋滞を避けて見られるかもしれません。

登山道を歩く、なだからな坂道、やわらかい土。入り口からしばらく進むまでは石もそれほどなく張り出した木の根に注意するだけで快適に登れます。

少し進むと石も出てきますが遊歩道レベルの登山道が続きます。進むごとに落ちた枯れ葉の乾いた音を聞きながら道を進みます。展望は違うでしょうが登っている最中の紅葉はそれほど変わらないでしょう。人が少ない分ゆっくり撮影できてこっちにしてよかったなぁ、と感じました。

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木々のトンネルが気持ちいい。今まで登ってきた山の登山道は人も多いことから登山道は道の状態が良く、何より広い印象でした。でも、猫魔ヶ岳は登山道も狭く、木々が頭の上でちょうどアーチを作っている感じなので紅葉のトンネルを抜けている感覚になります。その木々が覆う面積で道は暗いと感じる場所もありますがそれが良さなんだろうと思います。

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登りの傾斜もきつくなり、大きな石が出始めてしばらく絶ったころに遠望が見渡せる開けた場所に出ます。ここは道半ばですがほかの登山口からの分岐点としてちょっとした広場もあります。写真の左に見えるとんがった山が磐梯山らしい。

まぁ人間ってのは結果オーライの生き物ですからね。猫魔ヶ岳を登ったらこっちに来てよかった、とか言ってるでしょう(笑)

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ここで休んでいた中年のグループが「言われてみたい言葉」みたいな話をしていた。大学時代もこういうテーマで雑談していたが今の俺はなんて言われてみたいんだろう、結構楽な山なので考えながら登ることにする。

みなさんも考えてください、「言われてみたい言葉」

 

考えながら歩いても撮影ですぐ考えが霧散してしまう。まぁ、そんな真剣に考えることじゃないからいいんだえどね。

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考えているうちに候補がいくつか挙がってくる。昔より物事の側面に潜む価値みたいなのをなんとなく感じるようになった。一元的な尺度ではなく多方面から価値を考えて「言われてみたい言葉」を考えなくては。それっぽいことを言っているけど実際はアホなことしか考えてない。たぶんそれが完全に顔に出た状態で登ってましたね。

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紅葉の道を抜けてゆるやかな山道を抜けたらすぐに頂上。この山はイージーだな。

アクエリアスを飲みながら看板を見る図のパイロット視点。

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頂上で一休みしているとほかの登山客と話がはじまる。どうやら彼らも同じ考えで混雑を避けてきたらしい。

そのグループはこれから下山の予定だが猫魔ヶ岳の先に雄国沼という場所があってそこを見下ろすポイントからの展望が最高らしい。

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え?今ここから見える景色で結構満足なんだけど。

 

でも往復40分というお手軽コース。まぁ、ここまで来たし行っておこうか!

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最初に一気に下り、次に一気に登る。

正直この道も大したことない、片道15分くらいで着きます。

そうすると大きな岩が見える、ここがビューポイント。

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間近で岩を見やる。高さは2,3mはあrだろう。

この岩の上からだと展望がすごそうだ。

 

・・・ん?

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上に何かあるな。望遠レンズで覗く。

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たけのこの里だー!!!!!!

 

はい、やらせでしたね。この画を撮るために一回よじ登りましたからね。

この岩はよじ登れるけど結構危ない気がする。ここだけ岩場で高さ2mはあるので、もし滑って落ちたら骨折とかありえる場所。くだらないことにウェイト乗せちゃいけないんだけどね・・・・

とか言いつつまた登る。絶景を前に休憩する。たけのこの里うまー!!

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曇りだったから紅葉の鮮やかさが少し落ちた気がするけどそれでも十二分にすごい。

向こうに見える磐梯山にも眼下に広がる絶景を堪能している人が多くいるはずだ、頑張ってよかったよね、お疲れさま。

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紅葉の道を戻る。往路と復路の道が同じでも見える景色が違ったりするのが山の面白いところ。

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次の日は雨の予報なので無理せず体を休める日にしようと思う。

隣県の山形には大学時代の友人もいるので彼の家にお邪魔しよう。

ちなみにひたすら考えた結果、言われてみたい言葉は「決勝で会いましょう」でした。

今度みなさんのも教えてください。
俺のと同じ人は考えるベクトルが一緒なので今度飲みに行きましょう。

それでは、また。

 

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九日目:福島県 五色沼→磐梯ゴールドライン

みなさん、こんにちは。若者言葉の「トッポギ(突然六本木に行く)」を覚えたのに使う機会がない宮下です。

前日にデスロードを走破し、心身ともに疲れ切った状態で後れを取り戻すべくブログを更新していたら、行動できるのが昼からになってました。よく友人に指摘されるんだけど予定を詰め込みすぎちゃうみたいです。その反動なのか一日の終わりは特に不明瞭で宿泊予定のところに「そのへんで野宿」とか平気で書いてありますからね。いや、でもバイク乗りなんて結構みんな夕方にライダーズハウス取ったりするからわりと普通なのかな。

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次の日に磐梯山に登りたくてその準備に時間を割こうと思い、五色沼くらいしか見なかったのですが今日はそれについて書きます。

昼になってから漫画喫茶を出発、
裏磐梯サイトステーションという場所で磐梯山の登山マップを入手できるようなのでそこに向かいます。

磐梯山といえば福島の中で紅葉の名所として名高く、最盛期を過ぎたとは言え観光客がたくさんいることは想像に難くありませんが、万一を考えてやっぱり登山マップは欲しいところです。ってことで、出発!

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この日も本当にいい天気でした。郊外を彩る黄色のパターンを尻目に目的地を目指します。

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このすすきがまた秋っぽいんですよね、山や峠だけじゃなく街にも紅葉が下りてきちゃいましたね。

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しばらく走ると見知った看板を見かけました。そう、「太郎庵」。

大学時代、あるとき福島出身の友人が地元に帰った折に買ってきてくれたのが写真右の「半熟プリン」。

もう衝撃のうまさでしたね、味もさることながら舌触り、その滑らかさたるや・・・人はわずか180円足らずで強制的に幸せになることができると知った瞬間でした。福島来たら寄って行ってください、味音痴の私が言ってもあんまり説得力ないかもしれませんが駐車している地元人の数が確かなものだと証明しています。これ目的のツーリング計画立てちゃうぞ☆くらいうまいです、ホント。

 

まぁ信じるも信じないのもその人次第ですからね。

ちなみにお店の中でも食べていくことができるのでとりあえず自分へのご褒美というOLみたいな言い訳で一つ味わったあと、絶景ポイントで食べるべくさらにお土産に買いました。コイツは楽しみだぜー!

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ウキウキしながら峠道を走ります。裏磐梯もしっかり紅葉してました。

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あんまり発色が良くありませんが、これは撮影者の腕です。すまぬ!

色づいてることは色づいてるんだよね。

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紅葉を見ていて自分の中での発見は以外にも樹木の個体差が激しいってことです。

隣接した同種のものでも紅葉に差がある、とくに比較的海抜の低いところではそれが顕著な気がします。

逆に山岳紅葉は一斉に、そして鮮やかに紅葉がはじまります。たぶん寒暖の差が本当に大きいと個体差関係なく強制的に紅葉させられるんだろうね。でもまぁ、こういうところのジワジワ紅葉もいいよね。

しばらく道を走ると五色沼の標識。今日は本当に予定を入れてないのでついでがてら寄ってみることにしました。

土曜日ということもあり駐車場の入り口には車列ができてました。私はバイク枠だったので横を通って端っこに駐車、すまぬ。

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五色沼は湖沼群の名前でそれを構成する5つの池はその日の光や様々な条件でその色が変わるとのことです。入った入り口から一番近かったのは弁天沼といところでダイナミックな画を撮りたかったのですがいかんせんほかの観光客を巻き込んでシャッターをきる必要があるので少し行ったところで撮影しました。この日は緑がかった青、映した雲が湖のグラデーションを進みます。

あんまりきれいじゃないけど水際を撮影。もうすっかり秋ですなぁ。

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池沿を歩く遊歩道からは突き出した若い広葉樹の間から五色沼が見えます。

こういうまばらな紅葉もカラフルで見ていてほころびます。

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水際を撮っていると巨大なコイが横切っていきました、目測50cmくらいあって池の主みたいです。

しばらく行くとそういうサイズのコイが大量にいるところを見つけました。主じゃなかった・・・まぁ、そんな日もあります。大人の太ももくらい太さがある複数のコイが口を開けて餌をねだるのでちょっと怖いと思いました。実際、ここで一瞬足を止めた多くの人が同じような感想を口にしてたのでまぁ、そういうことなんでしょう。

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整備された木道を進みます。木々の木陰が気持ちいい。太陽は真上から少し傾いたくらいにありましたが、それを意識させないくらい背の高い紅葉が心地よい空間を作ってくれます。

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木道をしばらく進むと小さな湿原に出ます。そこでもカメラを構えていると同じカメラを吊る下げたおっちゃんに話しかけられました。今五色沼を全部見てきたけど青沼が綺麗だよ、とのこと。

話を聞いた地点から30分ほどかかるとのことでしたが別の入り口から入ると10分でたどり着けると聞きそちらへ移動しました。全部見たい気も一瞬しましたが、時間がかかって裏磐梯サイトステーションの営業時間が過ぎてしまうと本末転倒なので一度駐車場に戻ってから散策を仕切りなおすことに。

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来た道を戻ります、緑の絨毯を敷き詰めたような道がありましたが、よく見ると苔がむした風情のある道でした。やわらかくてすごい歩きやすい。

 

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別の入り口についたのですが腹が減って仕方がないので露天で唐揚げ串を買いました。

これがうまいんだ、また。カロリー摂ったし、いざ出発!

