【デンマーク】 コリング→リーベ→フレデリスクハウン

 

物価があほほど高いとさんざん聞いていた北欧で初の買い物。

 

ガソリンの入れ方が今までと違う。ドイツ以南の国々ではガソリンを入れた後、レジに行って支払いを済ませる。

 

でも、デンマークだと先に何L必要か伝えてその分のガソリンを買ったあと、給油のあまりを返してもらうという方式らしい。

 

レジに二回行かなきゃいけないのか・・・めんどいな

 

ガソリンを入れたあともらったレシート。

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長すぎ。

 

こんなに書くことないだろ・・・

 

田舎のガソリンスタンドでもらえる電車の切符二枚分くらいの長さしかないレシートっていいよね、財布にやさしい。

 

ついでに朝ごはんも買ったよ!コーラと惣菜サンドイッチで900円

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高い!高すぎる!

 

コーラが300円近いとは・・・タイだと70円だったというのに。

これから先は気合を入れていかないと破産しそうだ。

 

デンマークを北上する。中央ヨーロッパから北欧の入り口であるこの国を経由してノルウェーやスウェーデン、フィンランドといったスカンジナビア半島に存在する国々に行く方法は二つある。

 

一つはオーレスン・リンクと呼ばれる大橋を渡ってスウェーデンに行く方法。この橋はトンネルとセットになっているので、上空から見ると海に吸い込まれていくように見えるという。

 

まぁ、海ほたると一緒なわけです。

 

もう一つはフェリーに乗って、デンマークの北の町フレゼリスクハウンからスウェーデン・ノルウェーのどちらかに行く方法。ノルウェーの首都オスロへ向かう。

 

出発は夜、到着は朝という安心設定、13時間かかるそうな。これに乗りたいがために北上中。

 

たしかにツーリングをしに来たんでそこから考えるとひたすら自走という答えになるんですが、結局かかるお金って自走してもそんなに変わらないんですよね。

 

だって、オスロまで橋を渡っていくとどうしても数日はかかる。そこにはもちろん宿泊費や食費、ガス代も加わってくるわけで・・・だったらフェリーで休みながら進むのが得じゃーん!ってなるわけです。

 

ただ、それだけが目的だとデンマークを通過するだけになっちゃう。それはもったいないのでその途中にあるバイキングゆかりの街リーベに寄ることに。

 

田舎道を走っていると散水車が虹を作っていた、癒される。

いい仕事してますなぁ。

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そのあとも起伏が全然ない道をひたすら進み、リーベの街に到着。山とか全然ないな。

 

最高のツーリング日和を肌で感じながらリーベの街に到着、昼にちょうどいいと夜寒いから気を付けないと。リーベの町の通りはおしゃれでのどかないいところだ。

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時折バイクが石畳の街を通り過ぎていく。町はデンマークの片隅にある感じだけどひょっとしてツーリングスポットなのかな?まぁ、綺麗だもんね。

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そんなのどかな街のアイデンティティがこれです。

 

ヴァイキング博物館。ここリーベはヴァイキング発祥の地と言われている。IMGP3960

ちなみにこの左のちょっとクレイジーな顔はヴァイキングがあがめてた神様らしい。

 

ヴァイキングって言ったら北の海を荒らしまくる海賊集団ってイメージですね。

 

正直、ヴァイキング自体に興味はあんまりないんですが、他文化を知るって中でも、その地域の人たちのルーツを知るのはすごく大事。というわけで入場。

 

中には当時の暮らしに焦点を当てた展示がいっぱい。やっぱり最初はテントっぽい場所しかなかったのか、こんなに寒い地域なのに・・・IMGP3983

当時のヴァイキングが着ていた服。あったかそう、でもあんまり戦闘用っぽくないね?

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マネキンを使った当時の暮らしの再現。

あれ?酒池肉林の大騒ぎじゃないの?

 

天空の城ラピュタのドーラみたいなのを創造してたんだけど・・・

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展示スペースのそこかしこに詳しい説明が。丁寧に3つくらいの言葉で書かれてました。

 

全部理解するのは無理なので意味のわかる部分を拾いながら理解を深めていく。IMGP4057

ふむふむ

・・・

つまり、ヴァイキングという言葉はスカンジナビア半島に住んでいた人たち全体を指すっぽい。

農業とか漁業とかを営みながら交易を重ね、領土というか住む場所を拡大していったそうな。

 

武器もたしかに持ってたけど、そのイメージだけが広がっちゃったのかもなぁ。

武装集団について知識が深まると思ったけど、昔の北欧の暮らしぶりについて勉強になった。

 

さすがに縄文時代とかとは比較できないけど、やっぱり人類ってのは同じような変遷を辿っていくんだなぁ。

 

ヴァイキングに対する勝手な誤解が解けて、スッキリしたらフェリー乗り場のあるフレゼリスクハウンという町へ。

夕方についたときには、その日の便には間に合わず、次の日のものを購入した。

 

フェリーのチケット売り場で操作が全然わからず困っていると係りの人が助けてくれた。結局電子端末が使えなくて、受付コンピューターから直接入力してもらった。

 

ありがたくてお礼を言ったら「あの機械すぐおかしくなるんですよ」と、さわやかな笑顔が返ってくる。紳士すぎる、感謝です。

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チケットを取ったら地味にやることがない。普段は日が落ちるまでひたすら走っているが、明日の目的地に今日の時点で着いてしまっているのだ。

 

たまにはいいかと思ってこの日はキャンプ場へ。

フェリーニ乗ったら次はノルウェーか、寒くないといいな。

 

それでは!
 

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