春一番を雨と一緒に味わったみなさん、こんにちは。体温と同じ気温の中、伸び続ける髪が邪魔でしょうがない宮下です。

マレーシアのキナバル山というところに一泊二日で登ってきました。
また山かよ!って思うかもしれません。まぁ、また山でした。
そんなこんなで更新してませんでしたが、Wi-Fiがまっとうな宿を見つけたので更新です。

 

前回は・・・世界遺産のアユタヤを目指すってところでしたね。

アユタヤは都市の名前であり、歴史に登場する王朝でもあります。1351年~1767年ってことなんで、江戸幕府より断然長い。ビルマ軍によって遺跡の多くが破壊されてしまった場所もあり、アユタヤ王朝の遺跡としての価値と歴史的な負の側面を併せ持つ場所でもあるそうです。
ここには以前、研究室の後輩と遊びに来てたんですが、その時見切れなかったものもあるんでそこを周っていこうと思います。

 

最初に来たのはワット・ロカヤ・スターという涅槃仏で高さ5m、幅28m。涅槃仏というのは釈迦が入滅(高僧が死ぬこと、生死を越えた境地に至ること)する様子を表した仏像のことだそうです。

前情報で見ていましたが、やっぱり吹き曝しでした。この角度だとわかりませんが、顔はすっごい穏やか。

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外国人はここに来て写真撮ってるばっかりなんですが、タイの人はちゃんと参拝していきます。お供えする花は一束20バーツ(約60円)、売り子のおばちゃんは日本語で話しかけて来たのでなんとなく中国人か日本人かわかるんでしょうね。ここだけでなくいろんなところで「ジャパニーズ?」って聞かれます、なんでわかんの?って聞くと「エッセンス出てるよ」ってことらしい。まぁ、我々が見ても日本人かほかのアジア人かわかりますからね、そういうものなんでしょう。

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立ち入り禁止ゾーンギリギリで寝るワン公。むしろ人間が来ないので寝やすいのかもしれません。市街にいる犬が飼い犬ではないのに野生化しない理由は街の人が定期的に餌をあげてるからみたいです。個人じゃなく街で飼うみたいなイメージなんだろうか。それって動物愛護の究極の形なんじゃね?と思いました。システムの整備とかの話なんじゃなく人々の意識として進んでいる感じがします。

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この涅槃仏の裏にあった遺跡はことごとく崩壊していて「ここには本堂がありました」みたいなパネルしか残ってませんでした。誰かが置いていった造花がとにかく観光客の被写体として人気だったので便乗して撮影異。

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レンガに刻まれた文字。出荷元か出荷先の住所を示すものかはわからないが、すべてのレンガにはいっているわけではなかったので建築的な意味を持っているのかもしれない。

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30分くらい見たら正直飽きました・・・次の場所へ移動。この日はすでに140kmほど走っていて、この場所に着いた頃には昼を回っていました。せっかく世界遺産に来たんだから、ということでアユタヤで一泊することに。以前泊まったことのあるホテルにチェックインして夕方前に再び観光。

 

次に来たのはワット・チャイワッタナラーム。アユタヤの遺跡検索で一番人気だったのでとりあえず来てみたというミーハーぶり。たしかに遺跡は荘厳で迫力がありました。

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破壊された仏像の下半身。ビルマ軍はタイ王国が進行した仏教も許さず、仏像の首を落として回ったという話だ。いかに相手にダメージを与えるかということを考えると「相手の大事なものを壊そう」っていう結論に至るんでしょうが、そこまで行くと誰も止められないくらいの末期ですよね。IMGP4606

遺跡の中で規則的に配置された塔の内部には仏像がある。この像は保存状態も比較的よく金箔も残っていた。戦時中なら戦利品として金箔をことごとくはがされそうだがそんなこともなく・・・仕事が雑なのか恨み一辺倒だから金目のものはどうでもよかったのか・・・

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塔は近くで見ると崩れたレンガによる穴が空きまくっていてそこにハトが住んでいました。風雨もしのげて高さもあり、外敵から襲われにくい。夢のマイホームって感じなのかな。

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頭を落とされた像で休むハト。人の体に鳥の頭っていうエジプトを彷彿とさせる組み合わせでした。この像も高さ5mくらいのところにあったので、ある意味かなりの情熱で破壊活動を行ったみたいです。戦争って怖いなぁ・・・

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色々見て回ったけど結局、ここからのアングルが一番かっこよく収まる気がする。雲の量がもう少し少なかったらいい色合いになったかもしれない。

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夕焼けをこの場所から映そうと粘りましたが雲が厚すぎて夕日が届かず・・・以前来たとき、夜に街のあちこちで放し飼いになっている犬がかなり活発化していたのでこの日はおとなしく宿に帰って寝ました。

 

次の日、昨日時間がなくて撮影しきれなかったワット・チャイワッタナラームを再度訪問。50バーツ(約150円)なのであんまり深く考えずに来ちゃいました。昨日はちゃんと?したレンズを使ったので、今日は怪しく映る魚眼レンズを使ってみようと思います。

魚眼レンズってのは前にも書いたけど端が曲がって映るレンズのことです。魚が水中から水面を見ると水の屈折率でこう見えているらしいことからその名前が付いたそうな。まぁ、画で見ると下の画像みたいになります。

