人のやさしさに触れたドレスデン

【ドイツ】東部の都市:ドレスデン

プラハのヴィート大聖堂は圧巻でした。でかすぎてカメラの画角におさまらない大きさ、幾何学的な造形美、そして色とりどりのステンドグラス。

 

その余韻に浸りながら次の場所を目指す。

 

次はまたドイツに向かって走る。理由は北欧(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド)に行きたいから。

 

北欧の国々はフィンランドを除いてみんな独自通貨でユーロが使えないらしい、これから両替の手間が増えるのは正直面倒だなぁ。

 

いや、今までユーロが便利すぎたんだ。それが手間を省くメリットでもあったし、違う国に来たという実感を薄くしていたところもあった。

 

何はともあれ旅が次の工程に移っていくことをこれから実感していくことになるだろうなぁ。

 

そんな心配をしながらドイツのドレスデンに到着。ドイツって今まで周ってきたどの国よりもお金がある感じがします。

 

都市部が大きいとかはもちろんなんですけど、田舎でも町の隅々まで整備されていたり小奇麗なんですよね。しかも各地域でものすごい格差があるわけじゃなくて、どこも同じように発達している。

 

先進国と発展途上国の違いって局所的に発達してるかどうかが大きなカギらしいです。

 

発展途上国は、たとえばタイのバンコクなんかは大都市ですが少し田舎に行くと全然近代化されてない、とか。

これを国境越えてすぐに実感するんだから、国が違うってのは大きいんだと実感します。

 

国境沿いの家の人とかどういう気分なんだろうね。

 

だって、その人たちから見れば数メートル先の家はEU独り勝ちといわれるドイツで、かたや自分の家は貧しい国に所属していたりするわけですよ。

 

ご近所づきあいは当然あると思うし、当然話す言葉も同じ地域としてひとくくりなんだけど、税金や保証制度は全然ちがう。そもそも適用される法律が違う。

 

そういう感覚ってのは日本にいたら一生わからないんだろうな。

 

ドレスデンはザクセン州という場所にある都市で人口50万人ほど。だから日本でいうと宇都宮市に匹敵する規模ですね。

 

・・・あれ?匹敵ってこういう場合に使っていいんだっけ?なんか日本語が怪しくなってきた。

 

そんなドイツの宇都宮市を歩く、目的は日本でいうところのドイツの餃子があるという。

 

嘘です、目的は教会です。外国に来たからにはその場の食を味わうこともその国を理解する手段のひとつだと思うんですが、私自身は食にあんまり興味がないので食べ物はあるものを食べるって感じです。

 

で、ドレスデンの聖母教会につきました。あいにくの曇り空でしたが、その分涼しく行動しやすい。気温はもちろん日々違いますが曇ってると20度くらいで長袖じゃないと若干肌寒いかな、と感じます。

 

ただ現地の人の多くは半袖だったりするので、ヨーロピアンは寒さに強いんだなって思いますね。

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特徴的なのはドームの形です。尖塔がそびえる教会ってのがオーソドックスなんですが、ここのはドームによって親しみやすい、石造りにあってちょっとかわいらしい印象の教会です。

 

この教会、第二次世界大戦のドレスデン爆撃当日は乗り切ったものの、爆撃によって燃え広がった炎によって焼損し、次の日に完全に崩壊してしまったそうです。

 

後に崩壊前の姿を幼いころに見ていた成功者が自費で建物を復活させる団体を作り、残った残骸をパズルのピースのようにあてはめながら再構築したんだって。

 

こうやって書くと簡単だけど、実際はすさまじい執念だよなぁ。

 

縁起でもないけど例え話として自分の生まれ故郷の神社が火事にあって、後に自分の事業が成功したから立て直す団体作りますわってなかなかなんないよね。

 

そんな人々の愛で復元された教会の内部は・・・入れませんでした。

 

私からあふれ出る邪気が教会の聖域にはじかれて中に入れない!

 

とかではなくて、ミサ中なんですって。ナチュラルに普段使いだもんね、神社仏閣との違いは本当にそこだと思う。

 

これは完全に予想だけど、女の子をデートに誘うのに「明日のミサのあとお茶でもしない?」とかって会話が中学生くらいからありそう。断られた時のリアクションは「ジーザス!」

あ、関係ないですね、妄想でした。

 

一応展望台までエレベーターで行ける、お値段8ユーロ、日本円でいうと900円ちょっと。

お値段たっかい!正直高いけどこの日は何にも見れなかったのでやけで上ることにした。

 

展望台からの眺め、ドレスデンの町が一望できる。

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「日本でいうと宇都宮か~」ということを思い出すまではありがたみがありました。

 

そして私はまた一つ気づきましたよ。

展望台とかってその街を知らないと「眺めがいい」で終わるんですよね。

 

あの建物は何々でこの地域ではどういう役割でって、そういう知識が俯瞰的な視界に厚みというか物語を持たせる。

 

パノラマっていうのはそういうある種の景観に対する積極性が求められるものだと思うんですよ。

 

それが私みたいに下調べもロクにせず、「綺麗」以外の感想を無理やり出そうとする。

そして現出したものが「宇都宮」だったりすると、「宇都宮にしてはきれいな街並みだな~」とか「あの変なモニュメントをドレスデンの餃子と呼ぼう」とかって悲しい声が心でコダマするわけです。

 

あ、宇都宮をディスってるわけじゃないですよ、大谷石もあっていいとこですよね。

 

わりとすぐに降りてきた、まぁこういうもんだよな。もらったパンフレットはドイツ語しか書いてないし、しょうがないってことにしよう。

 

ドレスデンは確固とした理由から来たかったわけではなく、そろそろバイクの走行距離が3000kmだからそれなりの規模の都市に寄ってオイル交換をしたかったっていうのが本当の目的。

 

私が乗っているバイクはホンダのもので日本ならどこででもオイルを変えられるけど、海外から見たら他国の一メーカーで外車だからね。

 

そこでちゃんとしたディーラーがあるっていうんでドレスデンに来ていたのです。

 

市街地からおよそ30分。Google mapを信じて、Motorradhaus Zehren GmbH Hondaというお店へ。

 

川沿いにあるきれいなお店で結構規模が大きくてびっくり。やっぱりヨーロッパでは車格の大きいものが中心に売られていて、見ていて楽しい。

 

ヨーロッパで売っている私たちから見た会社の値段は日本で買う日本車の感覚と一致します。

 

つまり輸入車として入ってくるときにどれほどの額が上乗せされているか考えるとゲンナリなわけです。

 

そんなことを考えていると店の奥から店長さんが出てきてくれる。

 

要件を話すと「今の時期は込み合ってて無理なんだ。予約してもらわないと、それにすぐにはできないよ」という。

 

ぐぬぬ、そこをなんとか。

 

オイル交換自体は時間がかかるものじゃないけど、それでもすでにお願いされている仕事を一時中断してやるのはよろしくないもんなー。

 

それでもエンジンオイルは車両でいう血液みたいなものなので交換しないわけにはいかない。

 

完全にこっちの事情だが、理由を話して交換に必要な道具を借り、オイルだけ売ってくれるように頼んでみる。

 

店長は奥にあるガレージで作業中の男性と話に行った。ドイツ語だがなんとなく話の内容は想像できる、掛け合ってくれてるみたいだ。

 

長身の男性が出てきた。

「エンジンオイルだけだな?」

「はい!」

 

こういうときってたぶん色々言わないほうがいい。

オーケーと返事をしてバイクを持ってこいという、助かります!めっちゃ助かります!

