みなさん、こんにちは。ホッカイロが手放せません、宮下です。

この日記は11月2日のものです。
前の日記から大分飛びました。
飛んだ理由は色々あって彼女の引越しを手伝ったり、職場に最後の挨拶をしてきたり、バイクを整備に出したり、まぁそんなところです。

これで完全な無職になってしまいました、今までは有給消化による仮初のNEET生活だったんです。
これからは正真正銘のNEETになってしまいました・・・まぁ自分で選んだんですが。

そんな完全NEETの記念すべき一日目はどこもかしこも雨。紅葉を追いかけるために無理やり進んでもいいんですが、積載過多のバイクは青銅距離がハンパねぇのです。それプラス雨だったら相当やばいのでここは雨に適した撮影スポットを回って晴れの日を待つことにします。

雨の日に適した撮影スポットといえば屋内。
というわけで、今話題の東京モーターショーに行ってきました。

すでに行ったって人も多いんじゃないかな。
Facebookなんかでも「行ってきたよ~」って方は多かったです。

年に一度のカーテクノロジーの祭典ですからね、土日はとんでもない人だったとか・・・
平日なので大丈夫だろう、って甘い考えで最寄り駅の国際展示場に着いたのが午後二時くらい。

駅を降りる前から人の混み具合で若干絶望はしてました・・・が、あれほどとは・・・

 

会場のチケット売り場は混みあうとのことで近くのコンビニに臨時設営されたチケット売り場を利用しましたがそこも長蛇の列が。すさまじい盛況ぶりです。ビッグサイト自体がめちゃくちゃ広くて着く前から回りきれないだろうってのはあったので気になるところをかいつまんで見学してきました。メカかっこいいよ、メカ。

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車輌の展示品はもちろんですがモーターショーでいつも取り上げられるのがモデルの人達。

 

明らかに一般人とは異なるオーラのお姉さん方がそれぞれのコンセプト衣装で各ブースを彩っています。

完全にプロですからね、そりゃ纏ってるオーラも違います。俗に言うカメラ小僧もわんさかいてフラッシュの先にはレースクイーンみたいな人がポーズを取ってるってのがモーターショーの日常です。人物を、ましてやプロの方を撮影できる機会は本当に稀なので撮らせてもらうことにしました。

 

やっぱモデルさんですね、スタイルめっちゃいいし美人。

実はこういうところに撮りにくるのははじめてじゃなくて前回のモーターサイクルショーとかカメラの時も来てました。最初はわけもわからず撮っていたんですが、回数を重ねるうちに、この人達って別に完全にサービスで撮らせてるわけじゃないよなって思いはじめました。私には想像すらできませんが持って生まれた才能としての容姿をさらに磨くため、日々努力しているはずです。優雅に泳ぐアヒルが水中で必死にバタ足をするがごとく、華々しい舞台の裏側ではその代償を払っていることでしょう。

その結果が誰かの撮影欲を満たすサービスのはずがありません。

 

こういうところはそれなりのカメラを持っていけば単調なポーズだけでなくモデルらしいカッコイイポーズをしてくれます。

その裏には「より綺麗に、かっこ良く撮ってほしい」という想いがあるはずで、決してサービス本意なわけではないはずです。たぶんですが、彼女たちの本意は、より綺麗でかっこ良く撮れた写真を次の何かにつながる人に見てほしいんじゃないかと勝手に考えています。

たとえば△月△日にISUZUのブースにいたあの人がすごく絵になるからこのCMに起用しよう、なんてことも起こりうるはずです。またはTwitterやFacebookで一気に人気になって思わぬ仕事が舞い込んで来るかもしれません。そんなとき、この「△月△日にISUZUのブース」ってのが「綺麗にかっこ良く写っている彼女たち」は「一体誰なのか?」という答えに繋がる非常に重要な情報ではないでしょうか。

 

というわけでここ最近はモデルの人だけでなくその周りの情報が写るように写真を撮ることにしました。

美人だからって顔ばっかり撮るのはやめよう!