これは駐車場からすぐのところにある柳沼とそのわきの道。柳沼は歩道側に色づく木が少ないのですが対岸では緑・黄・赤がバランスよく配置されているので風のない日に映り込みを撮影するスポットになりそう。

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ここを通り過ぎて10分ほど道を進みます。道自体は特に様相を変えることなく同じ感じの林道をゆっくり歩くことができました。

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到着した青沼。林の中に入ってしばらくの場所にあるので風の影響を受けにくく映り込みが綺麗でした。その分、名前の青を感じる場所が限られていという印象。それでも十分青いことは青かったです。

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遠巻きに見える楓が雪の白・葉の緑・紅葉の赤に染まってました。

山岳風景でこの組み合わせは見れませんでしたがこの青沼で初めて見ました。

ただこれを見たのが三時くらいだったので日がな一日中溶けることがない気温なんでしょう、これから北東北に抜けるのにより絶望です。まぁ、なるようになるか。

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夕方までいる余裕はないのでカメラで勝手に黄色みをプラスして夕方にはこんな感じだろう、というのを撮りました。でも青池っぽくなくな・・・

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戻る道も上い下りのない平坦な道なので楽チンです。まさに遊歩道。

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見るものはみたので深追いはせず目的の地図をゲットするために移動、簡易的ですがコースタイムも書いてある地図を無料でもらえました。ここから明日の磐梯山登山口を確認するために磐梯ゴールドラインへ。

 

ここは今が紅葉が最盛期って言いきれるくらい見事に紅葉してました。

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あいにくの曇り空で暗くなってましたがそれでも赤色が目につきます。

登山道はこの左下の写真ではなくもうちょっと行った場所にありました。八方台という最も簡単なコースを迷わず選びそこから登ることに。もうじき日が暮れるなぁ。

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結局ゴールドラインを走りきる前に日没が来ちゃいました。猪苗代湖を見下ろせる展望台でひたすらぶら下げて走ってきた太郎庵の半熟プリンを食って一日を占めます。明日は晴れの予報ですが本当に磐梯山でいいのかな・・・

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明日の朝に決断を丸投げして帰路につくことにしました。

予定を詰めずフツーのツーリングっぽい一日だったなぁ。

なんかはじめて無難なブログになってかもしれない。

 

それではまた。

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八日目:大河原峠と怒りのデスロード(国道49号線)

みなさん、こんにちは。マッドマックス-怒りのデスロード-が2015年公開の映画の中で最高傑作だと信じている宮下です。みなさん、見ました?見てない人はブルーレイを買いましょう。
今回は八日目(2日目)の日記を書こうと思います。

一日に2つ書かないと追いつかないからね、借金とは恐ろしい。
だからプロミスとかやっちゃいけないんだよね。

プロミス使ってる時点で計画的じゃないよね、って思う方、クリックお願いします。

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この日はわりとマジで大変だった・・・この次の日は疲れ果てて寝坊しました。
原因は完全に自分の慢心なんですが・・・またツラツラと書いていくのでよかったら見ていってください。

まず朝起きたら山梨県の河口湖にいました。いましたって、自分で移動したんですが。
目的は写真を編集するためのパソコンを取りに帰るため。
実家飯でカロリーを補給して出発!

IMGP0942

ガムがクラスター化してました。コイツは本当にピンチのときに使おう、ブラック×ブラック4つはきっとオーバードーズでバイクの上だけじゃなく布団の上でも寝れなくなりそう。

河口湖ってとなりの市町村に富士急ハイランドあったり、何より富士山がでっかく見える場所ですが毎日見てるとあんまりありがたみが・・・観光地なのもあいまってバイク停めて写真撮るってことはしませんでした。

ちなみにバイクで走るとこういう場所にいけます、富士山撮る人からしたらすごいいいところなんだろうな。
山梨県 富士山と山中湖3

山梨県 山中湖 三国峠から3

 

今日は大河原峠を通って新潟を抜け、福島の会津若松を目指します。

いっつもちょろっと走ってそこで数時間、下手したら一日過ごしてまたちょっと移動して長時間停まって・・・って具合にツーリングっぽくないツーリングしてるので今回はサクサク移動するツーリングにしたいです(願望)

当初の予定だと北海道へ移動する予定だったんだけど今年は紅葉が例年より一週間から十日早いと聞いたために本州に注力することにしました。まぁ、北海道は夏に行ったばっかりだからいいか・・

北海道はライダーとチャリダーの聖地といいますがホントにそう感じるほどよかったです。

北海道 さくらの滝 ジャンプ1 北海道 ジェットコースターの道 北海道 神の子池2 北海道 稚内 漁師の店 北海道 稚内 夕日と灯台 北海道 美瑛町 菜の花畑 北海道 美瑛町 青い池 cropped-豊富町-牛横断注意4.jpg 北海道 上士幌町 朝もやの木立 北海道 上士幌町 バルーンフェスタ1

これ北海道に行ったときの写真です。ホントにおすすめ。

でも、今だから言うけど大洗フェリーの予約とるためだけに有給使いました。たしか朝九時に電話予約開始なんですが電話つながったのが11時とかだったからね・・・行きも帰りもそんな感じです。勤め人の休みはかぶりやすいからしょうがないんだけど。

 

ハイ、そうこうしているうちに八ヶ岳PAにつきました。

空の青が深い。毎日の一番最初とここぞというときの撮影の前は空を撮るようにしてます。

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高速によくある自販でココアを飲む、暖まりますなぁ。ちょっと聞いた話ですがあの自動販売機の今こういう工程だよって見せてくれるビデオが録画ものでリアルタイム画像じゃないって聞いたんだけどマジですか?

そうだったらなんかだまされた気分になる。特に何もうしなっちゃいないんだが。

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さて、甘いもの摂って集中力回復!しばらくして高速を降り、八ヶ岳エコーラインを走ります。

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いやー、秋晴れの空が本当に気持ちいい!この日記を書いている今日は土曜日ですが晴れてよかったなぁ、と思います。仕事がんばってるライダーは安全かつ存分に楽しんで欲しいね。

 

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秋を感じるのは何も紅葉だけじゃないんですよね、日本のこういう景色が大好きです。

 

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しばらくいくと山道っぽくなってきました。

 

大河原峠はビーナスラインや美ヶ原高原道路の割と近くです。この二つの道路は有名な快走路で多くのライダーに人気があります。この二つの道は開放感を強く感じられる気持ちのいい道で私も何回か走ってます。でも、ちょっと紅葉向きって道路じゃないですからね。

 

もっと木がワサワサ生えてるところがいいです、ってことでライダーハウス「ゆず」で聞いた大河原峠に行ってみたいと思います。

 

といってる間に徐々に木々も色づき始め・・・

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おお、いいじゃない!

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ちょっと走って横を見やるとこういう景色、カメラで撮影するときは後続車に気をつけてね。

 

しばらく行くと白樺湖が見えてきました。紅葉も過ぎ、観光客もまばらでちょっとさびしい感じでした。

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バイクに乗り始めたころだったころ、道を覚えるために青看板だけで移動するってルールでやってるとき、こういうのに悩まされてました。今ではいい思い出。色づいた木々が道路をほどよくさえぎる道を走ります、風を切りながら走るのは本当に贅沢だと感じます。バイク最高!

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大分ほかの車が少ないので前からやりたかったことをやってみようと思います。

バイクを停めて自分が見ている景色と近しいレンズを探す。

 

人間って顔の正面に目が二つついてるのでめっちゃ広く見えますよね、なので同じような画面の広さだと魚眼レンズが近そうだな。形はくずれちゃうけど。

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で、ここにヘルメットをかぶせて・・・

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パイロット視点!!

 

・・・正直ビミョーだなぁ。ミラーあんな遠くもないし。ちょっとこれは改善が必要だけど、いつか乗ってる感が強い画が撮れたらいいなぁ。できれば合成とかなしで。

 

このときライトつけっぱなしで撮影してたためにバッテリーが上がって必死にキックしたのは私と君たちだけのナイショだぞ!

紅葉の道を抜ける。紅葉の峠ってのは落ち葉が路肩に寄ってるんですがもちろん誰かがやってくれているわけではないのでカーブ中に大きな落葉を踏みそうになります、景色だけじゃなくて道路も見よう!

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しかし、寒いなぁ。今でもミシュランマンみたいな格好して走ってるのに。

蓼科山が見える駐車場に着いたとき寒さに納得。そうだよなぁ、もう冬間近なんだよなぁ。

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ほかのライダーとはすれ違いましたが乗用車はほとんど通ってませんでした。あえて通るほか理由がない場所だからね、とはいえ今が最盛期でした。この土日に予定がなかったらふらりといくのもいいかもしれません。空の青と紅葉の赤のコントラストが綺麗。

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何回目かわからないカーブを過ぎるとひときわ効用の綺麗な場所を見つける。

トキンの岩というらしい。

 

ほほう、行こうじゃないか。

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峠の途中で巨岩が飛び出してるって感じでした。よじ登るから必然的に景色がよくなる。

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周りを見やる、こんなにいい場所があったのか!次から長野ツーリングルート宮下スペシャルに組み込まなくては!マイナースポットは絶景を独り占めできます、いいとこだ。

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戻るときに色づくカエデを見つける、光の入り方もすごく綺麗。こういうのは見つけたらすぐ撮る、またあとで来るからいいだろうとかいってると光の入り方が変わっちゃうからね。

 

この瞬間はこの時しかない。

写真は光の化石だといった人がいますが本当にそうだなぁ、と思います。

 

似たような景色は色々な場所で見れるだろうけど、この瞬間にここに立ち会えたのは世界で俺一人だ。

だから臆することなく撮る、光の入り方、色の割合、構図。考えることをやめずにガンガン撮るんじゃー!

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同じ構図でもピント位置かえるだけでこれだけ画が違うんです、俺は左が好きだけど正解なんてないから好きに撮っちゃえばいいんです、プロじゃないんだしね。自己満足で結構、結構!どんどん撮れ撮れー!

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トキンの岩に別れを告げて大河原峠の頂上を目指します。陽も傾いてきたし、ここからはスムーズに行かないと。

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おし、頂上!うむ、トキンの岩から見たほうがよかった!