 

交換してくれている間、世間話をする。北アメリカのカナダを目指してるんだけどというと、真顔で「ここはヨーロッパだぞ」と言われた。

 

ちょっと笑いました。これでまた安心して3000km走ることができる、よかった。

 

その後、支払いをしようと店長のもとへ行ったら首を振って値段を言わない。お金はいらない、頑張れよといって固く握手をしてくれる。

 

ありがたいのと申し訳ないのでたくさんお礼を言った。本当にありがとうございます!大切に走ります。

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北欧を目指すと言いながらまだドイツで行きそびれた場所がある。

 

ケルンという街でドイツの西部にある。今いるドレスデンからは距離にして約600km、最高速度90kmのオフロードバイクからしたらわりと絶望する距離である。

 

まぁ、旅のトータルは数万キロだし、そんなの誤差っしょと自分と尻の痛みをごまかして出発。

 

途中、乱立する風力発電機の横を幾度も抜けて田舎道を進む。

 

疲れて路肩で休んでいると放牧用の干し草を積んで走るトラックが、干し草を舞い上げながら走り抜けていく。

 

日本の北海道でもあったシチュエーションだけど、やっぱり外国に来ていることを実感する。ここドイツでは丸じゃなくて四角が乾草のスタンダードスタイル。

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この日は結局たどり着けずに、途中でキャンプ場に泊まった。ここにもWi-Fiとコンセントはなかった。

 

この二つの条件を満たす場所は本当に少ないので、もし使える場所に行ったらとりあえずブログを書き溜めておかないと。

 

それではまた!

 

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「すべてが台無し」から脱却したヴィート大聖堂

【チェコ】首都:プラハ

 

今日も朝日で目が覚める。程よい寒さが眠気を効率よく飛ばしてくれる。

 

今日は首都のプラハの大聖堂を見にいく。大聖堂三昧の旅になっているが、いつも興味のあるものばかりを全力で追いかけてばかりいるので今回も平常運転だ。

 

さすがに首都ともなると大都市で、都市部に近づくにつれて交通量が増していく。それでも古い車が少なくないのがチェコらしい感じもする。

 

今回の目的地であるヴィート大聖堂は周りをプラハ城に囲まれているため、近くまでバイクを乗り付けて停車できそうにない。

 

事前にそんなことを調べていたので、近くのフリースペースに駐車して歩くことにした。比較的美しい景観の街並みだからお金を持っている人が多い場所だろう、安心してバイクを置いていける。

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プラハ城の外壁につくと入場者が警官に何かかざされていた。

 

ここまで来て「事前チケットが~~」とか言われたら最高に面倒い。でも、ここまで来ていかないわけにはいかないので意を決して話しかけると、簡単なボディーチェックだった。

 

金属探知機のようなものをバックパックの上下左右にかざされる。

 

「入っていいですよ」

 

長身の男性警官が笑顔で通してくれる。一日に何百人とやるんだろうに、対応が丁寧で感動した。そのまま、城壁とは思えない美しい庭園を抜けて大聖堂を目指す。

 

その途中で大聖堂が見える。

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でか!めっちゃでかい!

 

ここまで来るともうほとんど城である。あのまま他の国と戦えそうな様相だ。毎回思うけど作った人たちは本当にすごいよ。

 

屋根を飾るモザイク。遠くから見ると完全に十字架なんだけど、拡大すると微妙なところだなぁ。

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遠巻きに見えていた城が徐々に近づく。途中、衛兵が直立不動で門の前にいるんだけど、動かな過ぎて精巧な人形だと思った。

 

「あれ?人形?」と思ってじーっと見てたら、目だけこっちを向いてめっちゃびびりました。

 

しばらく歩いてようやく正面に到着。最初の感想は間違ってなかった。でかすぎ。

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この二本の尖塔は82mあるらしい、これは30階のビルに近い高さらしい。知らない世界すぎて「らしい」しか使えない。上の方の模様とか見上げる角度つきすぎててわからないからね、でかすぎ。

 

もちろん中身も外に比例します。巨人が礼拝できるサイズだね。

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この大聖堂はステンドグラスが美しいことでも有名。まるで美術館の中にいるかのように、浴びるほど芸術を堪能できる。

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この大聖堂は1344年に建造が開始されたものの、作業の中断や建造部の組直し、長い年月による建築技術や流行の変遷などによってそりゃもうごちゃまぜの状態になっていたらしい。

 

500年経った1844年、プラハで開かれたドイツ人建築家の集会で「すべてが台無しになってスタイルが不調和な状態」から脱却を目指そうってなったんだって。

 

そこでプラハの聖ヴィート大聖堂を完成させる連合が結成され、不必要な装飾を取り壊しまくって今の状態になったそうな。

 

たしかに一見複雑に見えるけど決してゴチャゴチャしてるわけじゃなくきれいにまとまっている、洗練されたんだね。

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城壁からプラハの町が見える。よく見ると形はみんな違うんだけど屋根や壁の色、素材が一緒だと統一感で町が一気に美し見えるよね。

 

個人的には東京みたいに看板出まくりのごちゃまぜのほうが実家のような安心感なんだけど。どんな店があるかわかるし。

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夕方になってきたのでドイツに向かって走る。そろそろ北欧を意識して走らないと周りきれなくなってしまう。

 

下道を走りながら遠方に小さな教会が見えた。あの場所の中にも人が祈りを捧げる厳かな場所があるんだろうな。

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これでチェコを抜ける、明日はドイツか。

怒涛のように日々が過ぎていく、一日一日丁寧に過ごしたいな。
それでは!

 

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治安の悪そうな町ブルノとそこに建つ美しい大聖堂

 

競歩の荒井選手、メダル復活でよかったですね。え?ちょっと情報が古めなのはなかなかWiFiゲットできないので勘弁してください。

 

出発前は英語も通じるし、そこらへんでWiFiゲットできるから楽勝!って思ってたけど、そんなこと全然ないっすね。来てみて感じました。そりゃ、有名観光地に行けばインフォメーションセンターで英語もWiFiも使えるけど、そこから少し離れれば、そんなところめったにないからね。日本と比べたら発達してるけど、期待しすぎちゃいけないよっていうのを実感中です。

ちなみに「チーッス!」の語源はドイツ語なんじゃないかと疑ってます。お店で買い物していった客と店員が「チューッス!」ってやりとりしてるのを多く見るんでたぶん「どうも!」くらいの意味じゃなかろうかと推察してるんですがどうなんでしょうか。そこまで話を広げておいて調べないのが私なんですけどね。

 

さて、前回からの続きは・・・オロモウツの教会を見学して、チェコの中央、ブルノの街にある大聖堂を見ようということでやってきました。このブルノはチェコ共和国の中で比較的大きな都市で、街中をガンガン路線電車が走ってます。こっちの電車は日本の電車のイメージではなく、むしろ決まった道を走るバスみたいな扱いです。路線と車道が完全にかぶってるので車列が止まったら信号か、もしくは路面電車の乗り降りの二択くらいのもんです。

