みなさん、こんにちは。若者言葉の「トッポギ(突然六本木に行く)」を覚えたのに使う機会がない宮下です。
前日にデスロードを走破し、心身ともに疲れ切った状態で後れを取り戻すべくブログを更新していたら、行動できるのが昼からになってました。よく友人に指摘されるんだけど予定を詰め込みすぎちゃうみたいです。その反動なのか一日の終わりは特に不明瞭で宿泊予定のところに「そのへんで野宿」とか平気で書いてありますからね。いや、でもバイク乗りなんて結構みんな夕方にライダーズハウス取ったりするからわりと普通なのかな。
左指一本で救える命があります。↓のバナーのクリックをよろしくお願いします。
次の日に磐梯山に登りたくてその準備に時間を割こうと思い、五色沼くらいしか見なかったのですが今日はそれについて書きます。
昼になってから漫画喫茶を出発、
裏磐梯サイトステーションという場所で磐梯山の登山マップを入手できるようなのでそこに向かいます。
磐梯山といえば福島の中で紅葉の名所として名高く、最盛期を過ぎたとは言え観光客がたくさんいることは想像に難くありませんが、万一を考えてやっぱり登山マップは欲しいところです。ってことで、出発!
この日も本当にいい天気でした。郊外を彩る黄色のパターンを尻目に目的地を目指します。
このすすきがまた秋っぽいんですよね、山や峠だけじゃなく街にも紅葉が下りてきちゃいましたね。
しばらく走ると見知った看板を見かけました。そう、「太郎庵」。
大学時代、あるとき福島出身の友人が地元に帰った折に買ってきてくれたのが写真右の「半熟プリン」。
もう衝撃のうまさでしたね、味もさることながら舌触り、その滑らかさたるや・・・人はわずか180円足らずで強制的に幸せになることができると知った瞬間でした。福島来たら寄って行ってください、味音痴の私が言ってもあんまり説得力ないかもしれませんが駐車している地元人の数が確かなものだと証明しています。これ目的のツーリング計画立てちゃうぞ☆くらいうまいです、ホント。
まぁ信じるも信じないのもその人次第ですからね。
ちなみにお店の中でも食べていくことができるのでとりあえず自分へのご褒美というOLみたいな言い訳で一つ味わったあと、絶景ポイントで食べるべくさらにお土産に買いました。コイツは楽しみだぜー!
ウキウキしながら峠道を走ります。裏磐梯もしっかり紅葉してました。
あんまり発色が良くありませんが、これは撮影者の腕です。すまぬ!
色づいてることは色づいてるんだよね。
紅葉を見ていて自分の中での発見は以外にも樹木の個体差が激しいってことです。
隣接した同種のものでも紅葉に差がある、とくに比較的海抜の低いところではそれが顕著な気がします。
逆に山岳紅葉は一斉に、そして鮮やかに紅葉がはじまります。たぶん寒暖の差が本当に大きいと個体差関係なく強制的に紅葉させられるんだろうね。でもまぁ、こういうところのジワジワ紅葉もいいよね。
しばらく道を走ると五色沼の標識。今日は本当に予定を入れてないのでついでがてら寄ってみることにしました。
土曜日ということもあり駐車場の入り口には車列ができてました。私はバイク枠だったので横を通って端っこに駐車、すまぬ。
五色沼は湖沼群の名前でそれを構成する5つの池はその日の光や様々な条件でその色が変わるとのことです。入った入り口から一番近かったのは弁天沼といところでダイナミックな画を撮りたかったのですがいかんせんほかの観光客を巻き込んでシャッターをきる必要があるので少し行ったところで撮影しました。この日は緑がかった青、映した雲が湖のグラデーションを進みます。
あんまりきれいじゃないけど水際を撮影。もうすっかり秋ですなぁ。
池沿を歩く遊歩道からは突き出した若い広葉樹の間から五色沼が見えます。
こういうまばらな紅葉もカラフルで見ていてほころびます。
