月別: 2015年10月

二十四日目:長野県 七色大カエデ 岐阜県 平湯峠

みなさん、こんにちは。髭が伸びるごとに旅先のおばちゃんから「どこの山に登るんですか?」と聞かれる宮下です。

前回の日記が10月21日のものでした。
本来なら10月22日の日記が来るはずなんですが、雨がかなり強めだったこともあり、「福島県 塔のへつり」を
あきらめて神奈川県のバイクショップへ移動・整備。10月23日は旅の装備を見直すために実家のある山梨県へ戻り色々と準備しておりました。

この日記は10月24日のものです。

東北の方は大分紅葉が終わりに近づき、残っているわずかな場所を回っていると中部地方の紅葉まで終わってしまいそう。
ということで、中部地方に切り替えて行きます!

まぁ中部地方も紅葉の名所は多々あるんですが、諸事情により一週間ほどでまた山梨県に戻らないといけないので、岐阜、福井、富山、石川あたりをぐるりと回ってくるつもりです。

紅葉巡りをしていて感じるのは一つの情報を鵜呑みにしてはいけないということ。観光協会の報告にもバラつきがありますし、例年の見頃ってのはあんまり役に立ちません。FacebookやTwitterで最新の情報を確認しながら進んだ方が紅葉のピークにありつきやすいと感じています。

 

この日は一日圏内で紅葉が有名な場所へたどり着くのはけっこうしんどかったので、岐阜あたりのどこかに泊まって、次の日に紅葉スポットを目指すつもりでした。宮下さん得意のザ・テキトー作戦。山梨県と岐阜県は隣県なんですが、その間には赤石山脈がドーンと構えているため、一度長野県か静岡県を経由する必要があります。東海新幹線に乗ったことがある人はひしひしと感じると思いますが、静岡県って本当に横に長くて、新幹線に乗っててもずーっと静岡県なんですよね。もうそれが記憶に焼き付いてるので岐阜へ行くときは一度長野県を経由してから向かうのがマイルール化してます。

遠いとは言え、お金に限りがあるので高速は騙し騙し乗ります。この日は土曜日で、休日になるとわりと多く見る気がしますが、高速でバイクと軽自動車の絡む大きな事故があり、ツーリングメンバーの人たちが高速の脇で立ち尽くしてました。もちろんどちらも無事であってほしいですが、ああいうのを見ると「自分も気をつけなきゃ」ってなりますよね。行きつけのバイクショップでも、よく「○○さんが△△で事故った」みたいな話をするんですが、完全に魔除けみたいなもんです。実際の話していたシチュエーションに似てくると減速したり車間とったりしますから。だから事故情報の共有ってのは大事だと思います。

事故による渋滞で予想以上にかかったので諏訪湖SAで休憩。前はここに「諏訪姫」というキワモノのかわいいご当地キャラがいたんですがこの日はいませんでした。

ホットココアを飲みながら休憩していると紅葉スポットを紹介するコーナーを発見。

その一つに七色大カエデというのを見つけました。

 

カエデは山木なので通常それほど大きくはなりませんが、この個体は例外であまりの大きさに紅葉が一気に進まないため、葉のグラデーションが楽しめるらしい。この日はパンフレットの見頃期間に入ってますが、今年は早めに紅葉が進んでいることもあって実際がどうかは別に調べる必要があります。

Facebookではひっかかりませんでしたが、Twitterで二時間前の写真をアップしている人を発見!

葉も落ちて晩秋の佇まい、とコメントでしたが予想外に葉がついてる感じだったので行ってみることにしました。長野県は中部地方ですが、東北よりも全然紅葉が早かったりします。この時期に長野の紅葉がどうなってるのか、このカエデを見て確かめてみよう。

のぼりを辿って大カエデの地へ。そこは半分お祭り会場と化していて、屋台も散見されました。

駐車場にバイクを停めて、芝生の斜面を歩いていきます。

 

すると青空の下に葉を赤く染めた大樹が佇んでいました。

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おお・・・たしかにカエデにしたらめっちゃでかい。

遠くから見ると人がミニチュアの玩具みたいに見えます。

 

ただ、もう葉は落ち始めていて、四日、五日前に来ていたら角度ごとに色が違って見える七色だったかもしれません。

これは七色大カエデではありませんが、周囲に大きな木がいくつもあります。(写真は広角レンズで撮ったので実際はもう少し人間が大きいサイズです)。デカい木ってそれだけで神々しさを感じますよね。

この旅で南下したら屋久島にはぜひ行きたいな、と感じました。

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せっかく来たものの晩秋なので写真撮影もそこそこに撤退。途中、駐車場で出会ったライダーのお二人に色々お話を聞き、休日の混雑を避けながら岐阜へ移動できるルート情報をゲット、そこを抜けてみることに。

 

途中でかかし村という怪しげな場所とも遭遇しましたが、紅葉が広がってるような場所じゃなさそうなので今回はスルーパス。こういう気になったところは行った方が良いというのが信条ですが、紅葉を見る時間への投資だと思ってここは先へ進もう。

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上高地を尻目に峠道を進む。

朝起きて大分ゆっくりしてから出発したこと、渋滞にはまったり、本来の旅程とは違うカエデを見に行ったりしたことで日はそれなりに傾いていました。この時期だと二時くらいには日の光の黄色が強く出始めると私自身は感じてるんですが、その黄色が紅葉の黄色を照らすと本当にいい色が出ます。

光の色と照らされるものの色の愛称ってのはたぶん存在していて、それがマッチングすると別にパノラマや奇抜な構図じゃなくても、テクスチャだけで芸術に匹敵する美しさなんじゃないかと。そこに陰影が加わると、なんでもないような山際でも、快走していたバイクを停めて、レンズを向けたくなります。

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走っていた道は峠道とはいえ、上高地と飛騨を結ぶ幹線道路であり、かつ休日ということも相まって車がビュンビュン通ります。荷物を大量に積んで車幅があるとは言え、それでも乗用車ほど大きくはないのがバイク。ガンガン車が追い抜いていきます。バックミラーを見てれば抜かれるタイミングもわかるんですが、まぁそれでも怖いものは怖い。そこから逃げたくなって平湯峠というマイナーな峠を通ってみることにしました。

 

ここの辺は完全に葉が散って写真は撮りませんでした。カメラもバッグから出さず、黙々と峠を走ります。

その途中に後ろタイヤで「ガリッ!」と音がしました。17000km走り、チェーンも大分伸びていたので嫌な予感がしてすぐにバイクを停めます。タイヤ異常なし、チェーンも大丈夫、スプロケが摩耗してチェーンの動きに若干ゆとりがありますがそれもまぁ平気でしょう。大きな石でも巻き込んだかな?くらいの気持ちで再発進。峠のてっぺんまで来て「今日は全然紅葉撮ってないな~」と思いつつ愛車を撮影して早々にここを後にしました。

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ここから1時間くらい走ったところでしょうか。オートキャンプ場を併設した商業施設で休憩しているとき、飛騨牛コロッケの看板が。でも、コロッケひとつに450円はちょっと・・・と思っていると飛騨牛乳が130円ほどで売られていました。こういうちょっとした旅の思い出にはわざわざ一眼レフを取り出すのは面倒なので、ポケットに入れたデジカメで撮影したりします。

 

この時もそうしようとしました。

 

したんですが・・・

 

ポケットの膨らみがない。

 

 

・・・!

 

平湯峠でガリッとなったのはまさか・・・

 

もう日も暮れ始めてましたがすぐに折り返して平湯峠を目指します。

こういうときは焦ってアクセルを握る手にどうしても力が入ります。こういう心理状態だと事故るんだよな、とどこか冷静に見ている自分もいるんですが、そういう客観的な見方が頭の片隅にあって、そうしないことのリスクも頭ではわかっていても、実際に自分の体で実行できないってのは、結局冷静さを欠いてるんでしょうね。そういう短気の気(け)が弱点なんだよな、と思いながら気持ち車間を空けて走ります。でも、実際はいつもより危なっかしい運転になってるんだろうな。せめてそう感じたことを記録に残そう。

 

峠に着いて音がなったポイントを探す。峠は似たようなカーブが連続するので暗くなり始めた坂道を目を皿にして走ります。これ以上暗くなったら明日の朝だな・・・と考え始めたころ・・・

 

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あったどー!!!

ただタイヤに巻き込んだためズームが効かない状態になってました。

デジカメなのに単焦点(哀)

 

不幸中の幸いにして中のデータは生きてたのでこいつのタフさに感謝です。名前通りの頑丈さ。

結局、この日はこの峠を越えてすぐ日が落ちました。

 

夕日を受けて二回目の撮影。

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何も・・・なさぬ・・・一日・・・だった・・・

 

まぁ、そんな日もあるか。

この日は富山県まで走って明日に備えることにしました。

明日は白川郷の辺に行こうと思っています。

それでは!

 

 

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二十一日目:岩手県 猊鼻渓(げいびけい)→秋田県 小安峡(おやすきょう)

 

みなさん、こんにちは。旅に出てから難読漢字のレパートリーがちょっとずつ増えてきた宮下です。

この日記は10月21日のものです。

やばい、だいぶ遅れてますね。がんばります。

 

この日は岩手県の猊鼻渓(げいびけい)、そして秋田県の小安峡(おやすきょう)に行ってきました。

猊鼻渓ってすごい字面ですが、猊ってのは獅子のことらしいです。

猊鼻渓はカルスト台地が砂鉄川にえぐられたカルスト台地で川の両脇に空を覆うような岸壁がそびえる岩手県ではじめての名勝地域です。その岸壁のうち、獅子の鼻に似ているものがあり、そこから猊鼻渓という名前になったとか。名勝に指定されたのは大正時代までも遡るが、その前は同じ地域に住んでいても知らぬ存ぜぬという人がいたほど秘境だったらしい。その理由は、身分制度が健在の時代、探勝(景勝地を訪ねて旅をする昔の観光)に来るお偉いさんを迎える労力があまりにかかりすぎるため、猊鼻渓を知る地方民がそのことを外に漏らさなかっただからとか。

そんな秘境の地も今ではGoogle mapで探すまでもなく街中ののぼりでたどり着くことができます。

この猊鼻渓は川とそれを挟む岸壁によって形成される景勝地なので徒歩で楽しむことはできません。乗船チケットを買って船から観覧します。ちなみに猊鼻渓のすぐ手前にあるサークルKサンクスでチケットを買うと100円引きなので浮いたお金でたけのこの里でも買いましょう。

 

猊鼻渓を形作った砂鉄川はその昔、刀を作る鉄を多く含む好物が近くで採れたためにその名がついたそうです。この川はびっくりするくらい流れが穏やかで水底も水面から20cmくらいしかないように見えました。観光客向けのやけに滑舌がいいずーずー弁の船頭が棒で船を押して川を上ります。完全な人力でライン下りを実施しているところは、日本でもここだけだと言っていました。

左は船の後方。船頭は「そこは玄関だから」と言っていた。

右は餌付けされたカモ。船でエサを買って与えることができる。横浜のディナークルーズでもカモメに同じことができたような・・・まぁ定番なんだろう。人間にも動物にもWIN-WINだし。

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で、肝心の紅葉は・・・

おお、ちょっと葉が落ちているけどまだ色合いが豊かですな。

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そしていよいよ岸壁が・・・!

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・・・あんまり迫力のない画になってしまいました。

実際はちゃんとすごいから!高さが80mとかあるらしいから!