 

そんな都会のブルノはやっぱり治安があんまりよさそうに感じません。落書きに比例してゴミも多く、市内を走ってるうちにサイレンを鳴らして通り過ぎるパトカーを二度も見ました。くわばらくわばら。

 

そんな街にも救いはあります、ブルノの大聖堂です。この建物は小高い丘に建てられていて、私が通ってきた駅に近い道だと、車から降りて徒歩で向かわないと行けない。怒られなさそうな場所を見つけてバイクを停め、大聖堂を目指す。

 

丘を登る坂道の一角で、いかにも柄の悪そうな若者がたむろしていた。まだ明るいうちなので大丈夫だろうと思い、端を通りすぎていく。地べたに直接座って、音楽を大音量で流しながら話をしている。柄が悪いってのはどこの世界でも似たようなスタイルになるな。

 

この写真は教会の庭に繋がる道。すぐ傍には市民の憩いである小さな広場があるんだが・・・ってか、チェコの落書きは気合が入っている。どのくらい気合が入っているかというと高速道路の内壁に落書きがある。そこまでして言いたいことって何なの?って思うけど書いてあるのは「fuck」くらいのものである。ちなみにここのは読めない。

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ここを抜けて教会までたどり着く。小高い丘の上に要塞のように建っている教会はぐるりと回りを一般の家々に囲まれていて撮影の距離が全然取れない、まぁいいかと思って見上げたところを撮影。ここでも細工の精緻さが伝わるようにモノクロで撮影した。こんなデカいものをよく対称に作れるもんだ。細い部分の石とかよく割れないよな。そもそも美しい曲線に削るのがすごい、素晴らしい発想を実現する技術力がないとそもそも存在しないんだよなー。

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外観はとても大きく見えたが、中はそれほど大きくなかった。いや、今まで見てきたものがでかすぎて感覚がマヒってるだけなんだが、こういう規模のものがそこら中にあるというのもまたすごいところだ。こんなすごい建物を中世とかに見たら、そりゃもう信徒になっちゃうよね。

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中にあった教会の模型。なんだかちょっと小学生が夏休み明けにもってきた宿題みたいなクオリティでした。正直すごすぎるものばっかりだから、こういうのは和みます。これっぽい家の形の貯金箱とか作ったなー、全然お金貯まらなかったけど。

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正面のステンドグラス。言葉が出ないほどに見事だった、いいものを見れた。

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この日はここで夕方になってしまった。これ以上いると柄の悪い若者たちが活発に活動しはじめる時間になってしまうので撤退。

 

今日も懲りずにキャンプ場に泊まりました。本当にキャンプ場が快適すぎ、ここまで自分に適性があるとは思わなかった、旅での発見だね。

 

次は首都プラハに向かいます、それでは!

 

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チェコ共和国入国 オロモウツ・ブルノ

メダルラッシュに沸く日本の皆さん、こんにちは。支出ラッシュに沸く宮下です。

 

日本勢本当にすごいですね、連日のメダル報告に遠方にいながらとても嬉しく思います。レスリングの吉田選手が銀メダルを獲って「申し訳ない」みたいなことを言ってたけど、そんなこと全然なくて完全に日本の誇りですからね。一流アスリートの感じているプレッシャーは計り知れないものがありますけど、私みたいな一般人から見たら本当すごい、よくやってくれた!しかないです。

 

さて、話を戻して・・・このヨーロッパ旅、最初は「あんまりお金を使ってないんじゃないか?」と思っていましたが、わりとガンガン減ってることに気づきました。やっぱ家計簿を正確につけるってのは大事ですね。

 

この日はチェコ共和国に入国しました。使用されているお金の単位はチェココルネ、ちょっとおいしそうに見えたら疲れている証拠です。私は何の準備もせずにユーロだけ持っていきましたが、普通に使えました。ただ、単位換算のときに細かいところを四捨五入されてるみたいでちょっと多めに取られますが、そのくらい気になりません。

すでにオランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、オーストリア、そしてこのチェコと6ヵ国を旅してきましたが、東南アジアと一番違うのは国境があってないようなものだということ。イミグレーションもカスタムもなく、どこも高速道路が無料で開放されていて物流の良さを体感できます。その一方で、東南アジアと同じところもあって、実は国境を跨ぐと街の様子が一変すると感じることが多々あります。

 

例えばオランダならおしゃれなレンガの家、ベルギーはオランダよりちょっと日本に近い外観の家、ルクセンブルクはベルギーよりちょっと貧しい感じでやはり小国という印象、ドイツは町の隅々にテクノロジーを垣間見るところがあってやっぱりお金持ちという感じがします。オーストリアはベルギーにちょっと似てるけど、なんかやたら銅像とか立ってますね。

 

そんな中でチェコは貧しく治安があまりよろしくない感じがかなりします。これは私の直感なんで数字の上ではわからないですが、町にスプレーで壁に描かれた落書きが多いんですよね。それに今までの国で見なかった日本で言う長屋みたいなのも多く見ました。これに加えて走ってる車が古いんです、なんかこうアンティークとしてオシャレな古さじゃなくて「ただ純粋に旧式」の車が今も現役で走ってます。そういうところなのであんまり長居せず、見たいところを見たら通過してしまおう。

 

まずはオロモウツという東の街を目指す。チェコは東西に長い国なので東の町から西の町へ抜ける予定だ。高速・下道を併せて道を進む、どう見ても1980年代の車が現役で走っている。道路もツギハギの舗装が多く、くぼみがチラホラ見える。注意しないと。

 

オロモウツに着く頃には昼になっていた、思ったよりかかってしまった。この街もどうやらあまり裕福な感じではないが、それでも中心地は立派な建物に挟まれた大通りがあった。

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バイクを停めてカギをかけていると初老の男性に話しかけられた。アルコール臭い、マネー、マネーと言いながら手を伸ばしてくる。「ごめん、俺は貧乏なんだ」、ガムテープを巻いたカメラや穴の開いたジャケットを見せると、またどこかにフラフラと向かっていった。協会の入り口なんかにはコップを持った物乞いが座っているのをみかけるけど、街中で積極的に声をかけられたのは初めてだった、びっくりした。

 

なんだかんだで目的地は大聖堂。いっぱい見ていてもすごいもんはすごいからね、何回でも見ちゃう。日本でいうと神社めぐりみたいなもんなんだろうなぁ。ここはオロモウツ大聖堂、口コミがよかったから来たというミーハーぶり。尖塔の部分と外壁のカラーリングで城っぽく見える。

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ステンドグラスから日が差してとてもきれい。でも、外から見ると色の違いなんてほとんどわからないくらい色あせて見えるんです。中から見るときれいなんですけどね。

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ステンドグラスって日本でいうところの障子紙ですよね、ちょっとランクが違いすぎるけど。

 

でも、日本の障子紙って障子自体の木枠の模様で「魅せる」様式美なんですよね。直接色を付けるのではなくて、陰影だけで表現する技法。たぶん絵具じゃなくて墨の発達とかが背景にあったからだと思います。そこから考えるとステンドグラスで「魅せる」っていうのは障子紙じゃなくて障子の木枠模様に相当するかもしれませんね。

 

このあとチェコの中央にあるブルノにある大聖堂を目指して走ります。

それでは!