 

写真撮ってる側ができるリターンってホントそこしかない。そして別の方法でリターン考えてるやつはお縄になったほうがいい。

 

ただ車輌なんかを写そうとするとどうしても広い範囲を納めなきゃいけなくてトラックなどの特殊な車輌を除いては周りにいる一般客の顔がハッキリ写ってしまう。だからいっぱい写真撮ったけどそういうのはなるべくはじいて掲載することにします。ちょっと写ってるのは個人を特定できないと思うので勘弁してください。

 

結果、お姉さんばかりが写っている写真が多くなってしまったとしても・・・

 

それは・・・

 

仕方のないことなんだ・・・

 

ぶっちゃけモーターショーの所感よりお姉さんのほうが興味あるよね?

正直書くのがめんどくさいより多くのニーズに対応するため、滅私の気持ちでひたすら写真を貼ろうと思います。

ただ男だけじゃなくて女もやってると思うが卒アルを見て「この人がいい」とか口や文字にするのはやめましょう。そういうのは心の内だけに留めて、今度飲んだときに聞かせてください。

 

キレイどころ

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元気娘っぽい

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ISUZUの車はホントでかい。お姉さんが細いからよりでかく見える。

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ISUZUブースの市バスコーナーの人。

上の写真でバスがあるけどそれです。別に何の可能性も一切ないけどこういう美人さんに誘導されるとなぜか緊張します。

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おおお、車の写真ありました。いやいや、車も見に行ったんだけどね。

メルセデス・ベンツのレーシングカーですな。

周ってると多くの人が肌で感じてると思うんだけどやっぱり車って民間人の手が届きうる範囲で一番テクノロジーが結集されたものだよね。かっこいい超えて美しいからね。

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ちょっと周ってようやく見つけました。バイクブース!!

ここだけジョッシーの写真ないからね、車はわからんがバイクは好きなんだなぁ。

 

漢のバイク、Kawasaki

HONDAのグロムに対抗してんのかなっていうのがありました。ぐちゃぐちゃいうと気も削げるので写真を貼ります。Kawasakiは最近勢いあるんだよなー、とんがってるイメージ。

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オシャレが代名詞のYAMAHA

全部オシャレなんですよね、ここは。YAMAHA乗ってるっていったら「オシャレな人だな」と思うレベル。電動チャリなんかも置いてあって驚きました。

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その他にも車輌じゃなくて新開発のヘルメットやバイクの自律運転を行うMOTOBOTが展示されていました。なんでも人類で見てトップレーサーのロッシを超えるのが目標なんだとか。

YAMAHAは車輌以外も幅広く着手して可能性を広げますよってメッセージを感じた。

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磐石のHONDA

まぁ、最近他の会社が頑張ってるからそうでもないよって人も多そうですが。

HONDAを代表する名車CBのバリエーションカラーが飾ってありました。

この色ならすぐに買うんだが?

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そのほかには・・・なんか車体の色換えが多かったな・・・

俺もよくやるけどこってカルピスを薄める手じゃ 使用シーンを広げるのに既存のイメージを覆すカラーリングが目立ちました。

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個人的に驚いたのは三輪があったことですな。ひょっとしてHONDAもこっち行くの!?と思いました。

横から見るとかなりカッコイイフォルムだったんですが正面が・・・スノーモービルとかでありそう。

乗り心地は気になりますが出たら出たで静かにCBを買おうと思いました。

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色換えのGROM。乗ってて楽しいといろんな人から拝聴してます。

帰ってきてお金なかったら、まずこれに乗りたい所存です。

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で、スズキは・・・

隼に跨ったくらいで終わりました。

 

いやいやいや、いっぱい魅力的な製品はあったんだよ!?