 

まぁ・・・あとで人と比較した画もあるんでそれで勘弁してください。

 

そして崖の上の紅葉。PLフィルター入れてコントラスト強くしました。赤色がありませんが黄色の紅葉が空に映えて綺麗です。

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これは川に突き出した雨除の岩。船頭がここで雨を凌いだからその名前がついたらしい。

この猊鼻渓には数多くの岸壁があり、それぞれに名前がついてますが名札がかかってるので安心してください。風景を撮るにはちょっと不向きですが。

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渓谷というかほぼ崖なので光の入り方が場所によってはっきり分かれてます。

光が差し込んでいるような暗所や一面に光を浴びる場所など訪れる時間ごとに表情が変わる景色だと感じました。

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この猊鼻渓ライン下りは砂鉄川の上りと下りで90分程時間がかかり、そのうちのほとんどを船の上で過ごすことになります。ある程度入ったところで上陸して散策できますが、大体こういう風景をずーずー弁の説明を聞きながら通り過ぎていきます。

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ここは上陸前の風景。よくポスターで使われるのはここの画らしい。

乗っている場所で比率が変わってしまうがたしかに左右の岩のバランスもいいし、高さも出ていてポスターにしやすいだろうなと感じた。

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で、上陸。玄関で靴を履いて船外にでます。ヒャッホーイ!

人間と同じ高さから生えた木にはまだほんの少し紅葉の赤が残っています。

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そして観光客が立ち入ることができる最奥には大猊鼻岩という大きな岸壁があります。

コイツは高さが124mあります。写真拡大(画像クリックで大きくなります)してみると左下に人間がいるので比較になると思います。

自然ってすげーな・・・

 

たとえば3億円やるから定年までここと同じ深さになるまで岸壁を掘れっていわれたら・・・

いわれたら・・・あれ、やるかもしれないな。

 

金ってすげーな・・・

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紅葉をテーマに写真撮ってますが山とか岩とかあると紅葉よりそっちのインパクトがでかかったりします。色とりどりの感動よりその存在感に対する驚きみたいなのが優先的に想起されるのかな、なんて思います。

上陸箇所で撮った写真をいくつか。船頭さんも言ってたけど紅葉の季節が終わってもまた風情のある景色が楽しめると感じた場所でした。紅葉も主役を彩る背景ってかオプションのひとつなんだろうな。

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猊鼻渓、迫力ある場所だったな。

 

バイクに跨って秋田県の小安峡を目指す。

目指すんだが・・・猊鼻渓の近くには厳美渓(げんびけい)という景勝地がある。

ここは岩のタイプが猊鼻渓とは異なる・・・らしいので通り道だし、ちょっとだけ寄ろう。

 

で、着いたのがここだ。

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「ガラスパークサハラ」

 

ここは厳美渓の近くにある無料駐車場を備えた施設なんだが・・・すごくB級っぽい。

色あせた看板から塗装された当時は相当うるさい色が多用されたように思う。

 

時代遅れの施設郡、そこに流れるELTのTime goes by。狙ってるんだろうか。

駐車場にバイクを停めて歩き出す、日本縦断の旅の途中でガラス細工を買うほどそこまで芸術に飢えた生活をしてるわけでもない。むしろ日々芸術の中で過ごしてるようなものだ。無料駐車場らしいがお土産も買わない分、自販でジュースのひとつでも買っておこう。

歩きながら自販を探す、でも目に付くのはぜんぜん別のものだ。

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え?この情報いる?

いや、俺は別にここの施設のプロデューサーとかじゃないし何があってもいいんだけどさ・・・

バブル世代の人たちはこれを見て「お、俺たちもようやく北緯38.50°まで来たな!」とか話したんだろうか。

 

こういう情報の標識って兵庫県の明石市とか本州の端っことかだけだと思ってた、また見聞を広めてしまった。

これは水が抜かれた噴水と露になった人魚姫。人魚姫は96年製らしいのこれだけ色あせても19歳なのだ。

節目の二十歳を迎える来年までにこの施設がなんとか復権して欲しいと願うばかりである。

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徒歩2分くらいで厳美渓に着く。ガラスパークサハラの立地の良さに感謝。ちなみに紅葉はほとんど終わってて赤色が残ってる部分だけ写真で撮りました。ずーっとこういう景色っぽいので早々に撤退。

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五分歩いた中でもっとも色の組み合わせが多かった場所。ごみ捨て禁止じゃなくて「絶対捨てないでください」。「ポイ捨て禁止」とかの表記よりこういう口頭で使われる言葉尻の方が頭の中で音を再生したときに強い意志を感じます。

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また駐車場に戻る。ガラスパークサハラから厳美渓に向かう途中にあるガラスの小道。

通過するだけで強制的にノスタルジックな気分になるが、この小道にはガラスで描かれた絵画が陳列されていて、クリムトの接吻など有名作を描いたものもあった。ガラスであんな綺麗に描けるもんなのかーと素直に感動。

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なんかガラスパークサハラをディスった感じになってしまいましたが、展示されているガラスはどれも高い技術が必要だとひとめで分かるものばかりだし、おしゃれな喫茶店も営業していてそこそこ人も入ってる印象でした。俺がもし豪邸を建てて玄関がちょっと寂しい感じになったらまた来るぜ、あばよ、サハラ!!

秋田県を目指してひた走る。わき目も振らず、、、とはいかず怪しいところがあったらすぐに止まります。

やたら青い池を発見したので停車。すげーな、北海道でみた青い池より青いぞ。

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青い、青い、青い・・・

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これ紅葉が全盛期だったら相当な観光スポットな気がする。

 

矢櫃(やびつ)ダムって看板と磐井川(いわいがわ)って標識があったんだけど具体的な場所名とかはわかりません。撮影もそこそこに青い水面を木々の合間に見ながらまた出発します。反射された光が心地よいまぶしさでした。

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その後山間の峠道を走り・・・橋で止まっては谷間に広がる紅葉を撮影し

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たまに遠めに見える崩壊した橋に恐怖しながら

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小安峡に続くトンネルに着きました。

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ここまで来たら10分足らずで小安峡です。もう日も暮れ始めていますが、ここら一帯がそれなりに紅葉してるのでまぁ、ゆっくり進んでもよしとしましょう。そんな風に甘く考えていて・・・

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小安峡についたときには、谷間が完全に日陰になってました。

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やっちゃった・・・これだと色があんまりでない・・・

観光協会に行ってよさげなところを聞いてもトレイルルートは片道1時間弱かかるとのこと。

帰り道は真っ暗になりそうです。小一時間くらいで行けるところもないとのこと。

 

しかたなく同じところに戻ってカメラの機能で鮮やかに撮ろうとしていたとき・・・

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谷の底に道を発見!!しかも蒸気っぽいものが噴出しててなんか楽しそう。

 

あるじゃん!それっぽいところあるじゃん!

 

近くの駐車場にバイクを停めます。

すまんが今用事があるのは谷なのだ・・すまん・・・

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山形県の面白山もそうだけどちっちゃい山って俗称とか地元の人でつけちゃっていいんでしょうね。

この山もスキー場などのレジャー施設があったりするらしいです、昔だったら必要以上に絡んでたんですがその辺はもう大人になりました、さらば。

階段を下りて谷底へ。葉も落ち気味で紅葉終盤といったところでしたがそれでも色はまだまだついていて、見ていて気持ちがいい。日陰ですが。

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さっき上から見ていた橋が見える。これを望遠鏡でのぞいたらさっきの自分が見える、とかだったら世にも奇妙な物語でありそうですね。

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問題の箇所へ・・・

おお・・これけっこう・・・ヤバい量だな。

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勢いがよすぎて湯気だけじゃなくて飛まつというか水滴というか塊がバンバン飛んでました。

これが普通の水だったらいいんですが、温泉成分を含んだものだとカメラがやられますからね・・・

少々めんどくさいがバッグに詰め込んで弱くなったタイミングで特攻。

 

ハイ、まぁ別に大丈夫です。

浴衣でみんな通過したりしてるから当たり前なんですが。

 

枯葉が川に漂ってたので長時間露光で撮影。

こういうのも秋っぽいよなぁ。

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しばらくすると蒸気のレベルが5くらい上がってて向こう側が見えない。

それにたじろぎ通路の前で立ち止まるおばちゃん。

 

携帯を一瞬みて・・・

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行ったーー!!!

霞の中に消えてゆく彼女とついぞ再会することはなかった・・・

 

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まぁ、普通の蒸気なんですがね。

こう、一人で旅してると些細なことをいじくりまわして楽しくしようという現象があるんですよ。

再会もなにも進む方向も逆でしたしね。

 

たまに振り返ってここまで来た道を見やる。夕方ギリギリに来ちゃったけど楽しめたなー。

ありがとう、子安峡。

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最後の階段から見えた紅葉で今日の撮り収め。ここ見てたら温泉に入りたくなったので街に戻ったらどこか探そう。

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明日は天気が良ければ塔のへつり、ダメならいったん神奈川へ行ってバイクの整備とかをしてもらう予定です。それでは!

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二十日目:宮城県 鳴子峡

みなさん、こんにちは。こけしとか日本人形をじっと見てると不安になってくる宮下です。
この日記は2015年10月20日のものです。

載せる内容のテーマが「紅葉」で日ごとに様子が変わるために、私のブログを見て「いざ行ってみたら葉がまばらの晩秋でした」となるのはあまりにも申し訳ないので、今度から訪れた日を明記することにしました。

この日は宮城県の北西にある鳴子峡(なるこきょう)にいってきました。
鳴子峡っていったら東北の紅葉名所でいつも上位に来るようなところですからね、こいつは期待が高まります。

 

この鳴子ってところはご存知の方も多いかと思いますがこけしが有名なところです。

 

 

ところでみなさん、こけしって何のために、どうしてあの形なのか知ってますか?

 

聞いてる私が全然知らなかったのでこけしのwikiを読んだんですが、めっちゃ勉強になりました。

どうやらもともと子供の玩具として庶民に浸透していたみたいですね、大正時代にキューピーに駆逐されてしまったみたいですが。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%91%E3%81%97

せっかく旅してるんだし、知ってるつもりのこともあらためて調べると、ビックリするくらい深みがあったりします。それを追うという楽しみが増えて、そういう意味では楽しいことってのは掘った分だけ増えるんだから、生きてる限り楽しいことは追えるもんだなーと感じます。

 

はい、グダグダ言ってないでさっそく出発します。

 

鳴子峡は、宮城県の北部でわりと大きい大崎市からバイクで一時間くらいだったかな?

今が見頃と聞いていたので平日とは言え、かなり混むだろうと予想してたので早めに出ました。

 

で、まぁ特に何の問題もなく到着。思いのほか空いてました。

 

旅って言えばストーリーがあってー・・・、と思うかもしれませんが、その辺私の旅はサッパリですね。

登山の時と問題が発生したときはそれなりに起承転結もあるんですが、そうでないときはすこぶるアッサリです。

 

到着した駐車場から歩いて3分。

この景色です。

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おおおおおお!完全に最盛期!!

 

たとえば絶景地が洞窟とかトンネルの先、展望台からしか見えなかったら、着いた瞬間に視界いっぱいに絶景が広がって「わーー!!」ってなるんですが、大抵の景勝地はベストアングルに着く前からその景色がなんとなく見えてるわけです。だから驚きもそこそこにやっぱり期待通りの景色が広がっていて感動!ってことも多いように感じます。ここもベストアングルに着く前から景色が見えてたわけですが、それでもここは展望箇所に来ると「すごい!」っていう驚きの感動がありました。本当にすごかったら前フリとか関係ないんだろうな。

 

違うレンズで広めに撮影。いやー、こいつは本当に見事、まさに絶景地。

紅葉ばっかり見てると風景に対する感想がおじいちゃんっぽくなります、私だけかもしれませんが。

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写真を撮っていると近くにいたおっちゃんから渓谷の底まで歩けるとの情報をゲット。

その情報をくれたおっちゃんは足が悪くて下まで行けないらしい、「行ってきて写真見せてよ^^」と。

これは写真撮ってる人間にとってうれしい言葉です。

 

「私が下まで行って写真撮ってきますよ!」と意気込みます。

 

散策路自体は渓谷の底を通るものと近くの林道を歩くものがあるみたいなんだが、渓谷の中は震災の影響で長らく途中までしか行けないようになっているとのこと。足の悪いおっちゃんは渓谷の方を敬遠していた。

 

待っててくれよ、おっちゃん!きっといい写真を撮ってくるからなー!