でも、ここから登山できるみたいだな。ここも登ってみたいだな、どんな景色が見えるんだろう。

 

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そこから高速道路で新潟経由、会津若松を目指す。カーナビで調べたら栃木経由が406kmで新潟経由が410kmだったから通ったことのない後者を選びました。

 

これも思えば間違いのひとつだった。

急ぐときは一番古い道を行けって格言があるけどその通りだと実感しました。

 

私は今、排気量250ccのオフロードってタイプに乗ってるんですね、車体が軽く不整地に強い。でも、高速だとそりゃもうひどいもんです。前1100ccとか乗ってたんですがそのときは100kmどころかその上でも「~♪」って感じで乗れたんです。それが今のバイクになってから90km出すと「あぁああぁああああぁああああぁああ!」ってなります。

 

比較↓

1100cc俺「~♪」

250cc俺「あぁああぁああああぁああああぁああ!」

 

しかもこの日、巨大な台風の影響で風も強かったからね。高速のこいのぼりみたいなやつが地面と平行になってたときは今まで一番強くニーグリップしました。こういう状況で三時間も走ってるとケツが2つじゃなくて4つに割れそうなんですよ、早く終わってほしい。自然に速度も出してガンガン燃料を消費します。集中力が続く限り延々と走る、夜間で景色も見えないのであんまり残りの距離とか考えず無心になります。

 

そうこうしているうちにリザーブタンクに切り替わる。今乗ってるバイクは昔に作られたバイクなんでガソリンの残存量が表示されません。だからタンクが大きいものと小さなものに別れていて大きいほうがなくなったら自分でコックを回して小さいほうに切り替える、これによりもうそろそろガソリン給油しねーと、となるわけです。タイミングが悪いことに新潟のあたりでケータイの電池がなくなりまして(モバイルバッテリーでなぜか充電されない、それも今はなぜか直りましたが・・・)。

大荷物しょってるとはいえそれでも80km近くは走るだろうからしばらく行ったら高速降りてスタンド探そう、運がよければSAで給油できるだろう、ぐらいに考えて進みます。「あぁああぁああああぁああああぁああ!」ってなりながら。このとき早く終わりたくてよりスピードを出したのがいけなかったんでしょうな、まぁ後悔先に立たずってやつです。

どのくらい走ったでしょうか・・・あれ?本当に何もなくない・・・?時間も十一時とかでしたからね、24時間のセルフとかじゃないとやってないわけですが田舎のほうにそういうのはありません。予備タンクで1Lありますが高速の脇で入れ替えたくはない、ってことで高速を降りました。距離に比例して不安が大きくなります。

 

あれ、ちょっとホントにやばいんじゃないか?気づいたときに新潟に切り返すべきだったのか、いやいや、もう夜中で戻る気力なんてなかったし・・・実家に帰った遅れを取り戻すべくイノシシのように前進してきましたが雲行きが大分怪しい。峠道が続きエンジンを吹かさないとなかなか登らない。

 

会津若松までの距離表示が40kmを切って少し行ったところで単気筒のエンジン音が深夜のご近所に迷惑にならない感じになりました。ヤバイ、本当にヤバイ。荷物を積んだコイツは30km走らない、このまま走ったらフツーに停まってしまう。もしブラインドコーナーみたいなカーブがあるトンネルの中で停ったら、深夜の普通道路をガンガン飛ばすトラックにひき殺されそう。

最悪いけるところまで行って、そこから会津若松まで歩いてガソリン汲んで夜の峠を歩いて・・・

いや、ここは適当な空き地を探してそこで野宿、朝スタンドが開いたらそこで給油して・・・でも、ブログの更新も完全に止まっていて下山してない扱いになってたらどうしようか・・・

 

色々考えます、どうしようか。

みなさんだったらどうするでしょう。

 

ここで止まれないのが危ないんでしょうな、心にも体力にも余裕のない宮下さんは進むことにしました。

いや、でも完全に無策ではありません。今までの経験から最善策を探します。

教えてくれ、俺のゴールドエクスペリエンス!

 

作戦名:エコラン走行-怒りのデスロード-

概要:しばらくエンジンを吹かしたら停まるまでクラッチとエンジンを切る。

 

これはエコランから来たアイディア。エコランとはトヨタ主催の省燃費競技で、決められたコースにおいて一定距離走ったときの消費ガソリンの量を競うもの。お世話になっているバイク屋の店長が監督として参加していて、その競技の様子を見せてもらったことがあった。そのときにエンジンを一定数吹かして速度を出してはすぐにエンジンを切るということをしていた。このテクの如何で結果が大きく変わるという。

 

真夜中の田舎道で通り過ぎるトラックを見ながら一生懸命考える。でも、ホントは頭なんて動いちゃいないんだろうな。

 

たしかにエコラン走行は距離が多少伸びるだろう。でも、未知数すぎる。エコラン作戦でどこまで行けるか、残りの1Lのガソリンがどこまで伸びるかなんて本当にわからない。厳密に言えば1L缶に1Lきっかりガソリンが入ってるってこともないしね。

 

すでに十日近くになるこの旅で役に立つことはないだろうか・・・

あぁ・・・

思い出したら山ばっかり登っててロクに走ってないな・・・

 

そうだな・・・山しか・・・登って・・・

 

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あああああああ!!!

屏風コルで荷物をみんなパージしてた!

 

そやそや!荷物を降ろして会津若松に行き、ガソリンをいれて帰ってきたらええやん!

 

こういう、会津若松にホントにガソリンスタンドがあるかもわからない状況でやっちゃうから余裕ないときってのはやばいよね。人間の信じたいものを信じる特性が強く出ちゃう、旅の課題を再確認した。

 

思い立ったら残りの気力で荷物をソッコーパージ。峠途中の工事小屋の脇にバイクの荷物をあらかた置き去りにする。ガソリンも一滴も無駄にはできない、給油口に逆さにさして数分待つ。

たしかにエコラン作戦と荷物パージは走行距離を伸ばすだろう。でも、逆に言えばテントも置いていくから会津若松にガソリンスタンドがなかったらもっと大きな場所まで行かなきゃ行けない。ケータイの電池ないからタクシー呼べない。こういう天秤がイカレるんですね。

 

この戦いが終わったら俺、ブログ更新するんだ・・・

 

 

荷物を並べ終えてバイクに戻る。

バイクのとなりにある看板を見ると国道49号の表記・・・コイツはそう・・・デスロードだ。

 

マッドマックス-怒りのデスロード-という映画を見た人ならわかると思う、あの世界のガソリンの大切さが。

今そんな気分。すご化石燃料が恋しい感じ。

 

エンジンをかける。

大きな峠があるのかどうかもわからない。

 

よし、行くぞ。

しょうもない戦いが今幕を開ける。

 

エンジンをなるべくやさしくかけて加速する。身をかがめて空気抵抗を削る。

ある程度加速したらクラッチを切ってニュートラルに入れる。ニュートラルの状態でもアイドリングでガソリンを食うので一端エンジンを切る。

 

でも、そのままだと無灯火でトラックにひき肉にされるのでキーを回してライトだけは点ける。

そんで少しでも進むように体を前後に揺らす、そーい!そーい!

 

エンジン音もないバイクでライダーが体を前後に揺らしながら真夜中の峠を疾走する。

 

どう考えても妖怪です、本当にご迷惑をおかけしました。

 

平均速度はもちろん遅い、その分移動に時間がかかりどのくらい走ったのかの感覚も麻痺してくる。

ああ・・・なにやってんだろ、いやいや、会津若松行くんだろ、根性見せろ!

 

この脳内独り相撲を何回やったか・・・空に輝く星が、明るい街はまだ遠いと知らせてくる。

チクショウ、星空って綺麗だな・・・

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逆に考えたらガソリンないってことは車体が軽くなってんだからつまりより遠くへいけるってことじゃないの!?(錯乱)

 

時計が午前零時を回るとより絶望の色が濃くなる。これ以降は24時間給油できるところじゃないとホントにダメになってしまった。点在する電話ボックスを目をやる、久しぶりに見た・・・ここは日本でいざとなれば誰かに助けを求めることができる。でも、もし海外だったら・・・俺はどうするべきなんだろう・・・

 

きっと移動ってのはバイクでも山登りでも基本が一緒で大またで歩いたらトラブルがおきやすくなるんだよな。そうするにはちゃんと準備しとかないと・・・冷静になればどんだけアホなんだよって感じなんですが、その時になってみるとやっぱり余裕がないタイミングってのは必ずあります。このときにどれだけパフォーマンスを落とさずに対応できるかってのは旅人に限らず非常に重要な要素なんじゃないでしょうか。

 

こういうトラブルおきてから基本の大切さを知るんだよな。普段やってるつもりでもう何度目だよって感じですが。まぁ、でも開き直るけどトラブルって起きるもんだしね。旅行なんてトラブル起こしにいってるようなもんだから。

 

移動はしてるから標識はもちろん変わる。

 

進む。

西会津町・・・名前は似てるけどスーパー田舎。ご近所づきあいが上手なら毎日満点の星空を楽しめる。

 

進む。

柳津町・・・ぜんぜん知らない、俺が探してるのはあなたじゃない。西会津町との違いがわからない。

 

進む。

会津坂下町・・・惜しい!のは名前だけ。見た限り完全に暗闇の世界。電灯まばら。

 

時計が最高点を過ぎて一時間くらい経ち、荷物を置いたのを後悔しはじめたころ・・・

 

ついに・・・

 

ついに・・・

 

文明だー!!!

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着きました、会津若松に。

理論燃費だと届かなかった会津若松に着いたぞー!!!

 

幸運なことに会津若松は非常に大きい市町村で深夜にもかかわらずガソリンを給油できました。

このあと荷物を取りに夜の峠を走り、漫画喫茶に入ったのが午前二時過ぎくらい。

 

さすがに翌日の登山は無理だということで午前中はブログを更新しつつ、午後は近くを走るだけという計画に切り替えたのです・・・。

 

あー、マヌケな一日だった。そんで事故とかなくてホントよかった。

休んで明日に備えよう。

 

次の日は五色沼を見たり、磐梯のゴールドラインを走ったりしました。

またブログを更新するのでよかったら見てください。

 

それでは、また。

 

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七日目:長野県 黒部ダム→山梨県 河口湖

lみなさん、こんにちは。旅してるクセにマックがやめられない宮下です。
今日は七日目(三日前)の日記を書こうと思います。

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この前日には涸沢からのパノラマコースを下ってきましたからね。
もう達成感いっぱいで余韻に浸りたいですが紅葉は待ってくれません。
ここも当初の予定通り黒部ダムを目指します。

ライダーハウス「ゆず」のオーナーさんは旅に出てしまったので、その娘さんが朝食を作ってくれました。
いやー、感謝感謝(でもピントあってなかった・・・)。
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この時点ではここから北に走り黒部ダムを見てそのまま新潟に行き、北海道に行く予定でした。

 

疲れているからクロレッツを口に放り込む。これを噛んでればさすがに寝ない。

バイク乗らない人はバイク乗りが運転中眠くなって寝ることはないと思うかもしれませんが、もうね、すげー眠くなります。高速道路とかホントにやることないです。日本の道がすごいしっかりしてるおかげなんだけどね。
クロレッツの儀式もしたし、さっそく出発!

峠道を越えて黒部ダム行きのトロリーバスが出ている扇沢駅までバイクで向かいます。
トロリーバスってのは環境に配慮した電気バスね、電車のパンタグラフみたいのがついてます。

参考の写真があるといいんだけど、こう、旅情を掻き立てる写真が撮れませんでした。
ってわけで黒部ダムに到着するまで駄文で勘弁、簡便。

5分ほどでレストハウスに到着。黒部ダムを展望するためには百段だか二百段の階段を登らないといけません。 でも、昨日まで登山してたからね。楽勝ですよ!!

