恵方巻のことなんてすでに記憶にないみなさん、こんにちは。こっちは中国の旧正月と重なり、連日の深夜に及ぶうるささから豆をぶつけてやりたい気分の宮下です。

 

今私はマレーシアに来てるんですが、こっちのWi-Fiはタイより弱いところが多いみたいでなかなかつながらず、そうでなくても更新頻度が低いのにさらにひどいことになってました。今日は割かしまっとうなところに来れたので更新します。

 

日記の続き↓

チェンマイの陸運局でマレーシアへ越境する手続きができないので次はバンコクの陸運局で手続きできるか試してみようと思います。1号線というタイのバンコクからミャンマーを貫いて中国に抜ける長い道路を南下してバンコクを目指す。途中、綺麗に花壇が整備されていたので道の傍らで休むことに。向こうから来たおばちゃんがスクーターに乗りながらスマホをいじっていた。タイの人も比較的若い人間は暇さえあればケータイいじってますね。

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大きな道は距離が伸びやすい。色々な街を通るたびにお寺を見かける。高橋さんの話によればどこの地域にも一つは寺があるという。最初のころはみんな一緒に見えていたが、このころになると微妙に作りの違いに気づくようになった。おそらく作られた時期の違いによるんだろうが、装飾の意味や物語に気づけるようになればローカルなお寺でも相当楽しく観光できるんだろうな。
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入り口の門にいる像。ワットロンクンでもいたけど阿吽みたいなイメージなんだろうか。日本だとお寺では仁王像、神社だと狛犬と別れてるけど、こっちはお寺に両方いたりいなかったりする。
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神社には狛犬、お寺には仁王像。その違いは神道と仏教だ。古来より日本に根付くこの信仰には対立と共存の時期があるそうだ。

さかのぼって奈良時代まで行くとこの二つは対立関係にあった。外国伝来の仏教を信仰する蘇我氏と日本古来の神道を信仰する物部氏。この両者は政治的に対立しており、この戦いは聖徳太子が蘇我氏に組することで決着を見る。これによって爆発的に仏教が日本に布教されたらしい。ただ、これは一時的な争いでその後仏教と神道は共存の道を模索する。これが本地垂迹(ほんじすいじゃく)というもので、日本の神々は仏が姿を変えて現れたという解釈だ。鎌倉には反本地垂迹という神様が仏に姿を変え、神の方が上位という教えもあったそうだが、どちらもお互いを駆逐できず、両方の考え方が共存することになる。この神仏を異としない考え方を神仏混淆(しんぶつこんこう)というらしい。

それで終わればよかったんだけど、明治になって明治政府は日本をまとめる思想として神道を利用することにした。このとき発令されたのが神仏分離令で書いて字のごとく神と仏を分けましょうってことですね。これにともなって出された廃仏毀釈(仏教弾圧)により神職たちによって多くの寺や仏像が打ち壊されたり燃やされたりしたそうだ。物だけではなく人(僧侶)も強制的に還俗(仏道を捨て、俗世で生きること)させられたらしい。それでも結局、すべてをなくすことができなかったため、今現在の日本には仏教と神道が分かれた状態で存在するそうな。ちなみに狛犬は必ず一対で阿形と吽形に分かれる。阿吽は仏教用語で、口を開く阿(あ)と口を閉じる吽(うん)がはじまりと終わり、つまり宇宙を表してるそうだ。

 

・・・ハッ!脱線しました。まぁ、一言に仏教って言っても、伝来した国によってその歴史の流れの中で変化していったんだってことを言いたかったんです。タイでも日本でも同じ仏教とはいえ、全然違う風に見える、と。そう考えると、一つ一つのお寺を見るのも結構楽しいもんだなぁ。

 

またバイクにまたがって南下する。チェンマイから南へ続くルートの脇では畑を多く見かけた。ここに住んでいる人からすればなんてことはないのもかもしれないが、私からすればバイクを停めるくらいの絶景である。

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その道を歩く人。道って単体で画になることもあるけど、人がそこにいるとグッと道っぽくなるよね。

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道を進むとまた現れるお寺。金色って強い主張を持つ色だけでそれでもなぜか調和するんだから不思議だよなー。丹精込めて作ったんだろうな・・・あっ!

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テキトーだ!テキトーに作ってあるぞ!食いかけのチョコレートを銀紙で包みなおすんじゃないんだからビシッと貼りなさいよ!ビシッと!

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上の方はめっちゃ綺麗に作ってあるんだけどね・・・

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そのお寺にあった人形たち。何を表してるかわからないけどお寺を守る兵隊とかなのかな。一体一体表情が違っておもしろい。夜に見るとたぶん感想が逆転するパターン。

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金ぴかの装飾を付けた神様?いや、お寺なんだから仏さまかな。表情がめっちゃ柔らかい。

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そして奥にあった白亜の屋根を持つお寺。本殿のようで中に立派な仏像があった。青空に映える金、緑に映える白。タイでは美術館や博物館を見かけないけどそこにあるべきものは街のそこかしこで見かけることができるな。

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日もだんだん傾き始めたころ、ちょっと森にはいったところで紅葉を見つけた。放牧された牛たちがゆっくりと移動しながら草を食べている。タイに来てから一番きれいに紅葉してるゾーンだけど、紅葉するってことは気温がある程度まで下がるってことだからね。日も大分傾いてきてるし、ここからは早いところ移動しよう。

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帰りがけに振り向くと雲で隠れていた太陽が顔を出して、全体を明るく照らしていた。ここからは西日が目に直接入ってきて眩しい時間なんだよなー。

 

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陽が沈む手前。眩しい西日を雲が覆っていた。その姿が太陽を閉じ込めようとするようで、でもあまりの強さに閉じ込めきれないような、そんな印象を受けて撮影した。いると肌をジリジリと焼いて、とにかく暑いことこのうえないけど、いないとなんか物足りないし、何より残念な気持ちになる。まぁ、明日もお願いしますよ、お天道さま。

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明日は世界遺産のアユタヤくらいまでは行きたいところです。

それでは!

 

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2 Comments AsiaSoutheast Asia

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2 Responses to “チェンマイから南下 道すがらの寺院と風景”

  1. マレーシア行けたんだね!
    読んでるこっちもワクワクです!

  2. >まっつん
    コメントさんくす!マレーシア来れましたなぁ、コイツはデカイ収穫でした!
    読んでる人にワクワクしてもらえるのが一番うれしいです、これからもよろしく!

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