 

階段を下りて下へ下へ。木々の隙間から紅葉がずっと向こうまで続く。

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向かいの山肌にも紅葉がビッシリ。同じような高さで寒暖の差もここらへん一帯では小さい場所なんだろう。

赤と緑って色として遠い位置づけな気がするけど自然の中だと完全に調和するからすごいよなー。絵で描くと難しいんだろうなー。

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この写真は底のちょっと手前から撮影。紅葉の中に見える岩肌が景観を締まりのある感じにしてくれるので渓谷の紅葉が人気なのも納得です。

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ちょっと進んでまた撮影。少し歩を薄めると光を浴びる植物が前面に出たり、その逆もあったりして印象が大分変るのですぐに写真撮りたくなっちゃう。撮影ばっかりで全然前に進めない・・・・

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で、やっとこさ底に着きました。普通に下れば10分かからないんだろうけど倍以上かかった・・・

 

通行止めになっている道は渓谷の合間を抜けるルートなので陰っていて紅葉の色がわかりにくかったです。

なのでそっちのほうはあんまり写真撮りませんでした。

 

これは底から今まで下りてきた方を振り返って撮影しました。光を浴びた植物って本当に輝いて見えて好きです。

こういう色を絵で出せたらどんなに素敵だろうな、と思います。

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そして思い出します。

 

おっちゃんのこと忘れてた・・・

 

元来た道を急ぎます。

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待っててくれ!おっちゃん!

今底から見える景色を・・・あ!

来るとき気づかなかった、ここすごい色合い綺麗だわ。

 

あっぶねー!あっぶねー!

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色バランスがすばらしいよね、ウン。川底にある滝が青みと白を加えてくれるのでこのアングルで全部の色があるんじゃないかって思います。私がいた時間には光が入りそうにありませんでしたが、ここに光が入ったら、そりゃもうすごいでしょうな。

 

パシャッ!パシャッ!

 

・・・・!またおっちゃん忘れてた。

待ってろよー!おっちゃん、待ってろよー!

 

・・・

 

・・・

 

ハイ、いませんね。たぶん帰りましたね。

 

お前何分かけてんだって話ですよね。たとえばトイレの前で人が出てくるのを待っててそれが40分とかかかったら間違いなく別のところに行きますからね。

 

すまぬ、おっちゃんすまぬ。

 

あとせっかくなんでもう一つの散策路も行ってみよう。

さっき撮影していた橋を通り、おっちゃんと会話したレストハウスを遠目に見やる。

 

あばよ、おっちゃん。あばよ、レストハウス。

 

有名スポットが最盛期ということもあって橋の上でテレビ局が撮影してました。

たぶんこれからインタビューされるであろうおばちゃんがスタッフと会話している脇を抜けます。

こんな絶好の行楽日和で、テレビに取材されるなんていい思い出になったろうなぁ。

よかったね、おばちゃん。

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係員の誘導に従って林道に入る。

入るんだが・・・人が全然いない。さっきまであんなにごった返してたのに・・・

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歩いてみると林の中は紅葉がピークまで達していない。

なるほど、あそこと比べたら確かに微妙だから、限られた時間ならあそこを見ていた方が紅葉の絶景を楽しめるかもしれないなぁ。でも、こういう場所にこそ、ポスターには使われないかもしれないけど、個人の感性で「いいな」と思うところはたくさんあると思います。葉の色づき方、光の入り方、当たり前だけどそこに行った人しか見れないその瞬間の景色が広がってます。だから観光地に行ってちょっと怪しいと思ったらガンガン進んだ方が私はいいと思います。

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しばらく歩いたけどホントに人がいないので熊除けの鈴を装備。

この熊除けの鈴って結構デカい音でリーン!リーン!て鳴るんですが、それが不思議と心地いい音色なんですよね。風鈴まではいかないけど情緒ある音です。この音ってテレビでしか見たことないけど修行僧が持ってる錫杖の音に似てる気がします。

 

あれ?ひょっとしてあれって熊除けの意味とかあるのかな、とか考えながら進みます。

 

途中の崖崩れ箇所。

左が見下ろしたところで、右がその反対側。

紅葉ルートとして推奨されてる道でもこういうことがあるんだから、天候の悪い日に登山することになったらホント気を付けないとな。

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途中、俳人の芭蕉が通った奥の細道に接続するそりゃもう粗雑な土色ジャンクションもあるんですが、そっちはやめました。完全に笹薮を進む感じなので。

写真の左に写ってるのが日陰の笹薮。笹って日が陰ると暗い緑なんだけどその中でも青色が強くでる気がする。

でも、こいつは光を浴びるとすごく綺麗なグリーンに見えます、ふり幅がデカい。

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この後必要以上にダラダラ進み紅葉を満喫。

駐車場に戻ってからも、橋を囲む紅葉の絶景が惜しくて、この日はずっと鳴子峡を眺めてました。

 

ホントにいいもの見れた。

 

このあとはどこへも行かず大崎に戻って銭湯へ。

ゆっくり過ごすの最高だな~

 

明日は岩手県の猊鼻渓(げいびけい)を目指して走ります。

そろそろ東北も終わりかなー。

 

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十九日目:紅葉の奥日光へ行こう!2

みなさん、こんにちは。曜日感覚をすでに一切失ってしまった宮下です。

この日は連泊した栃木県宇都宮市の友人宅に別れを告げ、紅葉の奥日光を再度散策しながら北上する予定です。この日も快晴で絶好の行楽日和でした。

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昨日通ったいろは坂を同じような時間帯に通ります。昨日は日曜日、今日は平日なんですが若干空いてるくらいで激込みです。いろは坂を上りきったところにある明智平でいったん休憩。ここからロープウェーで上がると華厳の滝を遠望できるらしいですが、このロープウェーの行列が数珠のようにつながっていて・・

この写真の上が展望台らしいですが、華厳の滝は前日に見たのと、一日に回れる時間も限られてるのでパスしました。

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休憩で寄ったので甘味をとろうとゆばアイスクリームを買いました。お値段はサービスエリアで食うやつとあんまり変わらない。

いっぱいになった駐車場をグルグル回る乗用車を見ながらペロペロなめる。

ム!こいつは!

 

冷蔵庫から出したばっかりのゆばの味がしましたね、ハイ。

他に感想が・・・グルメレポーターは大変だなぁ。

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雲ひとつない快晴だったので昨日撮影できなかった半月山展望台からの展望を狙いにいきます。

半月山展望台への道は昨日と同じく色づいていましたが、やっぱり終盤に向かっているようで、葉の量が少ない感じがしました。

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この半月山展望台へ行く途中には中禅寺湖展望台というのがあって半月山展望台へ向かえば一回で二度お得!昨日はあんまりでしたが今日は湖も穏やかでなかなか見ごたえのある景色でした。

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綺麗な景色だなー・・・ハッ!

半月山展望台へ向かわなくては。目的地は中禅寺湖展望台から車で3分くらいです。

途中も山々が展望できますが着くまで写真はガマンしよう。

 

で、到着。昨日あった雲はひとつもない状態でしたが・・・

ちょうど紅葉まっさかりのところが今度は午前中の陽の傾きで光が差し込まない。

・・・リベンジしにきたけどこればっかりはしょうがないな。

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さっさとカメラをしまって次の目的地へ向かう。次は昨日回りきれなかった霧降高原じゃー!

バイクを走らせていると車が何台か停まったスペースを見つけた。

観光地で車が何台か停まってると「ここは見所なのかな?」って思いますよね。

以前志賀高原を走っていたとき、車が数台とまっていたので便乗してその小高い丘みたいなのに停まりましたが、旅行の雑誌に載ってなったそこからはすごい絶景が見えました(ちなみに柵とかもありませんでしたが)

群馬 志賀高原4 群馬 志賀高原5

 

おっと、そうそう。奥日光の話でした。車が停まっていたところに便乗してバイクを停めてみると、そこから紅葉に浮かぶ滝が二つ見えました。日陰でしたよ、えぇ。

手前の紅葉の中に見えるのが般若滝。よく見るとあそこクレーンがあるんだよな。

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で、こっちのほうが方等滝。

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近くにある日光二荒山神社(っこうふたらさんじんじゃ)境内らしいです。いくらなんでも境内広いだろー。

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絶景なんだけどちょっとどっちの滝も遠すぎかもしれない。ただ散り始めてはいましたが色づいた紅葉は綺麗でした。

 

ここを後にして霧降高原に向かう。紅葉を追いかけて旅をしていると大体途中ですばらしい色づきの樹木や景勝地に時間をもってかれて、当初の計画通りに行かないパターンが多い。霧降高原に入ってスグにもそんなトラップがあってゴッソリ時間を持ってかれた。

 

「霧降の滝」

 

看板を一度やり過ごすが、この時期の日光を回ることは毎年できることでもないだろう。バイクをUターンさせて駐車場に向かう。

 

正直滝はそんなに好きじゃない。というか、パノラマが好きなのであって他はわりとどうでもよかったりする。

でも、ちょっと気になってしまった。

 

駐車場っぽいところに着く。

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「無」

 

無料じゃないぞ!無だぞ!

すごいB級な気がしてきた・・広大な駐車場にランクルが一台停まっているだけである。

それがより不安にさせる。

 

けっこうガチな人が山を踏み入って入るところじゃないのか?熊よけの鈴とか荷物とかひっぱり出して・・・いや、どっかで地図を入手するのか。

 

とりあえず困ったらgoogle先生に聞こう。

調べてみたらわりとメジャーな感じなんだが・・・観瀑台までは駐車場から歩いて10分ほどで滝つぼに降りる道もあるらしい。駐車場横にある草ボーボーのテニスコートを尻目に進む。こういうところで成立したカップルとか今はどうなってんだろうな・・・とか余計なことを考えつつ進む。

 

と、すぐに綺麗な駐車場に着いた。メインはこっちじゃん!!

駐車場にあった紅葉。これからがピークでしょうが、それでもこの鮮やかさはすごい。

ものすごく鮮やかな色なんだけど眼に痛くないから自然ってのは不思議だなぁ。

IMGP4466

 

そこからこんな林道を歩きます。この後階段も出てきますが、あんまり気負わなくてもスニーカーとかなら簡単に観瀑台まで到達できます。ハイヒールは・・・そこに意地があるなら大丈夫だと思います。

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観瀑台に到着。

オウ、コウヨウガスゴイデス!!

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・・・なんでこんなやっすい外人の真似したかというとね?

1915年にフランスの外交官ガロアが発見したガロア虫っていうのが滝つぼにいるらしいよ。それがいいたくてやっちゃいましたね・・・しかも滝つぼまでは行ってないんだよね・・・すまぬ。

IMGP4490

ズームで拡大。この滝は上滝と下滝の二つから構成されていてそれぞれ大体25mくらいらしい。

遠くからでも大きな音が聞こえたけど、そんなにあるんだね。

 

思わぬ収穫でした。無の駐車場に一回落とされたけどいい意味で期待を裏切られた。

こういうのがあるから気になったところにちょいちょい寄っていくことがやめられない。

 

またバイクにまたがって霧降高原を目指す。

が・・・霧降高原は紅葉が・・・もう・・・

 

ザ・晩秋って感じでしたね。

観光協会は見ごろって言ってますが・・・

見晴らしがいいとは聞いてたので階段へ向かう。

 

すると望遠鏡が。しかもわざわざ注意書きまでしてあるという親切さ。

IMGP4506

 

展望台まで1445段だと!?

階段が一個20cmだとしても300m近く登ることになるんだが?

その先には紅葉っ気のない晩秋の高原しか広がってないと思われるんだが?