とはいきません、ハァハァ言いながら登ります。

そして黒部ダム眺望。

 

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おおおおおおお、すごい!え!?ちゃんとすごいじゃん!(失礼)

 

紅葉満開!虹も全開!虹はよく見ると二本出てます、運がいいと三本見えるらしい。

展望台の後ろでおっちゃんがいちご大福?を売っている。どうやら初恋の味らしい。

 

でもさっきガムを噛んでいるときに咬筋の誤動作により口内で出血しているからな。

今食うと初恋が血の味になってしまう、帰りに頬張るとしますか。

 

虹に目を奪われがちだけど紅葉がホントにすごい。黒部ダムは今まさに最盛期だね。

いやー、いいときに来た。

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観光客の感嘆の声を掻き消してヘリのホバリングが山々にこだまする。

どうやら物資を運んでいるらしく、忙しなくダムを行き来している。

 

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よし、ちょっとずつ降りよう。

 

さっきまであんなにクッキリ見えていた虹が見えなくなる。

自身の移動による角度の問題もあるし、定点でも数分感覚で出たり消えたりする中で写真映えしそうなところを探す。

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斜面が崩落した先に虹がかかっていた。昔の人が見たら神様が駆け上がったとかに例えるのかな。

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お、あの木の辺がいい感じっぽい。

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虹の根元を間近で見たのはじめてかもしれない、バイクで見つけて追いかけても大体消えるしなぁ。

 

これはいいことある気がするぞ!

レストハウスからさらに下ったところに資料館みたいな場所がある。資料はそれほど多くないが黒部ダムの工事がいかに難題だらけで多くの犠牲や労力を払ったか、その一端がわかる。

こういうのを見ると料金設定とかにある程度納得するよね。お前やれ、って言われたらすげー大変だもん。

それを全部すっとばしていいとこだけ見れるんだから先人には感謝しなきゃなー。

 

まぁ、本当の意味で感謝を表すなら自分も同じように苦労していくんですな・・・がんばれ、未来の俺。

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より一層ダムに近づく。虹がより鮮明に、そして水が落ちる音が大きくなる。

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これは滝になっている先端を撮ったもの。なんか水なのに大量の小麦粉を落としたみたい。

やわらかそうに見えますが食らうとたぶん北斗の拳みたいな死に方します。

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ダムから見た川。色づいた木々に導かれるように川が延びる。

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あんまりダラダラしてるとパノラマコースの二の舞だからな、ちょっと先へ進もう。

ということで、ケーブルカーに乗り込んで大観峰という場所を目指します。ケーブルカは楽チンですな~。

 

はい、白目剥く練習してる間につきました、ものの数分です。

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紅葉の絨毯が敷き詰められてるみたいな絶景なんですが、なんせ展望台として移動できる場所が限られてるから広角レンズ使うとどうしても建物とか写っちゃう。

 

なんで右端に黒部湖が見える構図になっちゃいました、てへぺろ。

俯瞰風景の反対側も岩肌が色づいてすごく綺麗。紅葉を追いかけながら旅をしてるから、多少慣れてるところもあるけど仕事しててたまの休日に来たら友達に自慢しまくるだろうね。ちなみにプレステ3買ったときも自慢しまくりました、かしこ。

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ここから見える景色もバッチリ撮っておかないと。

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なんでこんな写真撮るのかっていうとずばり自分のためです。

こういう絶景が実家から徒歩2分のところにあればいいんですが、実際そうはいきません。

 

今は長期旅行をしてますが、現実問題として特定の職業に就かないかぎりこれほどバンバン色々なところには来れないでしょう。

そんなとき写真が残っていたら、ということなんです。

 

私は学生時代、周りの人間に恵まれてずいぶん楽しくやっていました。でも、あれから10年近く経ち、旧友と昔話をするとたまに「あれ?そうだったっけ?」っていうのが出てきます。

ものより思い出とは言いますが、やっぱりちょっとずつ忘れて行くんだなってのが個人的な感覚です。

 

いや!俺は忘れねえ!って人は別ですが、そういうときに写真があると思い出す強力なきっかけになります。私はいわゆるバカチョンでバンバン撮るわけじゃありません。比較的高価で(それでも初心者域ですが)、レンズや撮影設定を自分で選べるものを使っています。この「自分で選べる」ってのがすごい大事でたとえば思い出に残したいと思う場面に出くわしたとき、選択できる分考えなきゃいけないんです。

なんで残したいと感じたのか、どう残したいと思うのか、それに近づけるためにはどうすべきか。

 

この考えるプロセスの中にその瞬間が凝縮される気がします。

 

そうすることで写真を見返したときに、そこに心だけでも「もう一度戻れる」んじゃないか、ってのが私の仮説です。苦労して山に登ったという表面上の事実は覚えていても足の裏の熱さや耳先の冷たさ、息苦しいんだけど凄まじい開放感といったことはなかなか思い出しにくい。そこでそのとき考えたことを頼りに思い出の中に戻って行く、これが、時間や距離や経済的理由で気軽に行くことができない場所へ戻る「どこでもドア」みたいなものになるんじゃないか、って意味で写真をいっぱい撮りまくってます。

それと今回旅に出たのは私なのでここでブログを書くにいたりますが、それは私がたまたまそういうタイミングなだけです。大人なら色んな理由で忙しいでしょう、本当に色んな理由。今年は紅葉なんて見に行ってる暇なんてないよって人もいるでしょう。だから今回はタイミングが合った私の話をさせてもらうけど、もし皆さんが旅に出たら自分のために撮った写真を見せてもらいたいです。そのときには私は忙しくてそこへ行けないかもしれないけど見せてもらった写真と自分が撮った写真を見比べて、またその場所へ戻れると思うから。

 

書いてて思いましたが最高に爺的な発想ですね。

「最高に爺」って組み合わせを生まれて初めて使いました、口に出してみてください。なんか新しい日本語の風が吹く感じですよ。今年で30歳ですが発見の毎日です。

 

すいません、大分趣旨とズレました。今度から脱線するときは「自分語りイイッスか?」て前置きしますね。

 

 

はい、で、なんだっけ。そうそう大観峰で絶景みてたんだ。で、建物とか邪魔でいい写真が撮れない、と。

この先は室堂ってところにつながっていてそこは立山連峰を登る玄関口になっているらしい。そこへ至るために大胆にも立山連峰をブチ抜くトンネルを作ってバスで10分ほどの距離を行き来しているそうだ、人類ってすげえな。これはつまりトンネル抜けたら同じ高さの場所に出るってことで、それはつまりこちらと同程度の紅葉している可能性があるってこと。

よし、ここまで来たら行くっきゃない!おにーちゃん、大人一枚くれ!

 

駅員「往復で3240円です」

 

たけえええええええええ!バス20分で3240円はたけえええええ!

 

まぁ、トンネル工事は大破砕帯とかいう湧き水が出る岩盤が80m続いたおかげでスーパー難航したっていうし、そこを座ったまま通貨しようってんだからそんくらいするのか・・・。

 

乗り込んだバスが数名を乗せて発進する。すごい、何がすごいって運ちゃんの技術力がやばい。

たぶん本当に大変な工事でギリギリの幅しか彫らなかったんだろうね、バスと壁がホントに近い。

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それなのにすれ違いますか。専門職かっけー!

 

鼻息を荒くしたのは俺一人じゃないはず。

さて、駅に着きました。

 

なんだろう、発達しぐあいに違和感を感じる。JR小田原駅くらいは比肩しうるレベルなんだけど?

旅情を絵葉書にも載せられちゃう。ホテルも近いからコンシェルジュが駅の中を闊歩する。

 

職場がエアコンつきの2500mとか昼休みが待ち遠しいわ!

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まぁ、海抜0mでも昼休みは待ち遠しいんですけどね、ハイ。

 

バカばっかり言ってないで外に出ないと!

カマン!紅葉カマン!

 

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コイツは・・・晩秋だ。まぁ・・・晩秋って四捨五入すれば紅葉だよね?どちらかと言えば大丈夫だよね?

登山の格好はしてるけど食料はないし、黒部ダムを楽しみすぎて時間がちょっとやばい。

近くを散策することしかできないので道を撮りにその辺を歩こう。

 

綺麗に舗装された道。

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これはいい画だなぁ、道フェチの私としては開放感とうねり具合、画に対する道の面積や周りの風景・色との対比、またそのレアリティが重要なんですが、これはなかなかにいい線行ってますね。

 

道標があってナントカ平まで二時間らしい(テキトー)。それくらいなら行けるだろうと安易に考えて出発。最行き半分、帰り半分のペースできっかり戻れるはずだ。

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途中からやや傾斜がきつくなる。まぁどこかの登山道へつながってるんだから当然だろう。

よじ登るほどではないものの足だけで登るにはそれなりに難儀する岩場が出てくる。そんな場所に丸太で道の輪郭を作ってある。

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登山道で見るけどこれって本当すごいと思う。

だって、冷静に考えれば道案内なんてペグと虎ロープで事足りるでしょ。

 

山の景観を崩さないって理由もすばらしい景色を誰かに見てもらいたいから。それだって細い木の杭を打ち込んどけばいいのにわざわざ丸太にしたのは綺麗な景色を見ながら腰を下ろせるようにするため。

自分の体と自分の安全を守るための道具を運ぶだけでぜーはーいうのに、重機や車だけじゃなく荷車すら立ち行かない場所で延々とこの丸太が続いている。登っている石だってそこらに転がってるやつだけじゃないだろう。下から上からそれなりの距離を運んできた人工の階段だ。

 

すごすぎるぜ、登山道とそれを作った人たち。

やさしさの塊だよね、バファリンなんて目じゃないぜ!

