みなさん、こんにちは。こちらのコンビニでコアラのマーチは置いてあるのにたけのこの里が置いてなくて傷心中の宮下です。Bamboo Children!とかで売ってくれてもいいだろ!って思いますがないもんはしょうがない・・・
今日書く内容は、本来旅の前に掲載すべきでしたが・・・海外旅行するにあたっての注意事項みたいなのを書きます。
外務省のHPに載っている在外公館がトラブル発生時に対応してくれること、してくれないことを書きだしました。(できないことに対して旅行者・家族が準備しておくこと)については自分で勝手にアレンジしました。まぁ、メモですね。
日本国内から海外に送金することに関してのHP
【概要】海外送金の基礎知識から各銀行での送金手続きなどをわかりやすく解説している。カナダ留学留学に関する情報サイトなどで内容も信頼できる。
http://studyincanada.ciao.jp/shinan/money1.html
トラブルが起きたとき在外公館が対応できること、できないこと
【事件・事故 緊急入院】
(できること)
・医療機関の情報を提供
・警察や保険会社への連絡
・家族との連絡を支援
・弁護士や通訳の情報を提供
・緊急移送に関する助言や支援
・死亡時の遺族への支援
(できないこと)
・病院との値段の交渉
・費用の負担、支払い保証、立て替え
・相手との賠償交渉や起訴
(できないことに対して旅行者・家族が準備しておくべきこと)
・十分な補償を行う海外保険に加入し、有事の対策を事前に確認しておく。わかりやすかったまとめサイト↓
http://xn--m9jq9cy73rdkhwyt7jmek6c.com/tag/%E6%B5%B7%E5%A4%96%E6%97%85%E8%A1%8C%E4%BF%9D%E9%99%BA
【災害・騒乱などの緊急事態】
(できること)
・日本人の安否確認
・退避支援
・インターネットやe-mail、あるいは緊急連絡網等を通じて治安や安全対策に関する情報を提供
・家族や知事からの送金に関しての助言
(できないこと)
・行方不明者の捜索活動
(できないことに対して旅行者・家族が準備しておくべきこと)
・海外渡航情報、CIAのHP等で安全情報を確認し、危なかったら行かない。また一般社団法人「日本海外ツアーオペレーター協会」のHPもおすすめ。
・海外はWifi環境が整っているので、こまめに現在地や状況を伝えておく(警察が捜査しやすくなる)
・在外公館がいちはやく安否確認ができるよう、事前に旅程などを確認しておく(警察が捜査しやすくなる)
・万一のための公的文書の作成
【東南・紛失】
(できること)
・現地警察への届け出に関する助言
・パスポートまたは「帰国のための渡航書」の発給
・家族や知人からの送金に関する助言
・弁護士や通訳に関する情報の提供
(できないこと)
・被害届提出の代行
・クレジットカード、トラベラーズチェックの停止、再発行
・犯罪の捜査、犯人の逮捕
・金銭の供与、貸付
・遺失物の捜査
(できないことに対して旅行者・家族が準備しておくこと)
・金銭、金銭を得る方法の分散
・貴重品や精密機器などの露出を少なくする、もしくはちょっとカッコ悪いですが価値がないように見せる努力をする。下は私が使っている一眼レフです、箱から出して五分でこれにしました。あえて不器用に汚く貼ること、メーカー名が見えないこと、ボタンはもちろんコネクタ類に干渉しないようにつけました。どれくらい効果があるかなんてわからないんですけどね。
【逮捕・拘禁】
(できること)
・希望により在外公館職員が本人との面会または連絡を行う
・弁護士や通訳の情報を提供
・差別的・非人道的な扱いを受けている場合は関係当局に改善を求めること
(できないこと)
・釈放や減刑などの要求
・弁護士、保釈、訴訟などの費用の負担
・取り調べや裁判における通訳・翻訳
(できないことに対して旅行者・家族が準備しておくべきこと)
・その国でやってはいけないことを事前に調べておく