 

そして俺は静かに撤退を決めた。

 

でも、まぁせっかくだしジュース飲んで休憩でもしよう。

IMGP4507

周辺にゴミ箱がない、「させない!」という強い意志を感じる。

 

バイクは荷物の積載量が少ない。

できればジュースも持ち歩きたくない。

 

そして俺は静かに撤退を決めた。

 

霧降高原を北へ抜ける途中大笹牧場というのがある。牧場ってか牧草地っていいよね。同じ緑なんだけど陽の差し方・当たり方でグラデーションが生まれるし目にやさしい色合いなんだろうな。下は夏に北海道に行ったときの写真なんだけどwindowsの壁紙みたいな光景がずっと広がってる、ぜひ一度行ってみてほしい。

北海道 豊富町 牛横断注意4 北海道 豊富町 大牧草地1

 

大笹牧場に着くと車も然ることながらバイクの数がすごい。高原道路の先のレストハウスってやっぱりライダーはみんな寄るからな。そういうところだとバイク専用の駐車スペースがちゃんとあってありがたい。

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節約しなきゃいけないんだが・・・

ダメだ・・・

 

今最高に肉が食いたい。

 

で、買っちゃいました。ラム串。

その場で焼いてくれるんですよね。ほかの人が買うとその匂いで別のお客が・・・

私もその類でやられました、クッ・・・本能に訴えてくるのは卑怯でしょ!

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肉汁がサイコーにうまい。そのわりにラム特有の癖が強くない気がした。

まぁ、腹が減ってますからね、こちとら。そりゃもうサイコーにうまいです。

旅してて思うんですがリュックサックに塩コショウとか入ってたらすばらしいよね、今度から標準装備にしようかな。

 

その後、鬼怒川のわきをぬけて宮城県の大崎まで進む予定です。栃木の奥日光は散りはじめですが、ここより100km以上北の鳴子峡は今がピークみたいなのでそっちを目指します。桜前線ってのはありますが紅葉前線はたぶん作れないんじゃないかなぁ、と思います。山の上はもちろんですが、同じような海抜でも山から吹き下ろしの風が入るかどうかでぜんぜん違うし、ほかの要素もたぶんに絡んできます。だから機動力でカバーするしかないのです。

 

とかいいながら走っていて綺麗だとすぐに停まります。

鬼怒川の川沿いは今がピークっぽいな。

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最後にみた開けた場所からの鬼怒川は綺麗だったなぁ

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ちなみに川沿いは紅葉してるけど奥まで紅葉は進んでません。

冷たい風が入っていかないのかな・・・

 

逆のパターンもあって、奥入瀬なんかは水の周りの温度差が小さいのか川の周りだけ紅葉してなかったですからね。

 

こういうのが紅葉を判断する難しい要素になるんだろうなぁ。

 

明日は鳴子峡を走ります。

よかったらまた読んでもらえるとうれしいです^^

 

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十八日目:紅葉の奥日光に行こう!

みなさん、こんにちは。紅葉を追いかけるより追い立てられる感じになってきた宮下です。
昨日はおケツ二等兵の戦死という悲しい結末でしたが、その甲斐あって栃木県の宇都宮市に到着しました。

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昨晩遅く友人宅に滑り込み、それでも暖かい笑顔とピザポテトで出迎えてくれたY氏には感謝しかありません。

そんなY氏はYAMAHAのセローとST250の二台持ちというセレブですが、今日はセローに乗った彼と奥日光を回りたいと思います、イェーイ!!

貴重な(友人の)休日は有効に活用せねば、出発!
宇都宮から奥日光への道はいくつかありますが、どうせどっちも混んでるだろうと予想してました。

予想してましたが・・・対策は特にしてなかった!
予定調和で巻き込まれます。

有名ないろは坂は色づきがすばらしいですが、その分車もスローペースでなかんか進まない。
いつもの倍はかかって途中の展望台に到着。
IMGP4066

魚眼で撮影。いろは坂全体が紅葉に染まり、ドライバーや同乗者を楽しませてくれます。

日本に生まれてよかったー。

 

見上げるとパラグライダー?っぽい人もいたり。この光景を上空から独り占めとか最高すぎる・・・今度絶対やろう。

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チャリダーの方も足を止めて紅葉を満喫。いろは坂は車でもシンドイので自転車だったら感動も一入(ひとしお)でしょうなぁ。

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この絶好の行楽日に我々は華厳の滝、半月山展望台、霧降高原を目指します。

華厳の滝は全国的に有名なのであんまり説明しません。半月山展望台は紅葉した山々を見下ろすことができる景勝地で、向かう途中に中禅寺湖を見下ろせる中禅寺湖展望台のおまけ付き。霧降高原はニッコウキスゲが有名な場所です、紅葉になると高原自体が鮮やかに染まるそうで観光バスは吸い込まれるようにそこを通るようです。

まぁ・・・霧降高原はとにかく混むようなので周れたら・・・くらいにしますか。

 

さっそく華厳の滝を目指します。

向かう途中で男体山が正面に。天候もこれ以上ない秋晴れで麓に見える紅葉が、高さが似たような場所にある華厳の滝周辺の紅葉を期待させます。

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これは華厳の滝の駐車場にあった紅葉。

この蛍光オレンジみたいなのは絶対ピーク、これ以上鮮やかになったら正面から見てられないよね。

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めっちゃ鮮やかだけどPL(偏向)フィルター使ってるだけでPCで色をいじったりしてません。

ピークだとそのくらいホントに鮮やかなんですなぁ。

 

徒歩3分くらいかけて滝へ向かいます。たまたま外に出てきた食堂のおばちゃんと会話。

どうも今が一番色がついているらしい。

 

なんでもいいけど旅先でおじちゃんやおばちゃんのことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶようになりました。

おじちゃんやおっちゃんだとなんか若い人特有の失礼な気がするし、ご老人だなんていえないし、御仁とか呼んでも「は?」ってなるでしょ。でもこの「お父さん」の中にはやわらかさや親しみがある気がする。

所ジョージさんがやってる日本ダーツの旅で村人に話しかけるときも「お父さん」「お母さん」と呼んでますが、その理由が旅を始めてわかった気がしました。

 

華厳の滝には上から見下ろす無料展望台と100m下で華厳の滝を見上げる有料展望台があります。

エレベーターもたしか往復で550円とかするので決して安くはありません。

この写真が無料展望台から見た景色、ちょうど色のついた葉があったおかげでその脇を水が落ちる構図にできました。木々の彩がすばらしい。

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これだけでも結構満足なんですが、せっかくなんでエレベーターで下まで下ります。エレベーターの扉が開いたら水滴でぬれた廊下を歩いて展望台へ。

さっき見たときより明らかにローアングルです。まぁ100mだもんね・・・ちなみにこの場所の本当にスゴイところは滝の右側に広がる柱状岩壁。紅葉よりそっちの迫力に惹かれます。

今回は紅葉メインだから紅葉がうつった写真を採用したけど滝の音もあいまってすごい迫力でした。

たしかにみんなが訪れるはずだと関心、ここを外せないのはわかるなぁ。

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エレベーターでまた上へ。この辺で10時30分くらいだったかな?

腹が減っては戦はできんということで観光地価格で飯を食うことに。

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きのこ汁とかゆばアイスとか怪しいもんはたくさんあったんですが・・・

我々はカレーパンを・・・いや、「究極のかれいぱん」を注文しました。

 

1円玉の直径は2cmですが、このパンは27cmあります。デカイ!!

ちなみに味は普通なので長細分食いやすくなったカレーパンでしたね、カロリー補給!

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このパワーで半月山展望台を目指します。

華厳の滝のところでちょっとゆっくりしていたら空に雲がチラホラ。

 

それでも展望台に向かう道は紅葉の最盛期でそれぞれの色がドライバーを迎えてくれます。

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目的の半月山展望台に到着する前に中禅寺湖展望台という中善寺湖を見下ろせる場所があったんですが、ちょっと曇ってたのと、この次の日もそこへいって撮影したので今回は写真なしで・・・

 

で、展望台から見える絶景が!!!

 

あいにくの曇り空でした、ハイ。

カメラマンが何人も三脚を立てて雲が抜けるのを待っていますが、ちょうど紅葉が美しいところだけずっと雲がかかってる。紅葉の彩はすばらしいんだけど陽の光がさしこまないとその色はぜんぜん出ない。

これはちょっとマシなときに一番鮮やかなところをズームした画像、これが斜面一面に拡がってたんだ・・・

 

が、本当にうまい具合に光が差し込まない。自分たちのところに陽が差し込んだり、かなりの範囲で青空が見渡せるんだけどそれでもちょう度この上だけ雲が出てる。

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雲が移動するのを待ちます。

 

来ない、光がこっちまで来ない。唯一後ろ側に差し込んだ瞬間。

広角の広い範囲が写せるレンズだと残念な感じになるのでそういうのじゃないので撮影。

山際キレーなんだけどなぁ。

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雲は全然晴れない。飽きて寝るY氏。

すまぬ、素直にすまぬ。

IMGP4200

あー・・・全然ダメですな、こりゃ。まるで光があそこだけ差さな・・・あ!ヒコーキ!

飛行機雲をまくってことは速度が速いのかな?

IMGP4206

 

結局陽の光差さず。すまぬ、すまぬY氏。

我々はここで撤退を決めました。

 

でも時間は昼を回り、我々が予定していた霧降高原は行けば帰ってくるのが夜遅いだろうという状況になってしまいました。完全に俺のせいですが・・・・。そのため行き先を変更して夜遅くなる前に帰れるルートに。舗装林道の山王林道というところへ向かうことにしました。舗装とはいえ林道だったら紅葉の中をツーリングできるし、こちらは霧降ほど人気がないはずなので多少遠回りでも早く帰ってこれるでしょう。

とは言え、急いてはことを仕損じるとも言いますし、いいところがあったらソッコーで撮影。

ここは半月山展望台から中禅寺湖に降りる道路です、紅葉の山を登るセローを激写しました。

撮影協力:Y氏 ですが。

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舗装林道へ入ると狙い通り紅葉の道。ただし、もうかなり葉が落ちて道路がシングルレーンみたいになってました。私個人が思うことなんですけど、ひょっとしていろいろな観光協会が出してる紅葉の見ごろって若干長めにスパン取ってない?お客さん呼ぶための戦略かもしれませんが・・・いろんなところで恵まれた紅葉を見てきたからだろうけどかなり葉が少なくて晩秋みたいなところも見ごろのままになってたりしますからね。

まぁ、あくまで個人の意見だし、紅葉の進み具合は場所によってマチマチなのがホントのところなのでうまく表現できないってところが本音かもしれないですが。

とか言ってる間に舗装林道に突入。背の高い木々が垂直だけでなく斜めから生えてくるのでアーチみたいになります。

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峠道も上はかなり葉が散っていましたが、下のほうはすごく綺麗。ちょくちょくバイクを停めて撮影します。

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この山王林道の先には川俣温泉郷というのがあります。ここは20分~50分に一回、間欠泉が噴出す渓谷があると有名なところですが、本当にちょうど我々が到着した瞬間に間欠泉が上がってしまい・・・

Y氏からは「本当に宮下はもってるな」と皮肉をいただきました。いやはや、こればっかりは面目ない。

ちなみに紅葉が7,8割くらいだったとおもいます。あとホントに1,2日ズレてれば色づきはじめの場所もかなり色づいてピークだったでしょう。どうも写真の右下のところから間欠泉が上がるようです。

この渓谷では大量のサルが闊歩していて、渓谷を覗けば視界にサルが入るってくらいでした。

川俣湖からの支流が走ってますが川の名前まではわかりませんでした。

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このあと川俣湖にかかる大きな橋を抜けて東北道で宇都宮へ。

IMGP4370

 

途中、蛇王の滝というマイナースポットらしい場所にもよりましたが、うまく撮れませんでした。

滝を見下ろすとたしかに蛇っぽくウネウネしたところなんですが、いざ近づくとウネウネしてるところが全然見えないんですよね。ただ紅葉そのものは綺麗だったので知る人ぞ知るって場所なんでしょう。

いやー、おケツ二等兵の戦死が無駄にならなくてよかった。

若干終盤でしたがそれでも紅葉の奥日光をツーリングできたのはいい思い出になりました。

 

ありがとう!Y氏!

 

明日はこの日いけなかった霧降高原のほうへ足を伸ばそうと思います。

それでは!