 

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この道を伝ってナントカ平を目指す、写真が下手でうまく表現できないけど丸太が光を反射して本当に光の道が雲の中へ続いているように見える。

 

30分くらいは歩いただろうか。待ってた、こういう表示を待ってたんだよ、俺は。

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でも、広場兼展望台は本当の雲へ道が続いていて・・・

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何も見えない(白目)

 

先客に話を聞いたが数時間前からずっとこうだという。徐々に雲が登ってきたから今から戻るそうだ。

雲は見る分には綺麗だが飲まれると視界は不良により遠望を失い、道をロストしやすくなるばかりではなく冷機の塊なので体力をガンガン持ってかれる。仕方ないがここは戻ろう。

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まぁ、戻る道も絶景なんだからよしとするか。

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この日最後にいい道を見つけた。

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JR小田原ライクな駅まで戻ると水が湧いている。この湧き水がトンネル工事を難航させ、そして俺の財布を苦しめたのだ。恨みつつも飲むと渇きが癒えるからありがたい。ちなみにこの概観って飲んじゃいけませんって書いてあったオウセンの滝に似てる。

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あ、これがオウセンの滝ね。草津温泉にあります。

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こんな毒々しくはないか。

 

この後は扇沢駅までおとなしく帰る、中国人観光客がどこでも多く隣国の勢いを感じる。

 

このあとブログを書きにネカフェに行ったんだけど、やっぱり涸沢や黒部ダムの写真を整えたくて一度実家までPCを取りに戻ったせいで更新が遅れたわけです、えっへん。

 

いつも長い日記を読んでもらってありがとうございます。

自分のためとは言いつつ、やっぱり誰かに読んでもらえるのはうれしいです。

伝えたくなる絶景ばっかりだから。

それでは、今日はこの辺で。

 

 

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六日目:長野県 涸沢→パノラマルート→上高地

みなさん、こんにちは。遅れた分を取り返すべく、連続投稿の宮下です。
いやー・・・二日分やるってのは大変だね。遅れちゃいけないんでしょうな。

こう、かったるいとすぐに「未来の自分がんばれ!」ってなっちゃうんですけどね。

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六日目は涸沢からパノラマルートと呼ばれる登攀を含めた山道を進んで上高地に戻ります。

 

山小屋には一部屋に何十人も寝るので自分の目覚ましをかけて迷惑をかけたりはできません。

それでも五時には勝手に目が覚めました。まぁ、消灯が八時半とかだったしね・・。

日の出は五時五十分予定だったかな、しばらく外でお天道様を待ちます。

昨日この山小屋に着いた直後と同じくらいの明るさ、カメラの設定で無理やり明るくして撮ってます。

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それでも山小屋とキャンプサイトの間は往来がある。

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しばらく経つと山の色が朝焼けに染まる。ドイツ語でモルゲンロートというらしい。

 

おお・・・これは・・・

 

山がかっこよく山ばっかり撮ってた。実際、日もあんまり見えなかった気がする。

あ、写真はクリックすると大きな画像で見られます、山の凹凸とかかっこいいです。

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厳しいな・・・この瞬間初めて使ったよ、厳しい(いかめしい)って言葉を。

これはかっこいいわ、間違いない。山を撮る人の気持ちがわかった、純粋にかっこいい。

 

しばらくすると山頂だけでなく山腹も日を浴びる、でももうその陽はさっきみたいに赤くない。本当に五分足らずなのになぁ。これは陽を浴びる涸沢小屋。朝日による強制目覚まし。まぁ、まぶしさよりワクワク感でみんな起こされるんだろうな。

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涸沢を離れる前に涸沢ヒュッテの裏にある池の平を見にこう。風のない日は山々を水面に映すらしい。

でも、見つからない・・・結局20分ほど登って上から探すことにした。

 

あ、あれだ!!

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凍っておまんがな

 

まぁ、大雪渓も近いしね。氷くらい張るよね、そりゃ。

でも、わずかに残る水面はきれいな鏡になっていた、これは夏に来たらきっとすごいだろうな。

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一度涸沢ヒュッテに戻り身支度を整える。忘れ物して「ここまで来てください」というのはなんとしても避けたいからな。山小屋に戻る道にも紅葉が散在するが涸沢全体では最盛期を過ぎて晩秋といったところだろう。

山小屋の倉庫に置かれた大量のスコップ、これからこの小屋を守る武器になる。

スコップ会社の人で「人の命を守る道具を作ってる」って使命感あったらめっちゃかっこいいな。

まぁ、生活を支える何がかしらの仕事はみんなそうなんだろうが。

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よし、朝起きて五分でこの一週間を大成功と呼べる絶景を見たが更なる絶景を求めて出発!

いざ、往かん、パノラマルート。

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注意書きがリアルだ。実際登山マップでこのルートは破線表示になっている、つまり本ルートではない。

 

これは・・・ナナカマドかな?こういう光景も一年でほんのわずかしか見られない、もうすぐ雪が降っちゃうからね。そういう意味ではレアなんだろうな、山の晩秋。

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本当にすぐにそういう「道」にお目にかかった。

 

あー、これ「ダークソウル」っていうちょっと操作ミスると死ぬゲームで見たことあるわ・・・。(歩くのは上の木の板ですぐ隣は崖に近い斜面)

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それでも振り返れば涸沢が見渡せる、さすがパノラマの名を冠するコースだ。

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木の板はまだ広くて歩きやすい。本当に足場が狭いところにはロープが通っている。

この山際をルートとして作ってくれた人はすごいなぁ。あ、落ちるとやばいので集中、集中。

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もちろん普通というか気兼ねなく歩ける道もある。

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道端の落ち葉に霜が降りてた、本当にいろんな意味でギリギリなんだろうな。

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純粋に岩の足場を歩く場所、ロープを使う場所、小さい石で滑りそうな斜面。ここは道フェチにはたまらない場所ですよ、ふへへ。

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しばらく進むとガスが出てきた、とはいっても向かいの山だが。一端の目標にしている屏風の耳もあの辺なんだろうか、眺望が心配だ。ズームしてみると上に人がいた、あそこっぽいなぁ。

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陰る斜面に佇む樹木。光の線がこの木をなぞるように斜面を走っていた。いやー、本当にきれい。

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しばらくすると尾根に出る。ここを伝って写真の左上に見える屏風の耳を目指す。

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屏風コルという下山ルートと屏風の耳との分岐点。ここは這松の林を抜けるのでみんな荷物をパージして(降ろして)アタックする。そのほうが引っかからなくて登りやすいし、何より屏風の耳までバッグが必要なほど時間はかからない。ここで飯を食うおっちゃんがいた、あとでより絶景が見えたので写真は貼らないがここで食う飯も格別だろう。

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でも、荷物は背負っていく。カメラのレンズが入ってるからね。このレンズだ!って山をかけて外れたときの悲しさったらない。なのでそこは体力と気力でカバー!

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見上げるとこういう道ですね、手を使いながら登っていく。

途中しんどいがはじめたのが自分なだけに文句は言えない、お前がはじめたんだろうが!ふんばれー!

 

途中ダンディーな男性に華麗に抜かれた、やっぱり歳とかじゃなくてやってるかどうかだよ、本当に。

大事にしたらそれはきっと何かを返してくれる。ってか、体力って成長する資本だよね。もし子供持ったら絶対スポーツさせよう。

 

そしてついに・・・

 

ついに・・・

屏風の耳だー!!

 

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うおおおおお、なんじゃこりゃああああああ!!

腹の底から笑いがこみあげてくる、絶景って見ると笑顔になるよね。

最近腹の底から笑ってないやつは山へ行ったほうがいいぞ!本当だぞ!

 

さっきの男性が屏風の耳でビールを飲んでいた、かっこよすぎるだろ。

その人といろいろ話す、旅のこと、景色のすばらしさ、山登りの楽しさ。

 

こんなところで食う飯はうまい!それが例え圧縮されたコンビニのおにぎりでもだ!

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ギュウギュウに詰め込まれた荷物の中で薄っぺらくなってました。

 

私は思いましたね、これは社会の縮図だと。

 

リュックはつまり目的を持った社会的集団です、その中に色々なものがある。

硬くてほかのものを押しのけるもの、万が一のために持っているけど結局使わないもの、必要なんだけど重たいもの、そしてやわらかいもの。

 

こいつらが一緒に詰め込まれると形を変えざるをえないものはつまり「やわらかいもの」なわけですよ。

ちょうど今のオニギリのように。

 

このオニギリがもうなんていうかうまく食えないわけです。変形してるからビニールがうまく外れず海苔が引き裂かれたり、米がボロボロ落ちて海苔の上に乗ったご飯に成り果てるんですよ。しかも帰りにカロリーとして消費されるばかりですからね・・・

 

実社会でも一緒。やさしい人がかわいそう(涙)

 

ちなみに我が至宝も例外ではなく・・・まぁ最高にうまかったけどね!

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ハッ!紅葉とまったく関係ないことでしたね。

結局一時間もここで景色を眺めていた・・・すごい観覧席だ。本当に来る価値がある、また必ず来よう。

 

分岐点に戻って仕切りなおす。このグネグネの道とその先を梓川まで下っていく。

ここですれ違う登りの人はすごく辛そうだ、それもそのはずパノラマコースは横尾経由と目的地が同じくせにルートタイムが三時間から四時間長い。つまり同じ地点にいくまでに余計に苦労するってことですな。

 

途中すれ違った人の中にリュックを二つ持っている人がいた。どうやらバテた仲間のリュックを担ぎ上げてきた健脚らしい。ちなみに仲間は置いてきたそうだ、おいおい。

そして伝言を頼まれた。「馬鹿野郎!」って伝えてください。

 

まぁ、気持ちはわかるよ。別に悪口言ってんじゃないもんね。

仲間内で明るく茶化す感じだしね、わかった、頑張れって伝えるよ。

 

まさか前後リュックでさっきのロープや岩を登攀するのか・・・

頑張ってくれ、チャレンジャーズ

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とは言え下りもひょいひょい行かないほうがいい。道が乾いた砂でとにかく滑る。足を置く位置をテキトーにすると足首をひねりそうだ。

でも、振り返ると絶景なんですなぁ。陽があたる斜面は反対側でこちらは陰のほうになる。それでも振り返りたくなるほどきれいだ。

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しばらくするとさっき屏風コルで絶景飯をやっていたおっちゃんに追いつく。写真が趣味で話しながら下る。

おっちゃんは京都出身で人工的な紅葉より自然の紅葉に魅せられてここまで毎年通っているらしい。

コースタイムなんて意識してないがおっちゃんに着いていけば最後のバスには間に合うだろう。

 

だって、それを逃したら下山+数キロを歩かないといけないからな。

ここも山道の紅葉が最盛期。来るときに紅葉で色づいた道と同じ高さだからまぁ当然といえば当然なんだが。ちなみにこっちは黄色い紅葉が多い。往きで赤、帰りで黄色とかもう最高です。

 

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絶景とスリルのある道、それがパノラマコース。大人になってから三つしか山に登ってないけどなんとなく山の魅力がわかった気がする。

山は巨大なアスレチックなんだ。しかも情報量がハンパじゃない。歩くごとに発見があるし、その発見も毎年違う。植生や地形、ほかの山に関するストーリーがあれば楽しくないはずがない。

 

登山、これは非常にすばらしい趣味だ!ちょっとマゾいけど!いや、本当にすごいんだって!!