 

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オーストリア メルク修道院と首都ウィーン

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今日の夕飯は何にしようか考え中のみなさん、こんにちは。ほかのものはどうでもいいからとにかくサバの味噌煮が食べたい宮下です。

旅も出発から十日目を迎え、だんだん小慣れてきました。
こういうときが一番事故を起こしやすいですからね、とにかく速度を落として車間距離を取らないと。

ここ2,3日はヨーロッパも比較的暑いようで夜に寒くて起きることがなくなりました、太陽様様です。
旅立って2800kmくらいなんですが、オランダから乗ってきたというとかなり驚かれます。オーストリアから見てオランダはかなり遠いようです。
この日記は8/13・8/14のものでチェコのプロスチェヨフにあるキャンプ場で書いています。WiFiも使えて電源を確保できるという最高の条件のキャンプ場でした。お値段7ユーロ、日本円で800円くらい。

しかもすごいのはテントの中に電源を引っ張ってきていいよ、というもの。これはどういうことかというとパソコンやカメラの充電が行えるだけでなくドライヤーが使用できるってことなんです。テント泊をしたことがある人ならわかると思いますが、テントの中ってペラペラに見えるシートででてきているように見えても若干あったかいんですよね、あくまで外と比べればですが。そこでドライヤーを使用するとすぐに3,4度室温を上げることができます。これすごく大事。お値段も安いし、次にチェコに来るときにはここを使おう。

 

はい、そこで今日の日記を書いているのでかなり快適です。

今日はオランダ→ベルギー→ルクセンブルク→ドイツときて、5か国目のオーストリアについて書きたいと思います。

 

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ドイツのミュンヘンではブログを更新するためにホテルに泊まっていた。ホテル自体は2700円くらいでちょっと高めのドミトリーくらいだったが、バイクの駐車料金が一日1200円とかいう絶望するには十分なレベル。路駐の規制が厳しいらしく、ホテルの人からパーキングを強く勧められた結果がこれだよ・・・やっぱ観光地は訪れるのはよくても滞在するには結構気合入れないといけない。

 

前に旅人の立場が特殊ってことを書いたんだけど、「外国人だからわかりませんでした、テヘ」というのはなるべく使いたくない。今走っている中央ヨーロッパは白人はもちろん、黒人やアラブ系、インド系もたくさんいるが、東洋人は観光地以外あまりいなくて嫌でも目立つ。そんなもんだから、わりとフレンドリーな人は「やぁ、こんにちは。どこから来たんだい?」と聞かれる。どこに行ってもそう、見知らぬ人と会話をするとき「出身地」について聞くことは自分の持っているイメージにその人を照らす定石なのだ。

 

「日本人だよ」

 

驚いてもらえるし、それが起点になって会話がはずむ。俺は日本に友達がいるんだとか、ロシアを通ってきたのか?とか。幸い様々な場所で活躍する日本人のおかげで出身国によるひどい扱いは全く受けていない。大体みんな「SONY?」とか「KAWASAKI」とか言ってくる。

 

そういうやりとりはトラブルが起きたときにも当然起こる。

「おい、お前どこから来たんだ?」と。

 

これは私の感覚だけど、自国から出た瞬間、ちょっとした国の代表みたいになる。もちろんちょっと考えればどの国にも本当にいろんな人がいて、想像しきれないバックボーンがあって、今のその人になってる。ただ、「ちょっとそこらであった外国人」にそこまで想いを馳せたりはしない。だから手近なイメージにあてはめて済ませる。

 

これはつまり出会った人にとっての日本人は私だということ。

 

これは不良品に似てると思う。製品を製造するうえで、100万個作った中のたった1個でも不良品があると、それを買ってしまった人にとっては製品のイメージが著しく低下する。ここでいう出身地や人種の話も同じだ。

 

だから現地人のルールを守り、なるべく不快な気分にさせないようにする努力が必要だ。別にチップをはずむとかそういう話ではなく、そこらへんに停められそうでもちゃんと駐車場を利用したり、バレなさそうだといってそこらへんにテントを張らずにキャンプ場を利用したりすること。日本で暮らしていて、外国のナンバーがわけわからないところに停めてあったり、朝早く犬の散歩をしていて近くの雑木林の中にその国で見ないメーカーのテントがあったら不快というかちょっと怖くないですか?ただ単にお金を節約するならそこらへんにテントを張ればいいけど、それは巡り巡って自分を苦しめることになるだろうと思う。

 

しかし、いかんせんキャンプ場にはWiFiやコンセントを完備したところが多くない。野原で寝ようというのにあまりにもぜいたく品である。だから少し日記が遅くなっても勘弁してもらいたい。

 

勘弁してもらいたい。

 

大事なことなので二回言いました。大人になるごとに言い訳がうまくなるなぁ。

 

そんなミュンヘンを出発するために駐車カードを改札みたいな機械に入れる、あのバーが上がって通れるみたいなやつね。これがまぁ、反応しないんですよ。いろいろ試したけど結局反応せず、呼び出しボタンで聞いてみることに。これが結構勇気がいるんですよ、ホント。普段偽物の英語でなんとかやりくりしてるレベルでこちらからする質問の内容は相手の答えもある程度推察できる状態プラスジェスチャーや表情でやり取りをしてるのに、インターホンから聞こえてくる担当者の声だけで何かやろうというのは結構ガッツがいる。幸いにしてオペレーターは英語が聞きやすく、結局バーは開かなかったもののチケットを機械の上に置いて脱出。朝っぱらから疲れた。

 

今いるミュンヘンからオーストリアのウィーンを目指す。目的はオーストリアにあるメルク大聖堂とシュテファン大聖堂だ。来る前は風景画を撮りまくろうと思っていたのにいざ来てみてら教会建築がすごすぎてそればっかり見て回っている。本当にすごいよ、まるごと美術館みたい。

 

下道を少し走って高速に乗る。高速は場所にもよるが100km制限のところや130km制限のところがある。日本と違って本当に真っすぐ高速を引いているのでこの制限速度になってるんだろう。サービスエリアも日本ほどきれいで大がかりではないがちゃんと整備されている。ガソリンは入れてからお金を払うという日本とちょっと違うシステムだ。入れてから財布がないことに気づいたらどうすればいいんだろうか。

 

途中の高速でライダーと友達になった。バイクが好きで自分はバイクで移動、奥さんと子供は後から車でついてくるという結構自由な感じの人だ。スズキのVストーム650ccに乗っていて日本のバイクは素晴らしいと言っていた。そこでスズキなんだってちょっと思いましたね。これからバカンスでボスニア・ヘルツェゴビナへ行くんだって、お互い気をつけようね。

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ミュンヘンからメルクまでは結構ある、320kmくらい。100km制限だろうが130km制限だろうが、そして無制限のアウトバーンだろうが私のバイクの巡航速度は決まっている。

 

驚くなかれ80km/h。

 

これ以上はきっとエンジンが燃えちゃう。100kmとか出すといよいよヤバい音がします。そんなもんだから、ビュンビュン抜かれていく。日本にいるときより、バックミラーを確認する頻度が明らかに増えた。たまに追いつくゆっくり走る危険物輸送車には親近感を覚えます。