 

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十七日目:さらばおケツ二等兵

みなさん、こんにちは。先日臀部(でんぶ)の感覚が一切なく、ケツって何だっけ?という哲学的問いに自問した宮下です。
なんでそんなことになったのか・・・カメラ大好き人間の私がその日一枚も写真を撮らずに過ごした日のことをここに記そうと思います。

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その日も快晴でした。秋田県大館市の宿を後にし、前日に走った十和田湖周辺に懲りずに来た私は休憩がてら開いたブラウザの中で
見てはいけないワードを見てしまいます。

「奥日光の紅葉が今見頃」

来ちゃったああああああ!青森の前に奥日光来ちゃったああああああ!
前日に彼女から電話で奥日光が紅葉してるらしいとは聞いてて、その時は「ふーん」って感じだったんです。が!字面で見ると急に惜しくなる。

すでに秋田から100km近く走った後でした。どうせダラダラしてやろうと息巻いていたので午前の遅くに出発してブラウザでワナワナしはじめたのが午後二時くらい。

突然ですが、みなさんは個人の価値についてどういう考えを持っているでしょうか。
私は個人の価値で最も大切な要因は「その時そこにいること」だと考えています。

たとえば金属加工の製造業で、特殊金属の鏡面仕上げを超高精度で行える人は本当にその人しかその仕事ができませんが、そのタスクを実行するのに、ある能力が世界で一番でないと遂行できないことってのは本当にごく僅かです。言い換えれば大抵のことは世の中の多くの人で代替が効きます。
別に仕事の世界だけじゃないです。人間関係、恋愛関係でも同じことが言えます。特定の異性と付き合うにあたって、その限りだと判断する何かは本当にその人しかいないのか。

よく、「あなたの代わりはいない」なんて言いますが果たして本当でしょうか?

私はこの質問に「本当にそうだ」と言い切る自信があります。
だってそうでしょ?

いくら自分より能力が高い人間が何万人世界にいようが、問題が起きたその場で、実際にその場に居合わせて、それに取り組めるのはほかでもないその人です。
その時はその瞬間しかありません。

異性との関係もそうです。自分よりかっこよくて、やさしくて、さわやかで、そんなやつが何万人いようが、その異性に寄り添った時間や向き合った時間はそこにいたその人間にしかないものです。

だから「その時そこにいること」こそ個人の価値で最も大切な要素だと私は考えています。

さて、話は戻ります。現在地は青森県十和田湖周辺、紅葉の場所は栃木県奥日光。
私よりカメラが上手な人間なんてそれこそ何百万人もいるでしょう。

じゃあ、私の旅、紅葉を追うこの旅の価値はどこにあるのか。
脳内で会議が始まります。

「キサマ、正気かッ!すでに100km走って、さらにここから580kmもあるんだぞ!」
「ええい!何のためのバイクだ!機動力を見せんかい!」
「250ccシングル(単気筒)の振動をなめるなよ!4つに割れるどころかケツが吹き飛んでしまうぞ!」
「紅葉はこの時しかないんだぞ!信条を忘れたのか、この腑抜け!」

議長!結論を!この会議の結論を!

議長「ウフフ、オッケー☆(狂)」

そうだ・・・たとえこのケツが無に来そうとも・・・俺は行かなくちゃいけないんだ・・・!

ということで、青森から栃木に移動してきました。
今乗ってるバイクはXR250BAJAという250cc単気筒のオフロードバイクです。
このオフロードってのがミソで、前タイヤのドロよけがすごく高い位置についてます。

これは悪路で前のサスペンションが沈み込んだときに干渉しないためですが、高速で走ると風を巻き込んでめっちゃバタバタ→不安定な走行軌道になるわけです。
そもそもエンジンも高速走行に向いてないので80km-90kmくらいしか出せません。エンジンぶっ壊す気で回せば140kmくらいは出るって話ですが・・・。
なので85kmくらいで巡航します。これでもきっとエンジンに負担がかかってるんですが。

この状態で高速道路とかスーパー暇ですよ。
バイク運転したことない人はバイク眠くならないでしょ?って思うかもしれませんがそんなことありません。

マジで眠くなります。完全に寝ないまでもマイクロスリープくらいは確実にしてますね。

だから寝ないためにこの日もガムを口に突っ込んで七時間くらいクチャクチャしたんじゃないですか。
顎が筋肉痛になりました。

大体80kmなんて軽トラに抜かれます、バイクなのにね。
周りはコイツおっせーな、なんて思ってるかもしれませんが
これでも「あああぁああぁあぁあぁああぁあああ!」ってなってます。

もってくれよ、エンジンちゃん。ケツはたぶん・・・助からんだろ。

ひたすら自我を捨てて直進します。

それでも最初はケツいてーな、くらいなんですよ。

そのあと座り方をかえる頻度が徐々に多くなっていき、
どれくらい走ったでしょうか。400kmを超えた辺かな?

もうね、ケツの感覚がないの。完全に感覚を失うと「ケツの感覚がない」じゃなくて「ケツがないって感覚」になるからね。あ、これは名言かもしれない。

無の境地。

感覚なさすぎて自分の手で触るんですが「冷えたゴムまり」みたいな感覚が返ってくるだけで本当にこれはケツなのか?
そもそもケツとは何でどこからどこまでがケツなのか?という完全にどうでもいい問いとかが生まれてくるわけです。

ここまで来るとバイクに座ってるというよりもケツだった何かに乗って移動してる感覚ですよね。

さらばだ・・・おケツ二等兵。キミの死はムダにはしないぞ!

結局十時くらいに友達の家に滑り込みました。
本当にすまん!そしてありがとう!!

ケツが、ケツがっていう日記ですいませんでした。
明日は奥日光を旅します、よかったら見てください。

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十六日目:青森県 奥入瀬・蔦沼

みなさん、こんにちは。東北ってすげー広いんだって実感中の宮下です。

前日、晩秋というかほぼ冬に入りかけてた栗駒山に登って「あれ?紅葉を追ってないな?」と思い、
岩手県の南から青森の十和田湖周辺まで一気にやってきました。今乗ってるバイクは250ccの単気筒ってやつで振動がハンパないです。
振動がハンパないとどういうことになるかというと疲労がたまりやすく、高速に乗ると手がしびれ、そして何よりケツが二つじゃなくて
四つに割れそうになります。

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東北道で一気に北上します。有料道路を使わないって縛りを作って旅をしている人もいますが、撮影時間を考えると日中の時間を確保する必要があるのでガンガンワープしちゃいます。その分ケツが消耗しますが・・

 

ここは岩手県にある紫波のサービスエリア。紅葉はここまで降りてきてました。

紅葉にもいわゆる「見頃」の時期は時間がちょっとだけあって、私は見頃になったばっかりをお勧めします。

見頃の最盛期に見れたら一番いいんですが、その日にお休みがジャストでとれるかっていったらなかなか難しいです。また見頃の終わりかけに行くと色づいた葉ももちろんあるんですが木枯らしに吹かれて枝が目立つのでどこかさびしい紅葉になります。だったら前倒しして緑の中によく色づいた葉が散見される見頃の初期を狙ったほうが色合いを楽しめる気がします。
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ほかの方のブログ見てると結構食べ物とかをあげてますね。そのほうが旅情を掻き立てる感じがしました。

 

私なんぞ食べ物に関してたけのこの里しか上げてませんからね。

そこで食べますよ!こびる焼き!

「こびる」は方言で「小昼(おやつ、休憩)」のことだそうです。大判焼きの中にグルグル巻のソーセージが入ってます。

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味は見たまんまでした。大判焼きとしょっぱい焼きソセージのコラボレーション。

期待は裏切らないけど予想は超えてこない、そんなジャンクフード。

 

途中「畑(はた)」というPAにも寄りました。「高速の中に畑(はたけ)があるぞー!」と小学生みたいなテンションの上がり方でしたが、普通のPAだったので缶コーヒー飲んであとにします。ここも紅葉が綺麗。

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しばらく走った高速を降ります。おケツは小破というところでしょうか。

下道に切り替えてまた走ります。高地は晩秋だけど麓は今からが最盛期って感じです。

 

個人的にはこのくらいの中で鮮やかな赤がたまにあるくらいが好きですが。

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途中十和田湖の展望台に寄りました。ただ全体的に曇っていたので全景は撮影せず。

光が当たった場所だけズームして撮影しました。十和田湖を見下ろせる展望台付近は紅葉が終わりかけてましたが水面の近くはまだ紅葉が見頃といったところでした。

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展望台を過ぎ、湖畔沿いの快走路を走ります。上から見たとおりこの辺は今が見頃でした。

いい時期に十和田湖に来れたなぁ。

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時折十和田湖に目を移すと湖面にたゆたう光の反射が紅葉の合間から見えてなんともいえない気持ちになります。

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で、奥入瀬に到着。奥入瀬渓流は十和田湖から焼山まで続く14kmの渓流みたいです。

今までツーリングでいろいろな渓流に行ったりもしましたが、ここ奥入瀬は日本の渓流に多く見られる急流って感じがあんまりしないところでした。もちろん「阿修羅の流れ」と呼ばれるような急場も存在しますが、車を沿道に停めて散策できる範囲では平坦で穏やかな印象を受けます。

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で、肝心の紅葉はというと・・・

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まだでした。始まってはいるんですが奥入瀬渓流を主題にして撮影しようとするとまだまだ緑の葉が多い状態。同じ木でも上のほうは色づいてるんですが、やっぱり水周辺は気温が安定しやすいのかもしれない。温度差がないと色づかないもんね。

 

魚の遡上を阻止する銚子大滝。ちょっとだけ黄色いかなってところです。

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ちなみに夏の北海道でさくらの滝近くに行ったらぜひ見に行ってください。

わんさかサケが遡上してます。かなりの高頻度でジャンプするので見ていて飽きないし、動物園で飼いならされたトラを見るより生命の強さみたいなのを感じることができると思います。

北海道 さくらの滝 ジャンプ1 北海道 さくらの滝 ジャンプ2

ちなみに奥入瀬渓流はいろいろな滝が接続される川なので川縁を歩いているとすぐに滝が見れます。

これは通りがかった白布の滝。滝は全部で13種類だかあるらしいです。

全部で13種類!とかいうとガチャガチャみたいですね、あれ?ガチャガチャって知りません?

IMGP3994

 

このあと奥入瀬の奥にある蔦沼というところにきました。

途中切り返しでバイクを倒しましたが、荷物フル積載でも車体を起こせることが判明しました。

今後安心して横倒しにできそうです(違)

 

蔦沼はよくJTBとかのツアーが組まれてる紅葉で真っ赤になるところですね。

カメラやってる人間は太陽光の中の最も赤が強く出る日の出を狙って集まるもんですが、私が着いたのはビジターセンターもしまりかけの夕方。人影もおらず、薄暗い道を一人でトボトボ歩くことになりました。

で、着きました。森の中で風が吹かず、大きな池に反射した紅葉が綺麗。

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駐車場で会ったニコンもったおっちゃんに言わたんですよね、ピークまでは三日、四日かかるよって・・・

これはこれで綺麗なんだけどやっぱり真っ赤の状態が見たいんじゃー!

撮影しながらたけのこの里を食います。なんでそんな持ってるのかというと先日の栗駒山で多めに買ったたけのこの里がリュックに入ってたというだけなんですが・・・

 

たけのこの里をかじりつつ撮影をしているとだいぶ真っ暗になってしまいました。登山装備なので手持ちのライトもヘッドライトもありますが、やはり夜の森は不気味だ(写真拡大してください)。

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人間の本能で夜はヤバイ!ってなってますからね。しかもこの森妙に静かなんですよ。

紅葉は最盛期とはいえないものの気温は低く虫の鳴き声も聞こえません。まぁ、紅葉で大事なのは温度差だもんね。落ち葉を踏む自分の足音だけが聞こえてきます。

 

こういう時って妙に振り返りたくなりますよね。赤いコートの女がーとか、人間の体が組み合わさった何かがー、とかそういう怖い話もありますけど、やっぱり背後から視線みたいなのを感じるふうに感じるわけです。

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別に幽霊とかは信じちゃいませんが妙に背後が気になります。

これで何かいても暗闇で走って逃げると池に落ちたり、道に迷ったりするかもしれません。

変に冷静な自分がいます。

 

見ないほうがいい。見ることで自分がそこに何かいると思ったことを証明してしまう・・・

でも、振り向かずにはいられません。

おそるおそる・・・

おそるおそると振り返るとそこには・・

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たけのこの里だー!!!