例えば・・・タイの場合、国王への侮辱に該当する行為は不敬罪にあたり、軍事政権による裁判で一発有罪、懲役15年らしいことを現地在住の日本人に聞きました。酔いの勢いだとかは通じないでしょうから当たり前すぎるし、普通はやらないとは思いますがとにかく気を付けましょう。まぁ、これは日本人の感覚ならもちろんやらないですが。
ラオスの場合、裁判沙汰までとはいかなくても、日中に警察車両が対向車線を走行している場合、ライトをオンにしておくことは交通法違反です。しかしながら近年、タイから輸出されるバイクが多く、タイのものはライトが常時点灯型で日本と一緒。そんな状況でみんながつけているからといって自分も同じようにしていたら捕まるなんてことがないとも言えません。
アメリカの場合、ラスベガスではホームレスに食べ物をあげるのは犯罪です。やさしさのつもりがこんなはずじゃなかったなんて嫌すぎますよね。
私が見聞きした中で一番、絶望を感じたのが犯罪に協力させられるパターン。すごくやさしくしてくれた人が、出発の時に○○国に行くなら△△街にいる友人にこれを届けてくれ、と置物を渡されました。お世話になったその人はなんとか恩を返したくてその申し出を快諾。しかし、国境付近の検査で中身が麻薬と判明、その国の裁判で判決は無期懲役。
旅人っていう立場が特殊すぎるんですが、めちゃくちゃ優しくしてくれる人ってのはたしかにいます。ましてや言葉も通じない、困った状況で親切に助けてもらえたら、感動にも値します。そうするとなんとか返したくなるのが人情ってもんです。そこで頼まれたのが小さな物品の輸送、お世話になった人のためだから・・・本当の悪人ってのは笑顔で近づいてくるらしいですからね。「昔私も海外旅行へいったときにやさしくしてもらったからそのお礼だよ」なんて旅行者が共感しそうなフレーズを言われたら信じたくなるのが人間です。
かなり高い確率で本当にいい人なんですけどね、わずかな確率で致死的なダメージを喰らう、と。だから優しくされたら一歩下がって物事を見る努力をしましょう。
あ、自分に言っています。
バイク乗りはバイク事故の話を頻繁にします。
話題としてネタになりやすいというのもありますが、それを聞いて自戒にできるからです。話を具体的にすればするほど、似たような道路状況に遭遇したとき、気を付けることができます。まぁ、バイクだけじゃなくて労働環境での事故事例もそうですが、どんなトラブルが実際に起こったのか調べることはかなりの魔除けになるんじゃないでしょうか。
海外で日本人旅行者が遭遇したトラブル事例のまとめサイト
外務省で掲載している「海外法人事件簿」
http://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jiken_index.html
トラベルインフォ
http://www.tabiplus.com/info/trouble/index.html
偉そうにいってますが、私自身も陥る可能性が十分にあるのでとにかく気を付けます。似た状況に陥ったとき、頭の中で警鐘が鳴るように先人の経験・知恵を探しましょう。今思っている中で私が一番気をつけなきゃいけないのは軍事施設の周辺で写真撮影をしないことです。もっとも、そんな情報は地図に載っていないので各地のTourist Informationで事情を話して、近づいてはいけない場所を調べながら回るつもりです(幹線道路沿いにはないとは思いますが・・・)。
困るとやさしさに対する欲求が大きくなって、「なんでやってくれないんだ!?」とか感情的になりますが、そこで一歩引いて冷静に行動したいです。自分がやるべきことと他人がやってくれることを混同しないように気を付けながら旅を楽しみたいと思います。
まぁこれを書いたのは自戒です。今はあったかい日差しの中、最高に景色がいい場所でこの記事を書いてあるので、余裕シャクシャクなことを書いてますが、重要なのはピンチの時に平時の力をどこまで出せるかなんだろうなぁ。
それでは!
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