今は山のいいとこばかり見ている。秋の山は天候が崩れれば即、冬の山に変わる。

過酷な環境に変わった辛さは時に命にかかわるほどだろう。

 

でも、十分な準備があればそれもまた経験に変えることができる。

こんな遊びがあったのか!!

 

仕事じゃないからこれから一生懸命やろう(ぇ

 

ガンガン他の登山者に抜かれる。

私の中のジャパニーズ魂が大衆についていけと・・・長いものに巻かれろと・・・ささやいている・・・

 

いや、今はこの瞬間しかないさ、さぁ、撮れ!撮るんだ!

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そのうちリュックを持ってない二人組みとすれ違う。これまたずいぶん差がついてるな。

大丈夫か聞くとてんでダメそうだ。睡眠時間もロクにとっていない、休憩を取るにも休むための荷物は山頂へ担ぎ上げられているだろう。助けるための策がなんという皮肉。

でもまぁ、こんなバテバテであの崖はヤバイ、変なニュースは見たくない。

 

しょうがないから私のクランキーをあげよう。私は明治製菓の最高傑作「たけのこの里」パワーでまだ頑張れる。

 

だから私が無職で食いあぐねたら職を紹介してください(泣

 

ちなみにおっちゃんは「もっと痩せろ」とか「山を舐めるな」とか結構ずばずば言っている。

まぁ、正しいよな・・・こればっかりは言われてもしゃーない。

 

 

またおっちゃんと歩き始める。やれここにはこんな絶景ポイントがあるんだ、やれあの山へ行ってみろ、そんな話を楽しそうにする。

 

しばらくしておっちゃんが真顔で言う。

「にいちゃん時間大丈夫か?私は上高地でキャンプするからいいけど」

 

・・・ファーーーーーーーーーック!!

大丈夫じゃないよ!ぜんぜん大丈夫じゃないよ!

 

カメラをリュックにしまう。これはもう本気の下山モードだ。

写欲を捨てて帰還を目指す。

 

ゆっくり歩く老夫婦を抜き、休憩する山ガールに目もくれず、ゆっくり歩くおばちゃん集団を煽って道空けてもらう。

 

すまない・・・でも・・・俺は戻らなくちゃいけないんだ・・・

俺は今・・・アスファルトの道を・・・一切歩きたくない気持ちでいっぱいです!

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雨もぱらついてきた。ぱらつく程度なのだが山では葉っぱが雨滴にはじかれて大きな音を立てる。

その音がさらに歩みを急がせる。

 

間に合えええええ、間に合ってくれえええええ!

 

新村橋を過ぎて徳沢につく。まだ多くの人がいるが登りの連中なのか、くだりの連中なのかわからない。

観光バスによるツアー客なのか、タクシーで来た個人なのかもわからない。

 

いまわかっているのは・・・俺がピンチってこと。

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でも、まぁカメラ出して撮っちゃうんだけどね。

あれですよ、未来の俺がんばれ、っていう悪しき特性。

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それでもこの一瞬しかない、と思うとやめられないんだな、コレが。

 

晴れ間が見えるのに雨が降ってる。上高地はふもと側とはいえ山の気候だな。

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絵描きのおっちゃんがいた河童橋を通り過ぎてようやくバスターミナルがみえる。IMGP0438

あばよー、上高地!また必ず来るぞー!

 

なんとか着きました。最終の七分前。

 

あっぶな!めっちゃあぶな!

ちなみに21037歩歩いて456kcalしか消耗されてない。

設定がおかしいのかな?

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ただこれだけはわかる・・・あのくずれたオニギリが俺をここまで連れてきてくれたんだと・・・

 

ありがとう!オニギリ!

ありがとう!上高地!

 

ちなみに帰りのバスで降りる場所を逃して、回送で送ってもらったのはまた別のお話。

それではまた!

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五日目:長野県 上高地→涸沢

みなさん、こんにちは。投稿サボってすいません、宮下です。
もう四日前になりますが、明後日には下山して日記を書きますと宣言しておきながら再投稿に大分日が経ってしまいました。
理由はいろいろありますが、とりあえず髭を伸ばし続けてすれ違う人から奇異の目で見られる刑くらいで勘弁してください。

近しい人には下山したことを伝えたんですが、やっぱ良くないよね。
ブログ書けなくても下山の報告だけでも上げるようにしようと思います。

今回は五日目の日記です。長野県の上高地にある山岳紅葉の名所、涸沢を目指します。

まず朝七時にライダーズハウス「ゆず」を出発、朝早いのにオーナーが弁当を作ってくれました。触ってみるとほのかに温かい。 ちなみにオーナーもライダーでこの日は私より早く起きて伊豆に向かったみたいです。
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さっそく上高地に移動、予報では曇りでしたが、、、晴れた!

 

快晴ではないけど、雲の隙間から差す日の光が神々しい。

この絶妙な光の具合とかが好きなので完全な「晴れ男」じゃなくて「三割晴れ男」くらいになりたいです。

でも、一歩間違えると「曇り男」なりそうなのでやっぱいいです。

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松本市内から一時間、上高地手前の沢渡(さわんど)の第二駐車場:足湯前に着きました。

あとからわかったのですがここはライダーズハウス「ともしび」をやっているところで温泉も300円で入れました。ライダーなら素泊まり一泊1000円ですよ、上高地なのに。スーパー観光地なのに。

今度からアルプスを登る拠点にしよう。

 

そんでマイカー規制なのでここからバスに乗ります、大学の講義では努めて最後列に座してましたがこういうのは別です。パイロット視点に陣取るのが大事です。

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バスで十数分移動すると上高地に着きました、ログハウス調のインフォメーションセンターや土産屋が出迎えてくれます。なんとなく雰囲気が軽井沢に似てる、まぁ近いしね。

 

ルートは往路:上高地→横尾→涸沢、復路:涸沢→パノラマルート(登攀あり)→上高地。

さっそく出発!コースタイムはザックリ見て陽が落ちる前には着けるでしょう。

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白樺が美しい林道を歩きます、道は整備されているのでたとえあなたがハイヒールモモコでも大丈夫でしょう。

 

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しばらく歩くと有名な河童橋、ネットのライブカメラで映像が見れるところですね。

橋より絵を描いてる人の方が気になる、なんで背景が紫色の紙に描いてるんだろう。

たぶんちゃんとした理由があるんだろうね、科学的なことじゃなくて本人の信条とかかもしれないけど。

話しかけて写真を撮らせてもらう、夢中になるのはすばらしい美徳だけど登山ブールで正座は立ったときにやばそうだ・・・良い一日を、グッバイおっちゃん。

 

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木立の道を歩く。脇を見れば小川が流れていたり、木々の間から木漏れ日が差し込んでいたり、美しいと感じるところが無限にあるのでぜんぜん歩が進まない。

それでも観光ツアーくらいのペースで歩いていると川の音が聞こえてきた、これは河童橋が架かる梓川のせせらぎだ。林道はその川につかず離れず沿うように走っているので林と川の景観を存分に楽しめる。

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しばらく歩くと川縁で休憩、山の知識がないので名前はわからないが悠然と聳え立つ。普通に撮ってもおもしろくなかったので魚眼レンズで撮影。周りが引き伸ばされて広く写るレンズですね、メルカトル図法的な奴です。

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ライダーズハウス「ゆず」のオーナーが作ってくれたおにぎりにかぶりつく、うめー!!外気温と同じ温度になっちゃったけどうめー!

カロリーをつっこんでまた歩く。林の中にある池には青い空が映る。空よりこっちのほうが青く見えるのは空のほうが光量の多いためだろうか。観光ツアーの列を大分引き離したころ徳沢のロッジに着いた、まだまだ歩かなくてはならない。

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ここでバスの席が隣だったおっちゃんに会った。この方は仕事を定年退職した後、山を始めたらしい。バスの中ではパノラマルートという私の復路予定のコースを行く予定だと話していた。しかし、このパノラマルートは下りはよいよい、登りは・・・という大変なところで体調と相談してやめたらしい。

そしてどうやら時間が大分押してるらしい。

ルートの半分も着ていないのに午後になろうとしている、登山にはコースタイムというおおよその目安がマップに書かれているのだが、それは二人の人間が8kgの荷物を背負って休みなく歩いた時間らしい(山を登っている人に聞いた)。

写真を撮りながらだとそれより時間がかかってしまう。おっちゃんと励ましあい道を進む。

とは言え、このおっちゃんも定点動画を撮影する趣味がありサイコーに進むのが遅い。

 

抜きつ抜かれつのデッドヒートで涸沢を目指す。

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途中サルを見かけて立ち止まったりもしたが順調である。さきほどまで歩いてきた林道と違ってやや傾斜が加わり、赤色の葉が多くなった印象を受ける。

中間地点の横尾を一時過ぎに通過。時間はさておき本当にきれいなところだ。川の水位が浅いのと大きな石が点在するのとで川を撮影すると縞模様のように写る。三脚を置かなくても普段撮れない画が撮れて楽しい。

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ここからは登りがややきつくなる。カッパを脱いでグローブを着ける、よし、行くぞ!

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登るごとに色が暖色に近づいていく。今はきっと山のグラデーションの中にいるのだ。

相変わらず登るペースは遅い、写真を撮るのも設定だけじゃなくレンズを換えるためにいちいちリュックを下ろす。その時間をガシガシ登って取り返す。

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あぁ・・・やはり来てよかった。秋の道ヲ旅スル。

少し開けたところでとなりの山を見る。

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山頂でもないけどものすごい達成感。自然ってすげーな。

ってか、まず字面がすごい。「おのずとしかるべし」だからね、なるべき姿に勝手になっちゃう、ってことだからね。

あんまり感動してる場合じゃない、先を急がないと。

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横尾を出て本谷橋を渡る。ここまで来ると涸沢に向かう集団にも追いつく。

ここにいるやつらは正直遅刻気味のやつらなんだが、その理由はたぶん全員一緒だろう。

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歩を進める、振り返る。また進む、また振り返る。

まぁ・・・予約した山小屋で怒られてもいいか。熊のような山男に怒鳴られても安いもんだ。

 

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山道を往く。最初に登ったやつはきっと藪を進んだんだ、今とは比べるまでもなく大変だっただろう。

そしてすごく誰かに伝えたかったんだろうな。

 

このへんでおっちゃんが遅れて見えなくなった。おっちゃんは友達と来る予定だったけどその人が用事で来れなくなった。だからその人に見せたい景色の分、歩くのはゆっくりになるんだろう、またね。

目指す涸沢は当然登っている山道より標高が高い、また開けているので山風特有の強風により影響を受けやすい。だから紅葉は終わっているかもしれない。

 

でも、いいや。きっとすごい景色が見れる。

 

ゼーハー言いながら登る。もう気だるくて動けないような、その逆にまだまだ動けるような真逆の感覚を味わいながら進む。

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開けた!陽も傾き始めて西日に写る紅葉が美しい。あとちょいだ、頑張れマイレッグ!