 

・・・怒りました?ひょっとして怒りました?

これだけ引っ張っといてたけのこの里ですからね、まぁ怒られても仕方ありません。

でも、チョコレートにはストレスを緩和する作用があるので、イラッと来た方はぜひたけのこの里を食べてください。

 

あれだけいた中国人を乗せた大型の観光バスや県外のマイカーもまったくいない十和田湖湖畔を走ります。

街灯も一個もないので本当に真っ暗。ただ、時折木々のアーチがなくなる場所から湖面に映る月が綺麗に見えます。

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しばらく走って展望台から空を見る。街灯がない分星空が綺麗。

 

満点の星空の下周りに人がいないってのはなんとも言えない気持ちよさがあります。

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次の日は土曜日で紅葉もマックスじゃないんで秋田市の大館まで走ってダラダラ過ごそうと考えてました。

次の日になるまでは・・・
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十五日目:秋田県 栗駒山

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みなさん、こんにちは。撮った写真が多すぎてブログを書くのに四苦八苦している宮下です。
せっかく日記が追いついたんですがすぐに置き去りにしてしまいました、これ修行に近いものがあるな。

今回の日記はたぶん今まで一番長いです。時間に余裕あったら読んでください!

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先日、しばらく登山はやめます、とか言いましたがまた行っちゃいました。
栗駒山という山で秋田県、岩手県、宮城県の県境に位置する紅葉が非常に有名な山です。
名前も県によって異なり須川岳(すかわだけ)・酢川岳(すがわだけ)・大日岳(だいにちだけ)・駒ヶ岳(こまがたけ)などとも呼ばれるみたいです。

なんで山に、ましてや紅葉の終わったところに行くのか私もうまく説明できないんですが、仕事をやめてから自分の中で宙ぶらりんな感じが否めません。
ある程度の覚悟をもって旅に出たけど、心の中に「こんなことしてていいんだろうか」っていうのは消えません。
だから、なんかこうハードなことを自分に課さないと落ち着かないのかもしれませんね、まぁ山登りする人なら「そこで栗駒山かよ!」ってくらいイージーな山ですが・・・。でもまぁ、晩秋の山には晩秋なりのよさもあるし、いっちょ行ってみますか!

さて、秋田市を出発して栗駒山の須川温泉口を目指します。
走っていると妙な像を発見。
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なんだ、コイツは・・・。ビックリマンシールに出てきそうです。

気になってバイクを停めたついでに近くのコンビニで飯を済ませる。東北も北部に差し掛かり寒さが身にしみます、温かい汁物が食いたいので朝はほぼカップラーメン。おっと、ちゃんと野菜ジュースの飲むよ!

暖を取ってまたバイクにまたがって風を切る、でもめっちゃ寒いので逆に切られてる感覚ですが。

頭の中が「寒い」って単語でいっぱいになったころ何かを通り過ぎました。

あぁ!!

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さっきに仙人像のリアルバージョン!近づいて詳細を見ます。

「仙人像」・・・

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これは何一つ明らかにならないパターン。ゲームとかだと懇切丁寧に村人が説明したりしてくれますが、現実生活ではそんなことありません。周りに説明の看板もなく、謎は謎のまま別れを告げます。

コイツなんなのかぜんぜんわかんなかったな、リアルな旅だなぁ。なんてちょっと感動しました。

 

道を進む。集落の間を抜けるたび里山の山肌がカラフルに染まっている。暮らしていて身近にあるとあまり意識しませんが、外から来た人間からすると感動するくらい綺麗な光景だったりします。私の地元は富士山の近くで朝起きたら必ず富士山がドンッ!て感じであるんですが、大学や就職で地元を離れると、帰る度にコイツでっけぇな、と思います。

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この日は曇りが多く晴れ間が時折覗く天気でした。

だから走っていて紅葉がきれいだと思っても、すぐに光の入り方が変わるので見たときの感動を写真に残すのが難しい。でも全部晴れるってのも立体感がなくなったりするんで悩みどころ。

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しばらくすると紅葉した山々に囲まれた橋に出ました。

本当に180度紅葉に囲まれて驚く、山間じゃないと見れない光景だね。

橋の名前を見ると「夢千人大橋」。

 

マジで!?ひょっとしてさっきの夢仙人!?

でも、それ以上の情報はありません。こういうどんでん返しがありそうでない、これがリアルな旅です。

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そこを過ぎても紅葉する低山を楽しめる。いやー、最高の贅沢ですな。

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紅葉の美しさに助けられ、寒さをそれほど意識せずに須川登山口につきました。

こういうシンプルなバス好きです。ちなみに栗駒山は写真の左に見える頂上がガスった山。

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快晴の予報だったけど山ばっかりはわかりませんからな。それにめっちゃ寒い。ミシュラン装備なのに止まっていて寒いだと!?

栗駒山・・・フッ、この俺に本気を出させるとはな・・・

 

最終兵器ホッカイロを開封。

しかも秋・冬走行を考えてグローブをバイク用じゃなくてスキー用にしてますからね(何)。その中にホッカイロを突っ込み、自分のフリースの裏にベタベタ貼る。すぐには温かくならないがこの投資で登山中の自分が楽になるだろう。

ビジターセンターで地図を2枚もらう。これは前登った山の山頂で地図を飛ばされた人がいたためだ。山頂は地上とは風の強さがぜんぜん違う、それにシーズンを過ぎた山は人がまばらで人の列を追いかければ下山できるという安心感はない。ひとつを右のポケットに、もうひとつをリュックの下に詰め込む。

おっし、行こうか!

 

入り口には須川温泉がある。硫化物の匂いが漂う、湯の色は薄いエメラルドグリーンでちょっと草津っぽい。

あぁ・・・登山じゃなくてこっちに入りたいなぁ、と思いつつ歩き出す。

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登山道ってペット禁止なんだね、まぁたしかにどこでも見ない。それに登攀は無理だろうしな。

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すぐにフラットな道になる。ありがたやありがたや。

ところどころ紅葉が残っている。でも、大方散り終わって冬を待つ雰囲気だ。

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進む。途中に「立ち止まらないで」の看板を散見する。まぁ、硫化物の匂いがするってことはそういうことだからな。撮影では止まらなきゃいけないのでせめて撮影設定は歩きながら行う。あらかじめ「いいな」と思いそうな場所をイメージしておいてそこに合わせて歩を進めながら設定する。

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紅葉と湯気のコラボを温泉郷ではなく山の上で見ることになるとは・・・

湿地帯に出た、思わず尾瀬のことを思い出す。色んな場所に行くと光景がリンクして楽しい、行楽好きの人はたぶんこういう気持ちなんだろう。

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分岐の看板をテキトーに見てまた歩き出す。靴が木道をはじく音が心地いい。景色もそうだが匂いや音も山を楽しめる要素だ。たとえば上高地を歩いているとふいに甘い匂いが立ち込める場所がある。それは桂(カツラ)の木から出ている。音についても一言で木道と言えど色々なタイプがあり、進める歩に返る音はどこも新鮮だ。

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歩きやすい木道もあれば水がたまった池みたいな登山道もある。こういうところは濡れるだけじゃなくて多いにすべる。転んで服が汚れるくらいわけないが捻挫などの怪我につながるのはやばい。

だから散策路扱いのところでも登山道が混ざっているならちゃんと登山用の靴を履いてきたほうがいい。

 

はじめて長野県の駒ケ岳に登ったときに恥ずかしながらストリートシューズでチャレンジした。その靴のブランドは登山靴を専門につくるところで、その堅牢なつくりをベースに街でも掃けるようなデザインにしたものだったからだ。結果、重量物ともども自身を支えた足首はまるでジョイスティックのように動き回り、何度も捻挫しかけたのだ。もう絶対にやらない。

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しばらく行くと開けた場所に出た。岩山が佇む広大な空間を草紅葉が彩っている。樹木は枯れているが厳しい岩山と相まって晩秋の寂しさや冬の厳しさの一端を感じさせる。感動しながら標識を見る。

「賽の頭」

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・・・道、間違っちゃった。

でも、なかなか見れない風景なのでそのまま少し進む。

モルタルみたいな道をヌチャヌチャと音を立てて進む。それでも岩山にはまばらに紅葉も残り、気持ちが明るくなる。

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木道にもパターンがある。ただ丸太がおいてあるものやしなるような厚さの木の板があるもの、柱に使えそうな立派な柱にパターンが彫ってあるもの。どれも人の努力でできたものだ、普段あんまり感謝しないけど(オイオイ)、こういうところは感謝しながら進む。素直にありがたい。

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地球じゃないみたいなところに出た。砂利の色が明らかにヤバイ。

そしてヤバイのは道だけじゃない。時間もそんなに余裕がない。

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栗駒山・・・フッ、この俺に本気を出させるとはな・・・

 

もと来た道を帰り分岐点まで急いで戻る。正規のルートに戻り、ヌタヌタの登山道を抜け、新たな分岐点まで来た。

いうなればさっきもうワンアウトだからな。ここでミスる俺じゃあないぜ!ってか、ここの分岐はどっちに行っても頂上に着くので間違いようがないんだが。

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こういう分岐の選択にもちろん正解はないんだが、俺はコースルートの往路と復路の差がない方を選択する。往路と復路の差が大きいルートは難所といわれる急坂や登るのに時間がかかる登攀ルートがあったりするのだ。ハードさが欲しくて登山をやっているような感じだが選べる道は楽なほうを取る。この矛盾が人間なのです。湯気を噴出す沢を尻目にガンガン登る。他のシニアな登山者をごぼう抜きにする、どうせ撮影してると追いつかれるんだが。そういうちょっとがんばるペースで歩くと駐車場でつけたホッカイロが俺はここだ!と自己主張するくらい暑い。

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途中登山ルートが沢で途切れていた。

そういえば○○沢ルートって書いてあったからな。増水注意ってのも頷ける。下を流れているのは温泉水なのだが人が落ちても大丈夫なんだろうか。秋の行楽シーズンに家族で楽しめる山と聞いていたがなかなかどうして・・・

 

栗駒山・・・フッ、この俺に本気を出させるとはな・・・

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沢を登っていく。これは結構難所だぞ。普段出している、カメラをリュックにしまう。

コイツはちょっとやばいな・・・いつも登山していて思うことは初級者コースならリタイアしたおじいちゃんやおばあちゃんが登れる、ということだ。もちろん健脚で中上級コースに挑むシニアも数多くいるが、そんなコースは俺が無理なので、これがそのルートなのかどうかは常にノーマルシニアがクリアできるかどうかで判断している。

果たしてここはノーマルシニアがクリアできるんだろうか・・・ウチのじいちゃんじゃ無理だろうな。大股になり、ときにたち幅跳びを駆使しながら登っていく。

ちょっとしたら難所に来た。え!?マジか!?落ちたら機材ボッシュートなんですが。

でも崖の上を見ると踏みならした後がある。

 

そっか、あそこか行けるのかー。最近のシニアは元気だなー、オイ。

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それを過ぎても難所は続く。2,30分は格闘しただろうか・・・今にも落石しそうな崖に囲まれ、身長が3mはないとよじ登れない滝に出会ったころ、疑念は確信に変わった。IMGP3343 IMGP3346

 

また道間違っちゃった・・・

 

すでにぜーはーである。登攀がないルートと書いてあったのに岩を登り始めた辺で気づくべきだった。

すばらしく時間に余裕があった計画がガリガリ削られていく。

 

地図を見直すと沢を横切る点線が見える。○○沢コースって書いてあったから沢を登ると早合点してました。

実際どこで硫化物が噴出してるかわからないし、フツーに危ない。ってか人が踏みならした道を勘違いして進むのは遭難の典型的パターンだ。大勢の人に迷惑をかけるところだった、あぶねえ。