 

宿を出たのは10時くらいだったのにメルクについたのは五時になろうというところ。途中休憩をたくさんとったし、なにより出発のとき手こずったからなぁ。この旅は本当に貴重な機会ではあるけど、欲張らず回れたところに縁があったんだと考えよう。

 

メルクの町は土曜日なのに閑散としていた。いや、逆に土曜日だからかもしれない。日本だとかき入れ時の休日もこっちの人は本当に働かない。石畳の街並みが美しい。今まで来たどの住宅よりも日本に近しい感じがするが、それでもやっぱり全然違う。観光地のカフェとかである建物に似てるんだろうな。

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メルク修道院について

メルク修道院は今なお30人の修道士がクラス世界有数の修道場だそうだ。ドナウ川下流域に位置する美しいヴァッハ渓谷の中で、60mの崖の上にそびえるメルク修道院は1089年に建造された。1700年代に改築され、「信仰の要塞」の異名を持つ(全長320m)。1780年にローマ皇帝ヨーゼフ2世が国内の修道院を解散させる政策を出し、その財産を接収しましたが、この修道院は長年の写本収集と研究の実績により解散を免れたそうです。今は併設する小学校と一緒に活動してるんだって。

 

ここはその入り口、メルク修道院につながる大広場。たぶん小学校の校舎、これが母校とかカッコいいな。ただ、そこらへんにタイムカプセルを埋めることは許してもらえなさそう。

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大聖堂につながる通路。日没が遅いとはいえ若干西日だ。建物の影と照らされた石畳が美しい。

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通路を進む、そして行き止まり。ありゃ、なんか今までの大聖堂とかと違うね。正面入り口ここじゃないのかな、と思っていると人が出てきた。どうやら横からしか入れてもらえないっぽい、まぁ見学できる場所が制限されているのは珍しいことじゃないしな。重い扉を開けて中に入る。

これは・・・

 

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すごすぎて時間止まった。ここはバロック様式の最高峰と呼ばれている修道院だ。間違いなく見てきた中で一番びっくりした、すごすぎる。ここに教会のパイプオルガンで演奏されてるからね。オーストリアはベートーヴェンを生んだ国、教会音楽もすごいものだった。

 

もうね、これを見れてよかった。このために来たわけじゃないし、これを見たから悔いがなくなるってわけじゃもちろんないんだけど、本当にすごい。人間が作ったってのがやばい、当たり前なんだけど。大学院まで物理化学工学を専攻したのもあって現代テクノロジーは「カラクリ」を理解できる可能性がある分、そこまで感動はしない。今までに想像できた未来のここまで来たか!という驚きばかりである。

 

でも、ここにはそういう「カラクリ」みたいなものはあんまりない。職人が簡素な石膏具や残りぎ、やすりやニス、そして絵具と絵筆だけでここまで作ったのだ。新発見の現象を利用したわけではなく、言ってしまえば根性と情熱だけでここまで作ったのである(もちろん建築様式自体は当時最高のものだった)。遠い外国を旅していると「同じ人間なんじゃん!」って思うことと「本当に同じ人間?」と感じることがよくある。これは圧倒的後者、ここに来れてよかった。

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集光窓から西日が差し込む。照らされた建物の内部は荘厳かつ美麗だ。

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暗くて申し訳ない。三脚が使えないので手持ちでとれるギリギリの明るさ。これは入ったところから上を見上げたところ。本当に別世界だよ、作った人はもしかしたら神様に近いところまで行ったから作れたのかもしれないと感じる。

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明るくできたらよかったんだけど、天井のすべてに美しい絵が描かれている。平面に描くのと曲面に書くのでは話が違う、何十メートルも下から見上げた時に、形状が自然に見えるよう計算されて描かれている。間近でみたらより職人のすごさがわかるだろう。

 

はー・・・大満足だった。幅10mほどしかない見学場所から閉館時間で締め出されるまで見学してました。感動を胸にキャンプ場を探す。

 

いま使っているのはケータイアプリのNAVIGATOR。こいつはマジでおすすめな海外ツーリングのお供。

そのうち旅のおすすめアプリとかいうはいて捨てるほどある記事を私も書こうと思ってたけど、これは別格だから先に進めておく。

 

このアプリの優秀な点はSIMカードをさしていない完全なオフラインの状態でも使えるってこと。ケータイは海外に持っていくと「ローミング」を使わない限りオンラインにはなりません。あの体操の内村航平さんがリオでポケモンGOをやったら高額請求されたってやつね。ローミングはその国の基地局を経由して情報をやりとりしますよって機能で、その手間賃が最高に高い。これを防ぐにはローミングをオフにしておくか行った国で買ったSIMカードを使う必要がある。Google mapなんかも便利なんだけど、あれはオンライン状態じゃないと目的地への経路が設定できないという絶望的条件がある。使ってみるとわかるがオンラインにつないだままGoogle mapで移動すると、結構データ使用量がかかります。

 

そこでNAVIGATORですよ!完全オフラインで使用可能、しかも周辺施設も検索できる。地図自体かなり洗練されていて、観光地とかで進入禁止になっているところには行けないようになっているし、その道路の制限速度が表示される。ヨーロッパでは町中は50km、通学路や人通りが多い場所は30kmで郊外は70km、場所によっては100kmまでオーケーという決まりはあるんですが、標識がなかったりするんですよね(道路に直接白文字で書いてあったりもする)。そういうところで何kmで走ればお巡りさんから咎められることがないのか知るのはすごく安心。あとまぁ制限時速自体がその道を走るあらゆる車輌が安全な速度だしね。

 

そして無料。これほかのマップメーカーは大丈夫なの?

 

有料にすればほかにも便利機能が使えるんだけど、現状は移動とキャンプ場しか探してないので必要を感じてません。銀行とか郵便局とかも調べられます。

 

弱点もしっかりありますよ?

日本語がないのと最初にダウンロードする量が大きいってこと(全世界で10GBくらい、ダウンロードするときはFree WiFiの場所で読書でもしながら落としましょう)。でも、英語の単語だけわかれば使えるし、ダウンロードも国ごと分割(例えば大国ドイツは500MB)なので安心、ヨーロッパだけ一括ダウンロードなんてのもできます。カーナビや安くて一万円を超えるGERMINのGPSを使うなら中古ショップで買ったケータイにこいつを入れて旅をするほうが断然いいと思います。問題点を発見したら都度報告します。

 

そんなアプリで見つけたキャンプ場に滑り込む。レセプションに行ったが人がおらず、、、でも、前述した理由で勝手に泊まるのも気が引けるので人を探す。海外のキャンプ場では一見さんが利用する区画とプライベートとして土地を借り上げてトレーラーなんかを別荘にしている区画がある。後者は地元で経済力がそれなりにあるまっとうな人の確率が高いので必ずそちらに聞きに行くようにしている。家族で団らんをしていたローランドという60歳近いお父さんが出てきてにこやかに対応してくれた。タクシードライバーをすでに退職したらしいが、おかげで英語がスムーズにやりとりできる、普段使っているのはドイツ語らしい。ローランドさんはこのキャンプ場のオーナーと友達で、不在のときは代わりに管理人をやっているらしい。たしかにプライベート区画の受付に一番近いところにいた。話を進めると、一晩だったら勝手に好きなところにテントを張っていったらいいと言ってくれた。そういうことなら、お言葉に甘えて・・・