 

そして・・・

 

文明だー!!

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はじめての山小屋。時期も時期だけに下駄箱は登山靴でいっぱい。食事も交代で摂る。

一泊二食付で9500円。予約したときは「あひぃ」とか変な声が出そうになったがここに食料を持ってくる苦労や寒風吹きすさぶテント泊を考えればニトリよりお値段以上だ。

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しばらくするとおっちゃんも無事到着。

山々に囲まれた地形なので日没ではなくてもすぐに暗くなる。

それでも紅葉が遅れたナナカマドの赤い林が一日の労をねぎらってくれる。

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ちなみにナナカマドは七回かまどにくべないと燃えないって例えられるほど難燃性の植物らしい。

RPGっぽいネーミングセンスだよね。

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六時くらいになると真っ暗。寒くとも灯りの下では談笑が続く。

やることもないのでシュラフ(寝袋)に潜り込む、繁忙期なので一枚の布団に大人2.5人が寝ころがる。

ああ・・・はじめてロングツーリングで乗ったフェリーの最安チケットを思い出す。

 

人間起きて半畳、寝て一畳という格言があるが、それの50%オフという状態。

 

眠くなるまでカメラをメンテしよう、そんでソッコーで寝よう。

でも、しばらくすると何人かでカメラを囲んで談笑していた。

 

はじめて登った山、印象に残ったエピソード、これからどこへ行きたいか。

身振り手振りで一生懸命話す、一生懸命聞く。

友達っていうのは大切な何かが重なった人のことを言うんだろうな。

 

ちなみにこれは私が大人になってはじめて登った山の入り口、千畳敷カール。

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ロープウェイでもここまでいける、来年の初夏にぜひ見に行ってほしい。

本当にいろいろあった一日だった、明日は上高地まで戻ります。

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四日目:群馬県 本白根山

こんにちは、まぁ書いてる今は完全にこんばんはなんですけどね。
そういえば全然音楽とか聞いてない宮下です。

朝の時点で走行距離は12413kmでした。

今日は群馬の草津にあるライダーハウス「ウィート」から出発します。
と、言っても至仏山の疲れで起きたのは八時半。ブログも書いてなかったので友人に待ってもらって出発したのが十一時前・・・遅すぎた

私は黄色い熊さんと同じですが、友人はちゃんと働いているので余裕を持って自宅に帰る必要があります。話し合って近くにあるらしい嫗仙(おうせん)の滝を見てから解散という流れに。

さぁ、グーグルマップ、私を導いてくれ!!

悪路を進み・・・グーグルマップさんが導いてくれたのは立ち入り禁止の看板手前でした。どうやらこれは滝の裏手に案内されたようですね、してやられました。確かに車輌で侵入できる道路から滝までの距離なら裏手の方が近いからね・・・

先人の知恵(ブログ)をもっと見ておけば・・・改めてそれらしいところを検索するとここから50分とのこと。友人とはここで別れることになりました、敵は必ず取るぞ!(違)

で、駐車場に着いたら林道へ続く道が・・・一切行きたくないけど写真のためだからな、しょうがない。なんか入り口で無料の杖を貸し出してました、木ですが。

熊出没注意の看板もあるし、いくら私がプーさんとは言え、本職には遭遇したくない。杖(枝)にクマよけの鈴をつけて出発だー!

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こういう道を進みます。どうやら片道20分あるらしい。

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今書いているブログでは写真を未加工で出してます。それは写真を編集するソフトが使えてないことが原因です。普段は写真を加工する前提で撮っているので若干暗めに撮影してます、なのでちょっと暗くてわかりにくところがあるかもしれません、見てくださっている方すいません。あと縦写真を横から縦に直すっていうすごく当たり前のこともその写真編集ソフトでやっています。それが使えない今、縦写真を本来の縦向きに直すというのが発狂しそうなくらい面倒です。申訳ありませんが縦写真は首を横にするか画面をダイナミックに傾けるかして対応してください。

で、やたら軽快な老夫婦やゼーハーのカップルとすれ違ったり、枝かと思ったら蛇で驚いたりしながら・・・

滝までたどり着きました。おお、岩壁が茶色い!

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50万年から60万年前に草津白根山から噴出した火砕流が堆積してできらしいです。コイツは飲んだらヤバい気がする。海外の露店の飲み物くらいじゃ済まないダメージを受けそうな気がする。

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で、来た道を戻る、と。行きはほぼ下りだったので帰りは全部登りでした・・・しんどい。

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入り口に戻ったらストックが何本もあった。あの軽快な老夫婦が持ってたやつでした、ストックすげーな。

 

この時点で昼過ぎてたので焦りつつも志賀高原へ移動。今日は長野県の松本まで行かなきゃいけない。IMGP8176 IMGP8194 IMGP8202 IMGP8206

順調に紅葉の道を進みます、白根山ロープウェーまでは。

これがいけなかった、行ってみたいとなってしまった。

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山々が色づいてるなー、よし、行ったろ!乗り場で聞いたらハイキングコースを歩く時間から考えて営業終了時間までは結構ギリギリ。でもまぁ、行ったろ!(テキトー)

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パイロット視点はこんな感じ、空撮っぽくなりそうでかなり期待。

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おー!かなりいいですな!道フェチの私としてはこういうワインディングが画角に収まるとかなり幸福な気持ちになります。このリフトを乗り継いでさらに上へ。

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ここからコースタイム2時間の道を進みます、一時間半で。

ゴーゴーゴー!

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木道のことは個人的にハイウェーと呼ぶことにしました、進みがやたらいいし、濡れてない限りこの上を走れます。

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ものの5分ほどで開けました、景色いいとやる気出るから助かる。遊歩道の脇にある斜面はゴツイ岩が張り出してます。山登り始めて感じたんだけど、岩って被写体としてかっこよくね?

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立ち止まらないようにだって。自分、岩撮りたいんで、レンズ替えていいッスか?

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あの厳めしい巨石が展望台らしい。

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目標がわかればあとは短期決戦で道を進む、ゴーゴーゴー!

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あっけなく着きました、まぁ展望台だからね。ここまで40分くらい、ダッシュしたのが時間にも足にもキてる感じです。

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まぁ急いでるとは言え、望遠レンズも持ってることだし、休憩がてら撮影しよう。

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望遠レンズで遠望の山々をのぞむ。うむ、ひとつも名前がわかんない(哀)

頂上から見える山々の図みたいなのは写真に収めたのでまた後日確認しよう(やらないパターン)

 

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もう俺に退路はない、リフトのチケット的な意味で。這松が茂る道を進む、振り返れば展望台がもうあんなに小さい。

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ここからまたすぐに林道、途中かわいい花もあって一枚だけ写真を撮った。こういうのも名前がわかればなぁ。進む途中、右手には鏡池が見える。これは噴火口に水が溜まった日本でも珍しいものだそうだが正直、となりにある小高い丘の紅葉のほうが気になる。

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近づいてみるとやっぱりきれいに紅葉していた、ヒャッホーイ!

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このあと進んだ林道は晩秋といった感じで風情があった。たまに斜面の反対側に目を移すと土砂崩れ防止対策の堤防もあったりする、こういう努力をしてくれてるおかげで安心して観光できるんだなぁ、ありがたや。

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もうね、撮った写真を怒涛にあげてみた。これはすべて白根展望台から帰るときに撮った写真。

ってか、ブログ書くの時間かかるね。これは毎日やるの大変だ・・・

 

結局なんだかんだで時間前に収まりました、走ったりもしたけどコースタイムってのはちょっと余裕持って立てられてるんだなぁ、当たり前か。それに焦ってケガとかしたら台無しだよね、余裕ある計画を立てましょう。これは自分に言っています。

ロープウェーまでの最後の道、西日に照らされて輝いてました。

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下りのロープウェーからもまた絶景が見られました、ロープウェー代が1700円だったけど安いもんよ!

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これで気兼ねなく志賀高原ラインに抜けられるね。

 

と思ったら、志賀高原ラインはどうやらガスってるみたいです。雨ではなく霧なんですが、雲が降りてきてのガスなのでたぶんずぶ濡れになるでしょう。明日登山もあるのに風邪ひいたらヤバいな・・・

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よし、別の道で松本に向かおう。

嬬恋にある有料道路を選択、ガスから逃げて走ります。

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そしてこれが正解でした、今紅葉が最盛期。

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ラストは夕日がキレイなマジックアワー。そういえば今日バイクの写真撮ってなかった。

今日もおつかれさん。

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この後、有料道路をケチったせいで街灯の全くない、対向車も全然来ない峠道を20kmくらい走りました。すげー怖かった、色んな意味で。狸とか飛び出してきてビビりました。

 

まぁ事故がなくてよかった。明日はいよいよ涸沢です、旅の中核に据えたイベントなので気合いれて登ってきます。

 

明日は山小屋に泊まるのでブログ更新できませんが、明後日にはまたツラツラと書こうと思います。

 

明日は月曜日で仕事の人も多いだろうけどお互い頑張ろう!

まぁ、俺はプーさんだけどね!

 

 

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三日目:群馬県 至仏山

こんにちは、予定を詰めすぎたせいで働いていたときより忙しい宮下です。
昨日土曜日は多くの場所で快晴だったみたいですね、みなさん楽しめたでしょうか。

私は金曜日の夜、栃木県は宇都宮に住んでいる友人宅に転がり込んでいました。
この日は前日に行った尾瀬ヶ原にある至仏山という山に登ります。休日が重なった友人も巻き込んで日本百名山のひとつの紅葉を見に行きます。

現段階で走行距離の表示は11932km。

まぁ、宇都宮からまず遠いんですけどね、二時間ちょいくらい。
この辺はフツーにツーリングです。友人はスズキのST250、250同士いろは坂のワインディングは楽しいです。

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色づきはじめて少し経ったかなって感じです。あと一週間もすれば赤・黄・緑に変わってトイレ争奪戦が起こるくらい混み混みになるんだろうな。タイミングが合えばまた来よう。

金精峠や中禅寺湖を越えて尾瀬入り口の片品村を目指します。金精峠の標高は2000mを越えていてとにかく朝は寒いです。七時くらいに通過しましたが、ライダーは冬の装備じゃないと風邪を引きそう。

まだ月が沈みきってませんでした。

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なんだか幸先がいい気がしてきた、ってのが人間がうまくできてるなぁと思う瞬間です。

ぐんぐん先へ進んでいきます。至仏山はどこじゃー!