 

この沢は硫化物の匂いがまったくしなかったが(だからこそ進んだが)怖いのでぜーはー言いながらソッコーで戻る。

ツーアウトである。ちなみにスリーアウトになったら副人格と交換する(嘘)

 

正規のルートに戻ってきた。なんとも登りやすい登山道でヨチヨチ歩く老人も散見される。

ぜんぜん違うやんけ(白目)

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時折振り返りながら階段をのぼっていく。駐車場で見た山頂にあった雲はどこかに流されていき、薄い雲がその座を奪っていた。といっても、風が強く雲はガンガン流れていくのでときおり晴れ間が顔を覗かせる。だから全部登って振り返るよりたまに振り返るほうが明るく綺麗な景色を見れたりする。

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昭和湖に着きました。ここは登ってきた須川ルートの中継地点でこの先の胸突坂という急場前に休憩場所としてよく登山客がレストする場所らしい。水は強酸性のもので7月になるとあたり一面に高山植物が咲き乱れるんだそう。こんなところにも中国人の観光客がいるから恐ろしい、立山連峰にもいたしどこにでもいるなぁ。

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休憩場所としてメジャーといっても誰かさんのせいで時間がない(白目)

余裕はあるが撮影時間も考えると先に進んだほうがいいだろう。急坂を上っていく。

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振り返ると草紅葉が美しい。全盛期にはそれは見事な場所なんだろうな。

振り返ると少し力がわいてくる気がする。

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でも足場に目を移すと水が湧いてるんじゃないかと思うほど水溜りがひどい。木道を滝のように流れている場所もあった。それでも太陽の光が差し込むとその水が光を反射して光の階段ができる。山では一喜一憂することも多い。

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背の高さまであった植物の道を通り過ぎて少しだけ展望が開ける。遅れたことで山頂の天候が回復したタイミングにちょうど合いそうだ。

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そんで着きました、天狗平。ここから頂上へすぐなのだが、何しろ風がとにかく強く、ガンガン体温を奪ってくる。さっきまで正直邪魔だと思っていたホッカイロに、いや、ホッカイロ様に感謝する。

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この天狗平から見える山頂っぽいのは実はニセモノなんですよ、いうなればガッカリ山です。その先に栗駒山の山頂があります、だまされないぞ!

わしわしと登って奇岩を見送ります、あばよー!ガッカリ山ー!(失礼)

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晩秋の山に紅葉の彩りはない。それでも色あせた場所には枯れ草が陽に輝く独特の色合いがあってそれが美しい。四季のある国に生まれて本当によかった。遠巻きに見える笹薮の道や落ち着いた彩りの斜面を雲の陰が流れていく。

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そんでここを登ったら山頂だコラー!!

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登りきりました。でも、そこに栗駒山山頂の標はない。

事前に調べてたのに・・・だまされた・・・俺はすごくガッカリさせられた・・・

でも、絶景だから許す!

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このあと頂上まではなだらかな稜線を進みます。遠くに見える薄いグリーンの斜面みたいなのが好き。

あとでわかるんですがどうやら陽の光を跳ね返す笹薮のようです。通ってるとき鬱陶しさしかないんですが・・・

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途中白人系のモデルみたいな美男美女カップルとすれ違いました。でも、臆してはなりません。気迫をこめて「こんにちは!」と言ってやらねばなりません、ここはジャパンではなく日本なのです。

よし、言ってやるぜ。

 

どことなく遠くを見ながら歩き、すれ違う前に

俺「k 白人カップル「こんにちは!」

 

負けた・・・なんだあの爽やかさは・・・

 

こちとらガッカリ山で寒風に吹かれて両サイドの鼻の穴から鼻水が今にも巣立ちしようとしてるんだぞ!

きっとグリーンランドとかそういう寒い国から来たに違いない。びっくりしてちょっと鼻水出た。

 

で、着きました。感動はありません。実はガッカリ山の景色が相当よかった。白人カップルにも負け、今はただ寒いと思うだけです。

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あの中になんか神様が奉られてるんだろうが登山客が願いをこめて積み石するもんだから扉が未来永劫自然に開かない感じになってました。この石を全部押しのけて扉の中にたけのこの里を仕込もうと一瞬脳裏によぎりましたが、さすがに大人なのとブログが暖をとるレベルじゃなく炎上しそうなのでやめます。

ほかの登山道の景色も綺麗でした。

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今回のオニギリは海苔がまったくないタイプです。変形すると海苔は裂けるからね、あれはヘビーデューティーには向いてない。今回のオニギリもカメラの機材に圧縮されてよくかわらで見かける平べったい石みたいになってました。寒風に前歯をカチカチ鳴らしながらたけのこの里をポリポリ食います。

途中女の子とお父さんの親子が登ってきて、女の子が「下界が見えないよ!下界が!」といってました。

お父さんは「下界見えるだろ!下界!」と返すんですよね。下界じゃなくて麓とか言い方あるだろうに。

もうね、お前ら親子の天狗か!って思いましたね。

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親子の天狗の記念撮影を手伝い下山開始。せっかくなので帰りは産沼ルートという違う道で返ります。

笹の背が高く、ボクサーみたいに手を前にして進みます。鬱蒼としすぎ。

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まぁ、景色はいいんですが。

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その道も十分ほどで終わり、来たときと似たような景色に変わりました。

時折見える紅葉が美しい。

 

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晩秋の道を歩くとこんなのも見かけます。業者の人が登山客の邪魔にならないよう枝を落とした後です。葉が生い茂る道では気づきにくい人のやさしさみたいなのが晩秋の登山道にはあります。

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たまに見える紅葉の残り香に励まされ

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絶望の悪路を気だるい足でやり過ごし

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たまにみかける小さい秋に時間を奪われながら

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最初間違ったところまで戻ってきました。

もうだいぶ陽が傾いています。入ってくる光がちょっと黄色い。

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それでも西日の光を受けたススキが綺麗すぎて立ち止まります。

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おお、輝いている・・・

 

ヤバイ、いい加減帰らないと。咲き遅れた紅葉に見送られて下山、いやー、長かった。ブログ的にも長かった。

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駐車場に戻ってきました。栗駒山、そしてガッカリ山を振り返ると山頂付近だけが陽を浴びて赤くなっています。もう日が沈むなぁ。

 

あ・・・あ!

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最後の最後、ガッカリ山から虹が出てました。やるじゃないか、がっかり山。

最後、相棒をパシャリ。このあと峠を抜け、岩手県の北上市までいきました。

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まぁ、書いて思うんだけど日記が死ぬほど長いね。

今表示されてる文字数が6817文字だからね、自分で勝手に書いてるんだがこのままでは死んでしまう。

ってことでこれからはライトに書きます。

 

読んでくれたみんな、ありがとう!

それではまた!

 

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十四日目:鳥海山グリーンライン+法体の滝

みなさん、こんにちは。この日記を書けばようやくリアルに追いつく反面、無職というリアルからは逃げたい宮下です。
ちなみに十三日目は雨に降られてひよったので山形県酒田市→秋田県秋田市までの移動しかしてないので日記は書きません。

でもまぁ、高原で気温8℃の雨に打たれてバイク乗ってみてください、ミシュランマンみたいな格好でも寒すぎです。
寒すぎるので貼るホッカイロをジャケットの下にベタベタ貼って走ってます、ホッカイロ最高。

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さて、前日どこにも観光してなかったのでこの日は鳥海山にでも登ってやろうかと息巻いてました、とはいっても中腹の紅葉を見てとんぼ返りしようかくらい。最近よく息巻いてますがそのくらいの気迫がないと登山はできません、山を好きになり始めたとはいえ苦痛の海を泳ぐのと変わらないからね。で、秋田市から鳥海山グリーンラインってところを通って吹浦登山道に行くつもりです。

 

それなのに鳥海山グリーンラインが紅葉真っ盛りすぎて!

俺は今日一日グリーンラインだけで過ごすことを決めた・・・

 

まぁ、ここで紅葉ってことは山の中腹は晩秋でしょう。鳥海山は東北一高い単独峰らしいので上は絶対冬になってます。この鳥海山グリーンラインってのはたぶんメジャーどころじゃないです、というのは道幅が狭く駐車禁止の看板をよく見かけるからです。

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でも、バイクで幅も狭いんで路肩より外側に停めて写真撮っちゃいます。往来する車もみんな紅葉目当てで追い抜いては抜かれて、追い抜いては抜かれてって感じでみんなこの旬を楽しんでいるようでした。

 

ここに来てたぶん本当の最盛期ってやつに当たったかもしれないです。蛍光オレンジか!?ってくらい鮮やかな色やサンライトイエローオーバードライブって感じの黄色がたくさんありました。

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陽の光を浴びて紅葉が光ります。綺麗なもんだなぁ。

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よし、今日はいっぱい撮るぞ!!

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走っていると善神沼という場所を発見。字面で判断します、絶対ええとこや!バイクを降りていそいそと向かいます。紅葉のアーチを抜けて沼の側へ・・・

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着きました、これは魚眼レンズという非常に広い範囲が撮れるレンズで撮りました。遠くのものが小さく映る特性があるのでわかりにくいですが左奥に見えるのが鳥海山、この沼は風がなくて天気がいいと鳥海山を鏡写しにするらしい。この日はこれでもかってくらい風があったのでそういうのは見れませんでしたが沼の周りも紅葉に彩られてすごく綺麗でした。

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ここはビックリするほど移動できる範囲がせまく沼の周回もできないようなのですぐ戻ります。

帰りがけに色バランスが絶妙な道に出会いました。この場所には来ようと思えば何回も来れるけどこの色合いを撮ろうと思ったらこの瞬間しかないんだよな。

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バイクにまたがってまた進むといよいよ鳥海山が近づいてきました。これは望遠レンズで撮った写真。

裾は紅葉してますが中腹は鮮やかさがありません。そして天頂には雲が・・・

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拡大してみる。

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あらー・・・山頂手前は雪景色だね。きっとあの雲の中は雪かなんかでしょう。

秋に高山へ行こうと思ったら本当に雪山じゃないと危ないよな。天候に留意してうかつに入らないようにしないと。

 

またしばらく吹浦口方面に進むと周囲を展望できる場所にでました。

おお・・お?どうやら最盛期ではないようです、あんな綺麗なのになぁ。

俯瞰的に見るってのは大事なんだね、まぁ綺麗だったから一切問題ないんだけど。

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紅葉はもちろん楽しいですが晩秋も味があります。なんといっても晩秋になったら木の形が見える!

冬にも見えるだろうって思うかもしれませんが冬だとここまで来ないですし、街にある木よりずっと巨木だから迫力が違います。これだけ見ると木って結構エグい形してるな。

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ここからちょっとだけ進むと吹浦口です。駐車場のほかの祓川ヒュッテという登山の起点があり、鳥海山への玄関口になってます。が、猛烈に寒い。気温だけじゃなくて風の強さがハンパじゃない。

たぶん単独峰特有のものだと思う。私は地元が山梨県の河口湖というところで富士山の五合目へよくつれてってもらったが、あそこの植物は強風がおなじ方向から吹くので枝がすべてそちらへ流されて生えている、ホントだぞ!※ちなみに写真はみつかりませんでした、残念

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上は散策路の様子。散策路の先に登山道があるが、今回はそこをぐるりと回ってきただけ。

展望台に着きました。展望台ってのはそこから見下ろす景色を見るもんだけどそれはさっきの写真と大きく変わらないからここでは省略。代わりに見下ろす方とは真逆の見上げる側を写してみた。

後ろにたたずむのが鳥海山、遠望に捕らえたときからずっと曇っている。あの冷気が山風と一緒に降りてくる。おかげでめちゃくちゃ寒い。火花散るんじゃないかってくらい歯をガチガチしながら根性で昼食。寒すぎて「このおにぎり寒いな」とかわけわからない日本語使いそうになる。今日登山しなくて本当によかった、撤退じゃー!!

