みなさん、こんにちは。紅葉を追いかけるより追い立てられる感じになってきた宮下です。
昨日はおケツ二等兵の戦死という悲しい結末でしたが、その甲斐あって栃木県の宇都宮市に到着しました。
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昨晩遅く友人宅に滑り込み、それでも暖かい笑顔とピザポテトで出迎えてくれたY氏には感謝しかありません。
そんなY氏はYAMAHAのセローとST250の二台持ちというセレブですが、今日はセローに乗った彼と奥日光を回りたいと思います、イェーイ!!
貴重な(友人の)休日は有効に活用せねば、出発!
宇都宮から奥日光への道はいくつかありますが、どうせどっちも混んでるだろうと予想してました。
予想してましたが・・・対策は特にしてなかった!
予定調和で巻き込まれます。
有名ないろは坂は色づきがすばらしいですが、その分車もスローペースでなかんか進まない。
いつもの倍はかかって途中の展望台に到着。
魚眼で撮影。いろは坂全体が紅葉に染まり、ドライバーや同乗者を楽しませてくれます。
日本に生まれてよかったー。
見上げるとパラグライダー?っぽい人もいたり。この光景を上空から独り占めとか最高すぎる・・・今度絶対やろう。
チャリダーの方も足を止めて紅葉を満喫。いろは坂は車でもシンドイので自転車だったら感動も一入(ひとしお)でしょうなぁ。
この絶好の行楽日に我々は華厳の滝、半月山展望台、霧降高原を目指します。
華厳の滝は全国的に有名なのであんまり説明しません。半月山展望台は紅葉した山々を見下ろすことができる景勝地で、向かう途中に中禅寺湖を見下ろせる中禅寺湖展望台のおまけ付き。霧降高原はニッコウキスゲが有名な場所です、紅葉になると高原自体が鮮やかに染まるそうで観光バスは吸い込まれるようにそこを通るようです。
まぁ・・・霧降高原はとにかく混むようなので周れたら・・・くらいにしますか。
さっそく華厳の滝を目指します。
向かう途中で男体山が正面に。天候もこれ以上ない秋晴れで麓に見える紅葉が、高さが似たような場所にある華厳の滝周辺の紅葉を期待させます。
これは華厳の滝の駐車場にあった紅葉。
この蛍光オレンジみたいなのは絶対ピーク、これ以上鮮やかになったら正面から見てられないよね。
めっちゃ鮮やかだけどPL(偏向)フィルター使ってるだけでPCで色をいじったりしてません。
ピークだとそのくらいホントに鮮やかなんですなぁ。
徒歩3分くらいかけて滝へ向かいます。たまたま外に出てきた食堂のおばちゃんと会話。
どうも今が一番色がついているらしい。
なんでもいいけど旅先でおじちゃんやおばちゃんのことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶようになりました。
おじちゃんやおっちゃんだとなんか若い人特有の失礼な気がするし、ご老人だなんていえないし、御仁とか呼んでも「は?」ってなるでしょ。でもこの「お父さん」の中にはやわらかさや親しみがある気がする。
所ジョージさんがやってる日本ダーツの旅で村人に話しかけるときも「お父さん」「お母さん」と呼んでますが、その理由が旅を始めてわかった気がしました。
華厳の滝には上から見下ろす無料展望台と100m下で華厳の滝を見上げる有料展望台があります。
エレベーターもたしか往復で550円とかするので決して安くはありません。
この写真が無料展望台から見た景色、ちょうど色のついた葉があったおかげでその脇を水が落ちる構図にできました。木々の彩がすばらしい。
これだけでも結構満足なんですが、せっかくなんでエレベーターで下まで下ります。エレベーターの扉が開いたら水滴でぬれた廊下を歩いて展望台へ。
さっき見たときより明らかにローアングルです。まぁ100mだもんね・・・ちなみにこの場所の本当にスゴイところは滝の右側に広がる柱状岩壁。紅葉よりそっちの迫力に惹かれます。
今回は紅葉メインだから紅葉がうつった写真を採用したけど滝の音もあいまってすごい迫力でした。
たしかにみんなが訪れるはずだと関心、ここを外せないのはわかるなぁ。
エレベーターでまた上へ。この辺で10時30分くらいだったかな?
腹が減っては戦はできんということで観光地価格で飯を食うことに。
きのこ汁とかゆばアイスとか怪しいもんはたくさんあったんですが・・・
我々はカレーパンを・・・いや、「究極のかれいぱん」を注文しました。
1円玉の直径は2cmですが、このパンは27cmあります。デカイ!!
ちなみに味は普通なので長細分食いやすくなったカレーパンでしたね、カロリー補給!
このパワーで半月山展望台を目指します。
華厳の滝のところでちょっとゆっくりしていたら空に雲がチラホラ。
それでも展望台に向かう道は紅葉の最盛期でそれぞれの色がドライバーを迎えてくれます。
目的の半月山展望台に到着する前に中禅寺湖展望台という中善寺湖を見下ろせる場所があったんですが、ちょっと曇ってたのと、この次の日もそこへいって撮影したので今回は写真なしで・・・
で、展望台から見える絶景が!!!