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怪しい場所がさらに怪しく・・・このレンズはめちゃくちゃ広い範囲が写るって特徴もあるので室内で撮影したりするときに結構使ったりします。大人の目で見える範囲は横幅が150度、上下幅が120度と結構広い。これをレンズで再現しようとするとかなりの画角(写る幅)が必要になるんだが、広い範囲が見えるレンズって近くのものが大きく強調され、遠くのものが小さく映るって特徴がある。だから見たまんまの画を撮ろうってのは結構難しくて撮ってみたらガッカリということも多い。でも、このレンズは最初から明らかに歪んで映るのでむしろ清々しく撮ることができる。精緻な画ではないけどその場の雰囲気を怪し目に伝えるのにはちょうどいい気がする。

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破壊された仏像と観光客。カメラは完全に仏像を向いてるんだけど範囲が広いために別の場所まですっぽり入る。多分この人は自分が写ってることに気づいてないと思う。

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昨日撮った位置でもう一度撮影。やっぱこういう遺跡は雲が浮かぶ青い空のほうが映える気がする。天井もなくてどうしても画面の上側がぽっかり空いた構図になるので雲があるとその場所をうまく埋めてくれる。サンキュー!

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撮るもの撮ったし、また南下しますか!

 

この日のメイン目標はバンコクの日本大使館に行くこと、そして陸運局でマレーシア越境について確認することだった。大使館に行く目的は「特に困ってはないんだけどこういうことやろうと考えてるので危ない場所とかの情報あったら教えてください」ってところです。山登りでもすれ違いざまに挨拶するのは気持ちがいいのももちろんだけど、顔をなんとなく覚えてもらうことでもしものときに自分の情報がッ出やすくするというのがある。ここでもそれを活用。

 

バンコク市内の端っこに到着。高速が作られている途中の場所でいったん休憩することにした。ここに来てはっきりとわかるくらい交通量が違う。バンコクの交通渋滞は世界的に有名なので一度集中力を回復させないときっとヤバい。

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そして市内に入っていく。徐々に車の流れが滞り、その隙間を抜けるバイクの車列が長くなる。

 

もうね、ほんっとにヤバい。脇に停めて写真とか一切撮れない。みんな混みすぎててバイクは歩道を走ったり、そのバイクを避けるために歩行者が車道を歩いて車がクラクションをひっきりなしに鳴らしたり・・・もうねカオス状態。大使館に着くまで車に比べたら早く着いたが、それでも予想よりはるかにかかった。ちなみに到着までに接触事故みたいなのを一回見ました、くわばらくわばら。

 

大使館の管内は日本の扱い。ガードはすさまじく厳重で駐車場に入る車は車体の下を鏡で確認して怪しいものがないかチェックされてました。あんまり詳しくは書けませんが、いろんなチェックを受けて中に入ると20人くらいの人が席に座って順番を待ってましたね、久しぶりに日本語の表記をたくさん見て感動した。

 

私は用事が用事なので待たされることなく個室に呼ばれてそこで担当者の人と話すことに。防弾ガラスごしみたいなところで受刑者の気分でしたが、対応はすごく丁寧でこちらの話を熱心に聞いてくれる。担当者の人に一通り話して、南部の治安が悪いことはかなり強調されたが、ルート自体はそこを外れているので盗難や置き引きなどの軽犯罪に気を付けてほしいと注意を受けた。また、バイクでの旅ということでとにかく事故に気を付けるように念を押される。担当してくれた方も徒歩で十分程度の勤務時間中にここ一週間で二つ事故を見たらしい。たまに相談を受けるが、タイで起こる事故はほとんどが泣き寝入りだという。気を引き締めなければ。

再び渋滞地獄にハマりつつ車間をスイスイ抜けて距離を稼ぐ。途中治安の悪そうな中華街みたいな見つけて手前で止まったが実際は観光客も多く歩いていて昼間は大丈夫そうだった。

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ここでコーラを飲みながら地図を確認しているとガシャン!と嫌な音が聞こえた。音の方ではバイクが倒れ、タクシーが停まっている。事故自体は軽い接触だったようで、バイクの運転手はヨロヨロと立ち上がり、自力でバイクを起こしていた。それを見たタクシーの運転手は特に何もなかったようにそままどこかへ行ってしまった。

 

マジでか・・・これが泣き寝入りってやつか・・・。謝罪一つないにのビビりました、この街はマジでヤバい。スリルのあるアトラクションを求めてバンジージャンプとかやるんだったらバイクをレンタルして一日バンコクで走った方がきっとアドレナリンが出る。一刻も早く抜けなければと感じる場所だった。

 

この事故を見て、バンコクの陸運局へ行くのを諦め、国境近辺の陸運局で交渉しようと決意。一番最短で市内を抜けらる道を進み、絶望の街バンコクを抜けてペチャブリーという街まで到着。写真は全然撮ってないけどバンコクの渋滞のせいですげー疲れた一日だった。体感ではずっと運転してたつもりなのに距離も214kmとあまり伸びなかったなー。

 

まあ、あの絶望の交通状況を無事に抜けられたんだから良しとしようか。マレーシアに行った往路はちょっとバンコク避けたいところだな。

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これからはどんどん南下してプーケットという観光地を目指します。

 

読んでくれてありがとう^^

それでは!

 

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