水際を撮っていると巨大なコイが横切っていきました、目測50cmくらいあって池の主みたいです。
しばらく行くとそういうサイズのコイが大量にいるところを見つけました。主じゃなかった・・・まぁ、そんな日もあります。大人の太ももくらい太さがある複数のコイが口を開けて餌をねだるのでちょっと怖いと思いました。実際、ここで一瞬足を止めた多くの人が同じような感想を口にしてたのでまぁ、そういうことなんでしょう。
整備された木道を進みます。木々の木陰が気持ちいい。太陽は真上から少し傾いたくらいにありましたが、それを意識させないくらい背の高い紅葉が心地よい空間を作ってくれます。
木道をしばらく進むと小さな湿原に出ます。そこでもカメラを構えていると同じカメラを吊る下げたおっちゃんに話しかけられました。今五色沼を全部見てきたけど青沼が綺麗だよ、とのこと。
話を聞いた地点から30分ほどかかるとのことでしたが別の入り口から入ると10分でたどり着けると聞きそちらへ移動しました。全部見たい気も一瞬しましたが、時間がかかって裏磐梯サイトステーションの営業時間が過ぎてしまうと本末転倒なので一度駐車場に戻ってから散策を仕切りなおすことに。
来た道を戻ります、緑の絨毯を敷き詰めたような道がありましたが、よく見ると苔がむした風情のある道でした。やわらかくてすごい歩きやすい。
別の入り口についたのですが腹が減って仕方がないので露天で唐揚げ串を買いました。
これがうまいんだ、また。カロリー摂ったし、いざ出発!
これは駐車場からすぐのところにある柳沼とそのわきの道。柳沼は歩道側に色づく木が少ないのですが対岸では緑・黄・赤がバランスよく配置されているので風のない日に映り込みを撮影するスポットになりそう。
ここを通り過ぎて10分ほど道を進みます。道自体は特に様相を変えることなく同じ感じの林道をゆっくり歩くことができました。
到着した青沼。林の中に入ってしばらくの場所にあるので風の影響を受けにくく映り込みが綺麗でした。その分、名前の青を感じる場所が限られていという印象。それでも十分青いことは青かったです。
遠巻きに見える楓が雪の白・葉の緑・紅葉の赤に染まってました。
山岳風景でこの組み合わせは見れませんでしたがこの青沼で初めて見ました。
ただこれを見たのが三時くらいだったので日がな一日中溶けることがない気温なんでしょう、これから北東北に抜けるのにより絶望です。まぁ、なるようになるか。
夕方までいる余裕はないのでカメラで勝手に黄色みをプラスして夕方にはこんな感じだろう、というのを撮りました。でも青池っぽくなくな・・・
戻る道も上い下りのない平坦な道なので楽チンです。まさに遊歩道。
見るものはみたので深追いはせず目的の地図をゲットするために移動、簡易的ですがコースタイムも書いてある地図を無料でもらえました。ここから明日の磐梯山登山口を確認するために磐梯ゴールドラインへ。
ここは今が紅葉が最盛期って言いきれるくらい見事に紅葉してました。
あいにくの曇り空で暗くなってましたがそれでも赤色が目につきます。
登山道はこの左下の写真ではなくもうちょっと行った場所にありました。八方台という最も簡単なコースを迷わず選びそこから登ることに。もうじき日が暮れるなぁ。
結局ゴールドラインを走りきる前に日没が来ちゃいました。猪苗代湖を見下ろせる展望台でひたすらぶら下げて走ってきた太郎庵の半熟プリンを食って一日を占めます。明日は晴れの予報ですが本当に磐梯山でいいのかな・・・
明日の朝に決断を丸投げして帰路につくことにしました。
予定を詰めずフツーのツーリングっぽい一日だったなぁ。
なんかはじめて無難なブログになってかもしれない。
それではまた。
日本一周ブログに参加してます。
クリックすると順位が上がる仕組みです、よろしくお願いします。
コメントを残す