 

今やっている旅の経緯を話す。彼もバイクに乗っているらしくKawasakiの750ccということで話が盛り上がった。テントを張ったら、遊びに来いと招待してもらえた。寝るだけのつもりだったのに、現地の人と団らんできるとは・・・テントを張っておめおめと遊びに行く。旅を続けていて誰しも通る道だが、私も例にもれず、テントを張るのがやたら早くなった。体感だと3分くらいで作れる、ソロ用の小さいものだが。

 

トレーラーを訪れると家族でゲームをして遊んでいた。サイコロを5つ降って何かノートにメモしている。聞くとなんとポーカーだという。オーストリアでは非常にメジャーな遊びでカードではなくサイコロの出た目をカードが揃ったと見なすらしい。カードゲームは片づけるのが面倒だったり、すぐにくたびれたりするからな。ちょっと欲しい。ゲームはお母さんが勝って、そのあといろいろな話をした。自分でも驚いたがそれなりに英語が慣れてきたのか世間話もそこそこできたと思う(もちろん相手が気を使ってはっきりゆっくりしゃべってくれた)。お世話になったローランドさんの家族の質問はやっぱり「日本人ってどう考えてるの?」ってことばっかりだった。

 

「原発の問題はどう?アメリカの西海岸で高放射能の海水が検出されてるけど」

「北朝鮮のリーダー(金正恩)のことはどう思う?」

「交通とかはどう違うの?日本の首都にはどれくらい人がいてどんな風に暮らしてるの?」

 

そうかー、そういうことが気になるのか。ちなみに北朝鮮をテロリスト国家だとみているようで、最近もヨーロッパでテロが多いから、テロリスト国家が近い日本人として感じることを聞きたかったらしい。ビールや夕食、おかしまでもらって楽しい時間を過ごした。一回目の旅では場所を、二回目の旅では人を訪ねると誰かがいっていたがなんかわかる気がする。

 

長いけど次はいつ更新できるかわからないから書いておく。

 

8/14 メルク修道院→ウィーン歴史地区

出発の時間にローランドさんは起きていなかった。お礼の置手紙を置いてキャンプ場を出発する。

ウィーンの森にさす光が気持ちいい。今日もいい一日にするぞ!

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なるべく下道を使う。時間こそかかるが町を直接みれるのは楽しい。走ってみて思うがランバウト式の交差点が優秀すぎる。日本の交通量で動作するかの疑問はあるが、タイのバンコクで一番混む場所がランバウトだから大丈夫だろう。ただ、あそこで事故が起こると現場検証で封鎖されたら町の交通は完全に止まる。

 

ウィーンの街につく。地元の人に聞いたら駐車スペースはエマージェンシースペースを除けばどこでもオッケーらしい。ありがたやありがたや。

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シュテファン大聖堂に向かって歩く。人通りはまだまばらだ。

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途中煙草の自販があった、素直に読むと「オウ!トマト!」である。ちなみにベルギーのスーパーで煙草を買う人をみたが、煙草はかなり厳重に扱われていた。一箱1000円を超えるものもあるというが、わりと信憑性のある話だ。

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今はアニメは海を越えて芸術の街ウィーンの大通りに軒を連ねるまでに成長した。知っているキャラも多いと思う。アメコミと日本のアニメのものが多かった。

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つきました、シュテファン大聖堂。めっちゃでかい。入口の前でモーツァアルトの髪型みたいなかつらをかぶった観光業の人が日本語で話しかけてきた。どうやら東洋人を見分けることができる数少ないヨーロピアンらしい。今夜コンサートがあるので行ってみないかという誘いだったが、あいにく今日チェコに抜けるとつなげるとあきらめてくれた。ちなみにバイクはKawasakiに乗っているらしい。Kawasakiつええ!ちなみに私が乗るホンダは芝刈り機が有名なんだって・・・

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この建物が特徴的なのは屋根。タイルで描かれた模様が美しい。改修工事の途中らしく大きな塔の一部は足場が組まれていた。

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正面から。人がいすぎたので上を切り取る。ちょうど逆行だったのと画面の右を飛行機雲が突き抜けていた。後光がさしているようで壮大である。

 

人の波に乗って中に進む。人の多さが中のすごさを期待させる。

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お、おお!おお?

 

・・・すごい、すごいんだけど、メルク修道院のほうがすごい・・・

 

これはね、旅を続けて連続ですごい場所を訪れまくると起きる厄介な心理現象なんですよ。一回一回日本に帰って日常生活を挟み、丁寧に旅行すれば起こらない感動慣れ。

 

いや、完全にすげーんだけど、なんかしっくり来ないんだよね。俺がたとえ1万年生きてても作れないんだけど。中では説法?の最中らしく、見学者は柵の手前までしか入れなかった。なんでも1時からもう少し中に入ったところを見学できるご様子。その間ウィーンの街を回ります。でも、数が多いんで説明省きますわ、写真だけ。

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有名な門。私が撮っているすぐ横で大勢のヨーロッパ人観光客が写真を撮っていた。

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門の真下、美しいレリーフがある。人間の目は高性能なので、平行な線をまっすぐなままファインダーに収めるのは苦労する。20枚くらい撮った。

 

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これはシュテファン大聖堂から通りを数本超えた場所にあるペーター教会。町を案内する観光馬車がときろ蹄の音を響かせながら通り過ぎていく。天気がいいな、今日はここ一番に暑い、久しぶりに半袖になった。

ついでとばかりに中に入る。お邪魔します。

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!!

すげーじゃん!!ひょっとしたらステファン大聖堂どよりすごいんじゃないの!!??

 

わかった、たぶん中に絵が描いてあると私はその建物がすごいと感じる傾向がある。いや、装飾とかも大事なんだけど、とにかくこっちの教会のほうが美しいと感じた。西洋建築すげーな。

 

そのあとも暑い中動き回り・・・

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時間になってシュテファン大聖堂へ。

 

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聖堂の正面奥へ行くことはできなかったが、それでもだいぶ中まで見学させてもらえた。

はえー、壮大ですなー。教会って外はお堅くても中は美麗みたいなパターン多いけど、ここは中も外もガッチリした城みたいなところだな。ただ、そこら中で使われている美しい曲線のおかげでなんか落ち着く感じがする。ちなみにここのステンドグラスはキリスト教の物語が書かれているわけではなく、パターン画だった。三脚使えずHDRできなかったんで映せなかった、すまぬ。

 

モーツァアルトヘアの兄ちゃんに言った通り、チェコを目指す。ちなみにチェコと言っても誰もわかってくれない、ここのあたりではチェヒというらしい。途中すさまじい夕立に振られて靴までびちゃびちゃになった。乾くまでも数日は嫌な気分で行動しなければならないことを考えると憂鬱だ。

 

でも、雨上がりの虹はなんとなくそれでもいいかと思わせてくれる。写真には写せなかったが、私を追い抜いていく車のタイヤが飛ばす水しぶきが小さな虹を作っていてきれいだった。

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そして夕方、といっても九時ぐらいだが。ようやく日の入り。今日は湖畔のキャンプ場で一夜を明かす。チェコは道路を走った感じ、明らかに今まで走ってきたヨーロッパのどの国よりも貧しい。政治的な体制の問題だろうか、気を引き締めなければ。

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できれば明日か明後日にはチェコを横断してドイツを目指したい。ドイツの次は北欧だ。

 

それでは!