 

あ、竜頭の滝紅葉してんな・・・降りるか。

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バイクを停めて橋の上へ。ここは竜頭の滝の看板から上へ上がった場所にある橋です。この川の先に竜頭の滝があります。

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土曜日だというのに小学生の集団に揉まれながら竜頭の滝へ。遠足かなぁ、引率の先生お疲れ様です。

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つきました、竜頭の滝。英語で言うとドラゴンヘッドフォールなのかな?プロレスの技みたいだな。

写真だと赤がわかりにくいですが今が見ごろだと思います。近場の人は足を延ばしてみては!

 

で、話は飛んで至仏山の入口へ到着しました。

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寄り道したりもして11時ごろつきました。

至仏山以外にも唐沢や月山に行こうと現段階で考えています。

こういうと私が山好きの山男みたいに聞こえるかもしれませんが、その逆で山は正直嫌いです。

でも、写真が好きで風景を好んで撮っていくと結局一番きれいなのって山で撮る写真なんですよね(絶望)

 

プロでもなんでもない最近カメラを始めた素人ですが、いい写真を撮るのは当たり前の2つの条件が必要です。

1.カメラ持ってる

2.そこに居る

 

・・・当たり前ですよね。もちろん技術とか知識とかセンスとかはプロなら必要なんでしょうが、素人なら撮りまくることが大事だと思ってます。で、ちょっとずつわかっていく、と。

1.はお金があればなんとかできるんですが、2.は自分でどうにかするしかない。すごくシンプルだけど「その場にいないと写真が撮れない」という当たり前の理由のためにゼーハー言いながら山を登ることになるわけです。もうね、しょうがないよね、自分のわがままだから。

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鳩待峠というところが尾瀬の入口なんですが尾瀬ヶ原を迂回して至仏山に上るルートと鳩待峠から直接至仏山の山頂を目指すルートがあって時間も短くて済む後者のルートを選びました。

 

入山届を出していざ登山!うわー、クソ、登りたくねー。

 

とはいっても友人も一緒なんでそれなりに楽しかったりします。至仏山はちょうど紅葉の季節(狙っていきましたが)で、歩くごとに景色と色が変わって気分はすごくいいです。ただ写真を撮りに来てるってのもあって登山初心者なのに一眼レフとレンズの替えと三脚と・・・筋肉痛と逢瀬を重ねることが決まりましたな。

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きっと植物や樹木の名前、植生を知っていたら本当の意味で紅葉を楽しめるんだろうな。まだまだ先も長い予定だし、ちょっとずつ覚えて物知り爺さんになりたいなー。

しばらくしたら開けました!

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登山道も木道になったおかげでスーパー歩きやすい!いやー、さっきまで愚痴ってたけど紅葉した山最高ですな!

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登ってる途中で尾瀬っぽい高地湿原がありました、バスケットコートの倍くらいの広さ。

昨日歩いた尾瀬ヶ原みたいな開放感はないけど、それでも山の上でこういう場所があるのは感慨深いなぁ。

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ちなみに木道の脇は結構水深があるのでミスはいろんな意味で許されない。

 

至仏山の山頂の前に小至仏山ってのがあるんで、飯を餌にひたすら進みます。

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快晴でほんとよかったな、これで雨とかだったら全く逆の感想になっていただろう。

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そして現れる岩場。まぁ・・・情報として知ってはいたけど機材持ってここか(絶望)

でも、またすぐに木道に戻りました。ビギナーズ安心の難易度。

 

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尾根を進み・・・

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着きました、小至仏山。空に手が届きそうってのはこういうことを言うのかなー、ここで午後一時。写真撮影で何回も立ち止まりましたが初心者特有の後先考えない強歩でコースタイムを維持できました。ここで食うおにぎりはうまかったなー。友人には味音痴と言われたりしますが、食べ物の味ってそれ自体もだけど食べるコンディションによって幸福度全然違いますよね。

よし、腹も膨れたし、至仏山を目指すぞ!

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こんな岩場だらけの尾根を一時間半ほど歩いて歩いて歩いて・・・途中絶景や山ガールに目を奪われながら・・・(山ガールの写真はありません、あしからず)

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何回も「ここがついに頂上か!?」ってアップダウンに騙されながらようやく・・・

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本当にようやく・・・

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着いたぞ、コラー!おっしゃー、見たかー!

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持ってきたたけのこの里が低空気圧のせいでパンパンだ、コラー!

いや、ほんとに絶景でした。ってか、空の青さがすごい。

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遠くに昨日歩いた尾瀬が見える・・・せっかくだからクソ重かったバズーカみたいな望遠で写真を撮る。

あ!あいつはー!!!(画面中央の小さな白い木)

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昨日撮影した湿原の白樺・・・・

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(これは昨日の写真です)

 

たしかにそこにあったんだよなぁ、なんか一致して当たり前なんだろうけどあそこに昨日行ったとかそういうリンクみたいなのがわかると感動するよね。

 

ここでしばらく休憩して下山しました、さらば至仏山。

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帰りは帰りで絶景の連続。登りには登りの絶景があって、もちろん振り返ったりもするんだけど、でもやっぱり見える景色が違う。あと個人的に往路と復路がある場所ではカメラのレンズを行きと帰りで分けてるので撮れる画が違うのが楽しい(たぶんその都度変えるのが一番なんだろうけど正直、一回一回バックパックを下すのはシンドイ・・・)

 

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最後の休憩地点。陽が傾いてくると山の立体感が増す(気がする)。たぶん真上から当たるより横からあたるほうが堀の深さで作られる影の面積が大きくなんだろうか。

この時間の山は本当にキレイ(注:膝は笑ってます)

 

 

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来た道を下山します。バイク乗りは来たときと同じ道を通るのを避けたがる傾向が強いように思いますが、こと登山に関しては帰りの時間の目安にもなるので精神的に楽な気がしました。

そしてついに・・・

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文明だー!!!

うぅ・・・すげー楽しかったけどすげー辛かった。現段階の計画だと明後日には長野県の涸沢に登らなくてはなりません(白目)

 

とりあえず今は労をねぎらうのだ!

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鳩待峠について花豆ソフト(400円)。これをなめて集中力回復!バイク乗りのオッサンがSAでソフトクリームを見かけるのも同じ理由です。いやー、楽しかった。

 

この後、夜の峠を二時間半走り、岐阜の草津まで来ました・・・

ライダーハウス「ウィート」に宿泊、8℃しkない峠を走ってきてからの釜揚げは最高でした。

朝から晩まで遊びとおした一日、とは言え明日もあるからちゃんと寝ないと!

 

明日は志賀高原道路を走って長野県を目指します。

みなさんもよい一日を!

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二日目:尾瀬散策

こんにちは、今日は花金でしたね。
昨日さんざん警戒していた爆弾低気圧は朝すっかり消えていました。

走行距離は11669km、今日は埼玉県上尾市を出発して群馬県にある尾瀬を見に行きます

それなりの高地にあるので地味に寒い
コスモスもそろそろなんですね。
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片品村の第一駐車場はバイク無料でした。
バイクはなかなか駐車スペースなかったりもしますが駐車代金安いとかは嬉しいよね。
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駐車場に駐車してからは乗り合いバスで尾瀬入り口まで向かいます。
片道930円

ここから尾瀬目指して歩きます
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いざ出発!

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歩く

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・・歩く

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・・・・歩く

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さらに歩く。

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紅葉しはじめてるくらいかな?あと一週間くらいしたら見ごろかもとベテランっぽいオジサンが言ってました。

木道のしなる音を聞きながら歩を進めるのが気持ちいい。歩くのは林の中だけど木道が斜面に作られていたりして木々の横から刺す日差しがとても心地いいです。

 

今はバイク旅をしてますがずっとバイクで移動してるだけだとエコノミー症候群になりそうだからな、、ちょっとは歩かないと。一時間くらいしたら山の鼻ビジターセンターという休憩所みたいなところに出ます。

ここから至仏山という日本百名山のひとつに登るルートとよくテレビなどで見る湿地帯の尾瀬ヶ原へ行くルートに分かれています。雨こそ降っていないものの至仏山のほうは山頂が厚い雲に覆われているため後日再チャレンジということで・・・当初の予定通り尾瀬ヶ原を散策。

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湿地帯なので背の低い草紅葉が一面に広がる空間で、今まで林の中を進んできただけあって開放感がすごい!思ってたより自然の中に自分がポツリといる感覚が強い場所でした。歩いてるとドラゴンボールの龍の道を彷彿とさせるような延々と続く木道。

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たまに樹木なんかも生えてるんですがたいていは湿地帯特有の背が低く高さが同じ植物が群生しているので草原の上に立っているよう感覚になります。あの樹木の下だけは土がほかの場所より盛られているのかな。

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結構木道と水面が近い、というか水深が深い、、、景色を見ながら歩くと微妙に曲がっている木道から落ちそうだけど、落ちる人は少ないのかな。平日なのもあってシニアの方と多くすれ違うんだけど、みんなちゃんと登山みたいな装備してるんだよね。それでいて足取り軽やかだけど安定してるっていうか。すげー健脚だなって思いますね、グルコサミンとかどうでもいいんだろうなって感じです。

ちなみに私は二回ふらついて落ちそうになりました。

 

あと平日の尾瀬では課外授業中の小学生ともよくすれ違います。引率の先生が「さっき勉強したけど尾瀬には池が何個あるでしょう?」って聞くと、間髪入れずに「2個!」とか答えをいうやつがいます。先生いわく「1800個(その時はそう聞こえた)」だそうなんですが、これはもうワザと間違ってすぐに答えを出させるテクなんじゃないかと思います、誰も答えず間が空く前に被害を最小限に抑える。これは子供の鑑ですね。まぁ、一生使うことがない言葉でしょうね、子供の鑑。

そんなくだらないことを考えながら尾瀬ヶ原を満喫しました。

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本にある草の色を表わす表現で「黄金色の」ってのがありますが、あれは比喩ではなく本当にその色に見えることがあるんだな、と感じた場所でした。雲の裂け目から日の光が差すと木道が白い道になって黄金色の草原に浮いているように見えます。

尾瀬にきてよかったなー。

ちなみに尾瀬ヶ原でたけのこが生えてました!

これは大発見です!↓

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明日は尾瀬の林道より紅葉が進んでいそうな至仏山の紅葉を見に行きます。

至仏山ってすごい字面だな・・・大丈夫なんだろうか。

 

明日はどうか晴れてください!

 

 

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