あいにくの曇り空でした、ハイ。
カメラマンが何人も三脚を立てて雲が抜けるのを待っていますが、ちょうど紅葉が美しいところだけずっと雲がかかってる。紅葉の彩はすばらしいんだけど陽の光がさしこまないとその色はぜんぜん出ない。
これはちょっとマシなときに一番鮮やかなところをズームした画像、これが斜面一面に拡がってたんだ・・・
が、本当にうまい具合に光が差し込まない。自分たちのところに陽が差し込んだり、かなりの範囲で青空が見渡せるんだけどそれでもちょう度この上だけ雲が出てる。
雲が移動するのを待ちます。
来ない、光がこっちまで来ない。唯一後ろ側に差し込んだ瞬間。
広角の広い範囲が写せるレンズだと残念な感じになるのでそういうのじゃないので撮影。
山際キレーなんだけどなぁ。
雲は全然晴れない。飽きて寝るY氏。
すまぬ、素直にすまぬ。
あー・・・全然ダメですな、こりゃ。まるで光があそこだけ差さな・・・あ!ヒコーキ!
飛行機雲をまくってことは速度が速いのかな?
結局陽の光差さず。すまぬ、すまぬY氏。
我々はここで撤退を決めました。
でも時間は昼を回り、我々が予定していた霧降高原は行けば帰ってくるのが夜遅いだろうという状況になってしまいました。完全に俺のせいですが・・・・。そのため行き先を変更して夜遅くなる前に帰れるルートに。舗装林道の山王林道というところへ向かうことにしました。舗装とはいえ林道だったら紅葉の中をツーリングできるし、こちらは霧降ほど人気がないはずなので多少遠回りでも早く帰ってこれるでしょう。
とは言え、急いてはことを仕損じるとも言いますし、いいところがあったらソッコーで撮影。
ここは半月山展望台から中禅寺湖に降りる道路です、紅葉の山を登るセローを激写しました。
撮影協力:Y氏 ですが。
舗装林道へ入ると狙い通り紅葉の道。ただし、もうかなり葉が落ちて道路がシングルレーンみたいになってました。私個人が思うことなんですけど、ひょっとしていろいろな観光協会が出してる紅葉の見ごろって若干長めにスパン取ってない?お客さん呼ぶための戦略かもしれませんが・・・いろんなところで恵まれた紅葉を見てきたからだろうけどかなり葉が少なくて晩秋みたいなところも見ごろのままになってたりしますからね。
まぁ、あくまで個人の意見だし、紅葉の進み具合は場所によってマチマチなのがホントのところなのでうまく表現できないってところが本音かもしれないですが。
とか言ってる間に舗装林道に突入。背の高い木々が垂直だけでなく斜めから生えてくるのでアーチみたいになります。
峠道も上はかなり葉が散っていましたが、下のほうはすごく綺麗。ちょくちょくバイクを停めて撮影します。
この山王林道の先には川俣温泉郷というのがあります。ここは20分~50分に一回、間欠泉が噴出す渓谷があると有名なところですが、本当にちょうど我々が到着した瞬間に間欠泉が上がってしまい・・・
Y氏からは「本当に宮下はもってるな」と皮肉をいただきました。いやはや、こればっかりは面目ない。
ちなみに紅葉が7,8割くらいだったとおもいます。あとホントに1,2日ズレてれば色づきはじめの場所もかなり色づいてピークだったでしょう。どうも写真の右下のところから間欠泉が上がるようです。
この渓谷では大量のサルが闊歩していて、渓谷を覗けば視界にサルが入るってくらいでした。
川俣湖からの支流が走ってますが川の名前まではわかりませんでした。
このあと川俣湖にかかる大きな橋を抜けて東北道で宇都宮へ。
途中、蛇王の滝というマイナースポットらしい場所にもよりましたが、うまく撮れませんでした。
滝を見下ろすとたしかに蛇っぽくウネウネしたところなんですが、いざ近づくとウネウネしてるところが全然見えないんですよね。ただ紅葉そのものは綺麗だったので知る人ぞ知るって場所なんでしょう。
いやー、おケツ二等兵の戦死が無駄にならなくてよかった。
若干終盤でしたがそれでも紅葉の奥日光をツーリングできたのはいい思い出になりました。
ありがとう!Y氏!
明日はこの日いけなかった霧降高原のほうへ足を伸ばそうと思います。
それでは!
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日光の紅葉は赤、黄、緑色のバランスがいいのですよ。涸沢の空の青、雪の白、ナナカマドの赤、カラマツの黄色、三段・四段染めもすごいよ。貴君の自然を見る目とカメラの腕を羨ましく思います。寒さの中の長距離ライディング、ケツの方はともかく3日も経つと私は首と肩の痛みがすごかったです。紅葉求めてこれからは西の方へも走るのでしょうか。貴君のブログを読み、やはり出かけたくなります。
PS 忠爺はともかくメルアドが大丈夫なら安心しました。 忠爺
>>今井先生
たしかに他の多くの場所で見られるような局所的な赤や黄色ではなく、そのどれもがまばらでいて調和がとれている綺麗な景色に感じました。
一度バイクの点検で神奈川に戻りますが、その後北陸を見て、西に抜けようと考えております。
私はバイクに乗るのが平気でも先生のように登山をするのはとてもできません。
自然を見る眼もカメラの腕もまだまだ未熟ですが、また見ていただけるとうれしいです^^
PS ご心配おかけしました。
いやはや!お疲れお疲れ。
かっこよく撮ってくれてありがとう!
職場の50代ライダーが「俺も(格好良く)撮ってくりオネシャス!!!」って言ってたよ。
ちなみにカコイイせろー激写はコピーライト込で保存しましたので悪しからず。
>>やまと
いやー、お疲れさま!付き合ってくれてありがとうね!
俺なんかでよかったらいくらでも写真撮りますぜw
今度コピーライト入ってない画像送ります、明るさとか注文あったらいってくれー