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帰りも散策路を行く。このウネウネした木がまた異様な出で立ちで歩いていて楽しい。

別の星に来たみたい。

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ここの散策路は湿原を抜けておしまい。尾瀬っぽいけど尾瀬とはやっぱり違う。

尾瀬のあのだだっ広さはきっとあそこしかないだろうな・・・

しかし、こっちはこっちで絨毯みたいに見えていいな。

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そんなことを見ながら湿原をよく見る。

風で植物が一方向に倒されて絨毯みたいになってる。

 

過言ではなく風が四六時中吹いてるんだろうね。ここはちょっと厳しすぎる環境ですな。

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強風に靡かれる枯れ草に見送られて吹浦口を発つ。またいつかの夏にお世話になりに来ます、グッバイ。

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来た道を下る。やっぱり高度を下げると景色がぜんぜん違う。

陽が落ちるまでにはまだ時間がある。途中で見た分岐点を進んでそっちの紅葉も堪能しておこう。

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「法体の滝」とある。ふむ、聞いたことないな・・・

バイクでツーリングするときは思いつきで角を曲がるのもいいけどたいていはスポットを決めてそこを目指す。紅葉を巡ることをコンセプトにした時点である程度調べてはいたけど、秋田県は子安峡と抱返り渓谷くらいしかチェックしてない。そこがまだ紅葉してないからここらへんをうろついてるわけだが・・・

 

まぁ、行って見ようか。ケータイの電波も通じない、行くだけ行って駄目だったら帰ってこよう。

道を進む。

 

法体の滝へ向かう道は常緑樹(針葉樹)が多く茂り、背の低い広葉樹との組み合わせがまた一品だった。

針葉樹の大人しめの緑が紅葉をさらに引き立てる。

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途中通過した橋から撮影した。これは紅葉をダイナミックに撮れた。

完全に風景に助けられましたな。

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そこからまたしばらく単気筒の振動を感じながら峠道を走る。紅葉が綺麗なのでストップ&ゴーになってしまうが、今日はもうほかに行くつもりもないのでそれでいい。

きれいなところばっかりでなかなか進めない。幸せなことだ。

途中レンズカバーがコロコロ転がって川へ落ちたがなんとか回収できた、危ない危ない。

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とはいっても、ぜんぜんつかねーな、と思い始めたころ遠くに滝が見える。そして音が聞こえる。

これは豪瀑に違いない。

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駐車場に着く。昭和レトロなお店がお出迎え。大音量で演歌が流れている。

「能登は冬です~♪」みたいないぶし銀の声が滝の音と競り合いながら延々と流れ続ける。

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一方、滝のほうは・・・

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駐車場から見るとこんな感じ。近くに橋まであって景観がすばらしい。

ってか、紅葉が最盛期だった。秋田の人は今週末の予定にここを考えてもいいんじゃなかってくらい綺麗。

 

感動のあまりバイク装備のまま近づく。川縁を彩る紅葉。

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そしてこれが法体の滝。・・・すげえ!

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遠くの空には雨雲があるけど手前は晴れていて滝に虹がかかっている、絶景。

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滝を取っていると後ろから「悪いけど撮ってくださ~い」という声が聞こえる。

おばちゃん集団はデジカメに収まると橋の先を登っていった。

 

おお!先もあるんだ!?

バイクに戻り装備をおいて仕切りなおす。ミシュランマンはここでは正直暑すぎる。

 

バイクに戻る途中広場を吹きぬけた風に落葉がついてくる。

木枯らしとはよく言ったものだ。

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駐車場に戻ってからまた撮影。橋上の人間のサイズからこの滝の大きさがわかると思う。

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橋を渡り、紅葉が近づいてくる。川に目を落とすと太陽がきらきらと輝いていた。

撮ったときはいけると思ったけどやっぱりフレア出ちゃった、ごめんなさい。

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石とコンクrでできた階段を歩く、木々の隙間から見える秋色が最高に気持ちいい。

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で、着きました。展望台。

上からの眺望はやっぱりいい。紅葉の中に滝が浮いて見える。

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滝を撮影するとき三脚を立ててシャッター速度を遅くすることで水の流れを表現する技法がありますが、

私はこういう豪瀑について、流さずにむしろキレキレにとったほうが迫力が伝わるんじゃないかと思います。

という言い訳で三脚は立てない、こいつでどうだー!

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ジョジョじゃないけど常にドドドドドドドドドド!って音なってるからね。

周りはサンライトイエローオーバードライブって色だけどね。

 

来た道を戻る。西日を弾く川縁の紅葉が眩しい。朝は曇りだって予報だったけどいい出会いがあったなぁ。

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法体の滝を去り、来た道とは別の道で秋田市を目指す。

すぐに民家は見えたがなにしろケータイの電波が立たない。ここにいる女子高生とかどうすんだろなー。

村で一番高い電波塔の近くがバリサン(死語)で友達とメール打つためにママチャリでそこまで行くんだろうか、とか無駄な妄想をしながら通過。対向車とか一切来ないから妄想くらい多少はね?

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ここを超えたらまた峠、あの集落冬には孤立しそうだな。

こっちはまだまだ緑色だけどもうじきここも絶景になるんだろう。

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今日も今日とて漫画喫茶に泊まります、便利だし時間うまくすれば安いからね。

今は青森の蔦沼の紅葉ピークを狙ってウロチョロしてますがそこを見たら南下します。

ってか、蔦沼の紅葉ピークが週末に当たりそうで絶望してます、まぁ、より多くの人が紅葉のピークを見れるのはすばらしいことなんだけれども。

 

明日は栗駒山に行ってみたいと思います、比較的暖かいみたいなので。

それでは、みなさん。よい一日を。

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十二日目:山形県 山寺

みなさん、こんにちは。寒さのせいか特にハードに動いてなくても夕方には疲れて寝てしまう宮下です。
で、夜中起きて日記を書きます。これ生活サイクル狂ってるんだろうな~

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はい、前日に肉ヶ岳に登頂し、この日は秋田県の秋田市に移動する予定です。
旧友宅で昼前までダラダラと過ごし、一緒に外食してから出発です。
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麺屋丸文。魚介系でスープは透き通ってます、すっきりでしつこさはまったくないけど味もしっかりついてる。

山形はうまいもんばっかですなぁ。

 

さて、山寺に向かいます。山寺(立石寺)はあの俳人、松尾芭蕉が詠んだ歌で有名です。

閑さや岩にしみ入蝉の声(しずけさや いわにしみいる せみのこえ)ってやつ。

 

蝉はさすがにいないでしょうが蝉の抜け殻くらいは落ちてるんじゃないでしょうか。

紅葉求めてレッツゴー!

 

この日は祝日だったので山門からかなり離れた場所にしかバイクを停めることができませんでした。

無人ボックスに200円をつっこんでカメラを用意します。

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な・・・・面白やまだとッ!?

今日は無理だ・・・また帰りがけに行ってみよう。

 

山門をくぐると石段がズラーっとあります、あんまり意識しなかったけどお年寄りにはかなりしんどい構造になってる場所だよなぁ。

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山寺自体は山の斜面に作られているので実際は階段をかなり登らなければなりませんが、最初の階段を上がったところに総元締めみたいなのを用意してくれてるんでその辺はやさしい。

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ここと参拝ルートは少しだけ距離があるので歩きます。

こちらが松尾芭蕉先生(左)、弟子の曾良(そら)(右)さん。

曾良(そら)の本名って河合曾良(かわいそら)っていうんだね、ちょっとギリギリだね。

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うっ・・・曾良さんの後ろのもみじが真緑じゃあないですか。これはやばい気がする。

しばらくするとゲートがあります、ここで参拝料を払い上を目指します。

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ゲートをくぐってすすむと「あっちゃー」ってなります。ぜんぜん色づいてない。

参道も人の往来が激しく撮影には向いてない。

でも、お金も払っちゃったし見に行こうかな。上ではもうちょっと色づいてるかもしれないし。

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知ってる人しか知らないと思いますが、10分もかからず最初の休憩ポイントです。

テーブルがあり、大体おばあちゃんたちが占拠してる空間です。そこから崖が見えるんですが、そこがちょっと色づいてる。

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これだから紅葉は油断できない、まだたかだか十数メートルしか登ってない。なのに真緑だった植物が色づいてる。ものすごい近くに生えていても、おそらく日照量とか山からくる吹き下ろしの風のあたり方とかでぜんぜん別物になっちゃうんだろうな。

よっし、これなら上もなってるかもしれない。気力が増す。

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途中の山門。ここはしっかり色づいてる風なんだけど電柱があって撮影にはちょっと向かない。

ズームすれば別なんだけど山寺っぽさはわかりません。

 

だいぶ来たので後ろを振り返る。すでになかなかの絶景である。山寺のアイデンティティって私が言うと何様だって感じですが有名なのは日本一小さい三重の塔。でも、それだとパンフレットの絵にならないので写真右上の小さな建物が背景の絶景とセットでよく見かけます。一番上は奥の院なのでもっと進みます、とはいえここから3分で着きますが。

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着いたー!

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建物はどうでもいいとして(失礼)、紅葉はそれなりに来てますな。

別に紅葉博士とかじゃないけど強い風が吹かなかったらあと三日四日で全盛期かな?

来週末とかおすすめですよ、最上部に限りますが。

 

山寺は俗称ですが、その名のとおり山ってか、崖に寺があります。昔は行けたみたいですが今は行けなくなってしまいました。まぁ、ここにいる住職さんとしてはそこもかしかも観光客ばっかだとよろしくないですしね。

煩悩捨てに山に入ったのにそこにショートパンツのねーちゃんとか歩いてるとちょっとね。

 

さっきまで曇りだったけど陽が差し込んできれいです。

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ここから遠望に山間の集落が見えます、谷間の町って言ったほうが正確かな。山寺の入り口より海抜は低いはずですが向こうは色づいてます。植物自体もだし、小さな環境要因に多々差があるので一気に紅葉させるためにはそのバラツキを無視できるくらい急冷させなきゃいけない。山岳紅葉がきれいなわけだよなぁ。

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参道を伝って展望台を目指します。ここの参道は立体迷路みたいになってるので行けるかな?と思っても行き止まりになってることがあります。観光客の人に絶景ポイントはどこですかって聞かれたから、「あっちですよ!あっち!」くらいしか言えませんでした、何度か来てるのにすんません(汗)

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紅葉の中に山寺の広報的シンボルを納めることに成功。ここだけ色づいてて助かった、紅葉っぽい画が撮れた。

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プロでない限り写真で大事なのは「それっぽさ」なんじゃないかと思ってます。

だからそれっぽかったらオッケー、それで楽しめたら最高!

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光が当たる山際が綺麗。あれがひょっとして面白山か!?

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そのまま展望スポットへ。前回友達と行ったのは冬だったからなぁ、今回はどんな景色なんだろう。

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おぉおおぉおぉおお!?

 

さっき望遠レンズで見たよ(絶望)。

先取りしちゃいけないですな・・・こういう弊害もあるのか・・・

 

ちなみにこれは冬の写真、雪国の風情がありますなぁ。

山形県 立石寺2 山形県 立石寺3 山形県 立石寺

 

このあとバイクに戻ろうと復路を歩いているとファーストネームで名前を呼ばれる。

えぇ!?と思ったら夏に山登りした友達のご両親でした。

 

すげービックリした。ヒゲボーボーで遭遇しちゃった、恥ずかしい。

バイクで走っても走っても日本だし(当たり前)、自分を知らない人ばっかりだから(当たり前)、

「日本だけでこれかー、世界とかやばいな」って思ってました。でも、こういう再会があると一気に距離感変わりますね。縮地ですよ、縮地。

 

このあと秋田市まで走ろうと息巻いてましたが夕立にやられ、同県の酒田市で一泊しました。

また、次の日も一日雨で秋田県秋田市まで移動したもののカメラがやられそうなので写真はぜんぜん撮りませんでした。

 

次の記事は十四日目:鳥海山グリーンライン+法体の滝です。

 

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