 

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第3部 ヨーロッパ周遊編 開始

みなさん、こんにちは。ドイツビールでべろんべろんの宮下です。

ちゃんと日本語になってなくても勘弁してください、酔っ払いになってしまいました。

 

今いるのはドミトリーという一部屋にいくつもベッドがある安宿なんですが、わりと規模が大きくホテル内にバーが併設されています。そこで仲良くなった人たちと飲んだんですが、聞いたところつまみなどの食べ物を頼めないそうでビールだけを飲んでいたらべろんべろんになってしまいました。これあした二日酔いかもしれない、憂鬱だ。

 

って、これヨーロッパ周遊の最初の日記だった。これまで付き合ってくださった皆さんも、これから見てくれる人もこんにちは。どうかよろしくお願いします。

 

これからの大まかな流れをすごくざっくりいうとバイクで下の3つのことに挑戦します。
1.ヨーロッパを時計回りに周遊
2.南アメリカを縦断
3.北アメリカを縦断

 

わっかりやすい!

 

そして旅にトラブルはつきものなのできつきつのスケジュールは立ててません。

当初の計画はロシアを横断したあとヨーロッパを周遊しようかとも思っていましたが、
東南アジアを周遊してみて「バイクでひたすら走るよりも写真撮影に力を注ぐ旅にしたい」ということでロシア横断に注げる時間とエネルギーを絞ることにしました。

 

なのでヨーロッパはオランダから旅をはじめます。

とはいえ、すでに旅が始まって10日にもなろうというところ、インターネット環境や充電の問題など多くのことに直面しながらやっとこさブログを更新できるようになりました。そんな問題が発生しているのはそれらを借りられないキャンプ場で寝泊まりして旅をしてるってことが原因なんですが、とにもかくにもこれからできる限りの頻度でブログを更新していきたいと思います。

 

また、写真に関してすでに起こったトラブルとして写真編集ソフトが使えなくなってしまいました。普段はレタッチして細部を調整した写真を貼っていましたが、ここから先はもう撮って出しです。すっぴんのまま貼っちゃう。だからもし見づらかったりしても勘弁してください。

 

8月24日 日本時間の午後十一時、オランダの現地時間は午後四時でした。ここまで来るのに24時間以上かかりました、ヨーロッパって遠い・・・

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バイクは8週間ほどかけて横浜港からオランダのロッテルダム港へ輸送。よく聞かれるのでざっくり書くと頼んだ会社はクロネコヤマトロジスティクス。250ccのオフロードバイクでサイドケース2つつけた状態のものを輸送すると大体21万円くらいでした。輸送は混載というタイプで木枠に入れて送る必要があり、保安上の理由によって自分自身で木枠に組むということはできないそうです。そのほかの費用として、輸出・輸入の実績が浅い者(私のような素人)がこういった荷物を輸出・輸入する場合、中身の検査費用として2万円ほど上乗せされます。この検査は拒絶できず、またこの費用を負担しないと輸送させてもらえません。なので計23万円くらいです。わりと円が強い時期に契約したので助かりまし

 

で、そのロッテルダム港でバイクを受け取る予定日が8/5でした。到着したロッテルダムの町は高層ビルこそないものの近代的というか前衛的な形の建物ばかりで、地震に耐えられなさそうな不安になる構造のビルもありました。

気候は半袖だと肌寒い程度。大荷物をかかえていたので助かりました。宿まで駅から荷物を担いで1.5kmほど。近くに大きな協会がありました。中には入れませんしたが、日本の寺や神社のような林で隔絶されている感覚とは異なり、町の一部として溶け込んでる感じがしました。

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町にあるマンションの壁もオシャレ。日本じゃこういうの許されなさそう。

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宿はドミトリーで快適。バイクをゲットすればテントが使えるので野営しながらヨーロッパを周遊する予定です。町の様子もたくさん撮りましたが、あんまり画像を貼るといつものように長くなるので割愛。

 

8月5日

いよいよバイクを取りに行く。ドミトリーがある中心地からヤマトグローバルロジスティクスまでは大体12km。歩くと半端なく遠いのでいい方法を探していたところ、近くからWaterbusというのが出ていました。Willemskadeという場所からRidderkerkというところまで4ユーロで運んでくれます。オランダに限ったことではなくヨーロッパの多くの国は日本より物価が高いのでタクシー使うより経済的でおすすめです。私が乗ったときには毎時0分、30分の出発でLine20というやつです。ただ、わからなくても乗務員に聞けば教えてくれるので全く問題ありません。

 

ヤマトグローバルロジスティクスに着くと、事前に担当してくれたマーティンさんが出迎えてくれた。木箱で非常に厳重に梱包されていたので(日本の横浜港でかなり厳重にやってくれたよう)、取り出すのに時間がかかったものの30分しないうちに受け取ることができた。2カ月の期間だったが、セルもちゃんと回るし、タイヤの空気圧も減っている様子はない。マーティンから聞いたガソリンスタンドでガソリンを給油して、オランダを自走する。穏やかな気候もあいまって最高に気持ちがいい。

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せっかくなのでそのまま世界遺産のキンデルダイクという風車が有名な村に行くことにした。オランダという国は平均海抜が0m以下で灌漑しないと土地を使用できないのだが、この風車はその水を外部へ押しやる役目を果たしているらしい。昔、地理の授業でやったはずなんだが、実際に現地で説明のビデオを見るまで完全に忘れていた。外から見て水車が併設されていたので、「風だけじゃなくて水の力も利用してるんだ、スゲー!」って思いました、アホですね。

 

青い空、白い雲、最高に気持ちいい風。雲が太陽を隠してくれるから日差しも柔らかく心地がいい。

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この場所に入ること自体は無料なんだけど、風車の中を有料で見学できるそうなのでせっかくだから行ってみることに。動力の説明だけでなく、そこに人がどうやって暮らしていたのかを知ることができました、風車自体は巨大なんだけどやっぱり部屋としての内部はすごくこじんまりとしていて、ベッドなんかはドラえもんが押し入れで寝るような状態でした。今もいくつかの棟には人が住んでいて、入ることができる風車は限られています。上下の階を行き来するための階段横は巨大な歯車が回っていて、落ちたら確実に死ぬんだろうなと感じます。この歯車が木製で、きしむ音が常時なっていることを考えると、住んでる人にとってはもうBGMみたいなものなんでしょうね。

 

8月6日

さっそくですがオランダを旅立ちます。ヨーロッパにはシェンゲン協定というものがあって、EUに加盟している国の行き来がしやすい代わりに、いかなる180日の間でも90日間の滞在しか許されていません。これは物価の高いヨーロッパで外国人労働者が現地人の雇用を圧迫するのを防ぐ狙いがあるようです。

 

簡単に言うと90日のタイムリミットがあるよ、ということ。つまり周遊するとなればあまりゆっくりはしていられません。時計回りに回るつもりでしたが、ネットで見たベルギーの街並みがあまりにも綺麗だったのでそちらに向かおうと思います。

 

着きました、ベルギーのブルージュの町です。3分クッキングみたいで旅の感じが伝わりにくいかもしれません。しかし、下道を丹念に走り、ここまでやってきました。細部にわたって書かないのはとりあえずブログを現実に追い付かせようという思いがあるからです。

話をもどして、ベルギーのブルージュの名前は「橋」が由来だそうです。たしかにブリッジに似てなくもないですね。なんで橋をかけたのかというと、12世紀に襲った大津波のあと、爪痕として残った溝を整備して水路にし、船で町の中の交易を盛んにしたそうです。町中の交易を運河にするって一見効率よくなさそうですが、水上では重い荷物を運ぶときの摩擦も限りなく小さくなりますからね。道路もろくに舗装されず丈夫で高性能な荷車でもない限り運河はかなり画期的な輸送経路だったのかもしれません。

ここは有名なマルクト広場。名前の由来になった橋を数々を押しのけて人気No.1に輝くだけあってすごくきれいなところです。四方を建物に囲まれた広場なんですが、周りの建物がどれも立派で中央に立つとどこを見ても贅沢な眺めです。

 

ここでは伝統衣装に身を包んだガイドが馬車を操りながら市内を案内してくれるようです。ベルギーは州制度をとっていて、この建物は州庁舎だそうですよ。私たちでいうと県庁くらいの位置かな、ちょっとおしゃれすぎませんか。

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広場ではシャボン玉のパフォーマンスをやっていて大人も子供も笑顔になってました。私もだいぶ(写真撮影を)楽しんだので途中でチップを帽子に入れにいきましたが、あれってタイミングだ大事なんですね。パフォーマンスが終わってパフォーマーが戻ってから入れないといけない。途中で入れたら気づかれなくて「お前あんなに俺のパフォーマンス見てたのにお金くれないの?」みたいな目で見られました、すでに入れたってば!

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ここには2日いました。近くのキャンプ場が3.5ユーロ(日本円で400円くらい)という破格のおもてなしだったので思わず長居してしまった。ベルギーはここのほかにゲントやブリュッセルにも行きました。

 

この写真はブリュッセルにあるサン・ミッシェル大聖堂。本当はこういう色じゃないんだけど重厚感を感じたので全体を青っぽくしました。ブリュッセルの町は古い建物の中に電光掲示板なんかがスマートに組み込まれてる伝統とテクノロジーが入り混じった町でした。日本人の和の心とかいいますが、東南アジアでもヨーロピアンでも環境に調和させながらバランスの取れた文化を大切にしていると感じました。

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そして太っ腹にも内部見学させてくれるという。もうね、荘厳という言葉がまさに似合う場所です。強制的に厳かな気分になります。

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ステンドグラスがきれい。このステンドグラスにはキリスト教の物語がかかれているんですね。こういった宗教施設は立派になればなるほど、信仰の触媒として効果が大きいと感じます。圧巻でした。

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たぶんマリア様、説明がベルギー語で読めませんでした。慈しみの表情というのはこういうのをいうんだな。

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でも、角度変えると二重顎を触られてメンチを切ってるようにも見えます。アングルって大事。

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2ユーロではいれる資料区画のステンドグラス。HDRという明るい画像と普通の画像と暗い画像を合成する手法で撮りました。人間の目はめちゃくちゃ高性能で、脳の中でそれを処理したものがみえるんですけど、カメラはそうではないのでシステムをフル活用しないと見たものに近くなりません。

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これもブリュッセルにある広場。世界一美しいとまで言われるグラン=プラスというとても有名な場所だそうです。各所に美食の店が立ち並び、本当に多くの観光客が訪れていました。ベルギー思ったよりずっといいとこだなー、お金を貯めて家族と美食の旅にいつか来たいと思いました。

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8月8日

お世話になったキャンプ場とお別れ。ここは宿泊費がとても安くすさまじく快適でしたが、ただ一つ弱点は持って行ったコンセントが使えなかったこと。もちろんちゃんと各国対応のマルチプラグを持って行ったんですが、なんというかプラグの接続部の形じゃなくて、そのプラグを保護している外側の形が合わないんですよね。現地ではコンセントの形が丸形なんですけど、私が持っていたのは四角いもの。WiFiをつなぐことができても、ブログを更新するだけの電源がない。

 

この日はベルギーの東端からルクセンブルクという小さな国へ入ります。

ベルギーの牧歌的風景を抜ける。筆舌しがたいくらい気持ちいです、ぜひ皆さんにも行ってみてほしい。

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途中、ベルギーのホームセンターで変換プラグとバイクチェーン用の潤滑剤をゲット。これでパソコンの充電ができるぞ、やったー!

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そこから走って走ってルクセンブルクに入国。シェンゲン協定のおかげで越境の手間がない分、行程が捗ります。ルクセンブルクは渓谷にある街で軍隊は陸軍が500人に満たない非常に小さな国です。

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その中心部に存在するノートルダム大聖堂に到着。どうやら写真は撮っていいみたい、ありがたやありがたや。

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天井にも意匠を凝らしている。拡大しても思い出が美しく残せます、そう、ペンタックスならね。

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教会の中の描画。色遣いがきれい。

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一般観光客が足を踏み入れることができる最奥。

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圧巻でした、ヨーロッパの著名な協会に入るたびに感じる圧倒的な雰囲気。ここでもしかと味わいました。

余韻を残して教会を出る。渓谷に広がる街なので大きな橋がかかっているが、下ではスケボーのトリックを練習するスペースが設けられていたりと近代的なイメージの一端を感じる。

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8月9~11日

ルクセンブルクを抜けた先は大国ドイツだ。といっても、はじっこなので広がるのは今まで走ってみてきた牧歌的風景も多い。ただ街並みが国境を超えるたびに少しずつ変わる気がする。オランダはまさにレンガ造りの古き良きヨーロッパ、ベルギーはそれよりもどことなく日本の住宅に似ていて、ルクセンブルクは貧しい感じ。ドイツの街並みが今まで走ってきた場所とちがうのは外壁に木を使っていることでだいぶ今までと印象が違うということ。

そんな住宅が見える道路わきのベンチで一服し

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木立の中を抜け

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牧歌的風景を横目に

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ドイツのウルムという町に到着。ウルムはドナウ川沿いに発達した町でウルム大聖堂という世界一高い尖塔をもつ協会がある。

 

外観はこれ。

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中身はこれ。

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塔の先端は地上から160mほどの位置にあり、その近くの展望台まで階段を上っていくことができる。

そう、階段をのぼっていくことができる。

 

大事なことなので二回言いました。

登り切るまでに30分、自力でのぼるのに5ユーロかかるという鬼畜ぶり。

ただ登り切ったあとに眺める街並みは絶景でした。ヨーロッパは町がきれいだ。

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駄目だ、眠い。たぶん明日にはこんなひどい日記はないとか言ってるかもしれない。でも、そんなことは気にせず今は寝ます。おやすみなさい。

 

それでは!

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