ただ、どれも人の顔がクッキリ映ってるんですな・・・ぼかしてもぼかしきれないし、顔だけ暗くすると呪いの写真みたいで・・・

 

ただちゃっかりお姉さんだけは撮りました。お立ち台でしたからね。

ここでもかっこいい電気自転車やらポップなスクーターを見せてました。女性の層を取り込みたいのかなーと思ったり。

 

スズキを選ぶやつは変態だって一部のバイク乗りに言われてたりするんですが、隼然り、GS-RやB-kingなんかもすごいかっこいいと思います。まぁ若干カブいてる感じは否めませんが。

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その他にも坂道を力強く登るイメージをアピールしたダイナミックなディスプレイ。

 

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耕運機がイメージのヤンマーが右下のスポーツカーを展示。

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趣向を凝らしたブースの数々を驚きと可能性を見せ付けられる場所でした。

 

ひとつだけ

 

ひとつだけもし感想を言うとするなら

 

「時間が足りねぇ」

 

これで車輌の緒言とか詳しく見てたら絶対一日で周れません。そのくらい充実してる、楽しめる。

 

まぁ、その後も各所にいるお姉さんたちに撮影をお願いして周りながら、もらったパンフレットと展示品を見たり見なかったりしては

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コイツ絶対エンジニアだろ、っていう床にはいつくばって車輌を観察する人に驚いたりして

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大分疲れたのでひとつ奥の休憩スペースへ。

さっきまで人がいすぎて歩くにも止まるにも注意が必要だった空間から開放されました。

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明かりが足りず、華々しい舞台とは対照的に薄暗いこの場所でココアを啜ります。

途中、私のバッグが通路をふさいで掃除のおばちゃんの邪魔になってしまいました。

 

「ごめんなさい!」

がらんどうの空間で声がやたらに響きます。

 

別にいいやつぶるつもりはないけど邪魔もしたし、こういう影で支えてくれる人が報われたらいいなっていう気持ちで「きれいにしてくださってありがとうございます」と口に出しました。

 

しばらく遠ざかったところで「若いにーちゃんにほめられちゃった!」と声がわずかに聞こえたので今日一番萌えました。お姉さんを撮影するたびに軽く言葉を交わしたり会釈したりはするんですが、なんかこの日はじめてちゃんと人と会話したな、と感じてなんともいえない気分になりました。

 

でもまぁ、やることはやらないと。

ダイハツの受付さん。左から一人ずつ四人を撮ると最後の人がパンフレットを渡してくるというカメラ小僧慣れした完璧な配置でした。システマティック!

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MAZDAのお姉さん。MAZDAは展示車輌がすべてメタルレッドで統一されていて高級感がハンパなかった。それでいてスポーティーだしね、かっこいいわ。

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バイクの受け取り時間が迫っていたのでここで切り上げようと思った最後のブースで・・・

花より男子で出てきそうなイケメンモデルがいました。すっげーかっこよくてスタイルとかが少女マンガみたいでした。

 

こういう人って学校いたら浮くだろうな・・・

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外をチラッとみたら夕日が都会の建造物に沈んでいく途中でした。

嗚呼・・・紅葉はいまどこにあるんだろうか。

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出るころにはとっぷり日も暮れてレインボーな会談に変わってました。

この後ろにビッグサイトがずどーんと構えています。

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今回の反省は時間が足りないってことと、カメラの装備が対人用じゃないってことですな。

瞳の中に光の輪ができる特殊なフラッシュとか携行性の高いレフ板とか強度を調整できるシャッター連動の外部フラッシュとかそれを複数つけるスタビライザーとか・・・

ブースの受付に立つモデルさんの上に企業ロゴがサンサンと輝いているので、モデルさんの顔とかはけっこうシビアな逆光になります。だからそういうのがあるともっとキレイに取れたり、ISOとかF値とかカメラの設定をいじれるんです。ハイ、完全にいいわけです。

 

ただ、せっかく撮らせてもらったのに技術が足りなくて写りが悪くなったのはごめんなさい。いっぱい撮らせてもらったけどあまりにも下手だったり一般人の顔がハッキリ映ってるのは載せてません。

 

撮られたモデルさんがこのブログを見てるとは思えないけど感謝だなー。

いや、向こうは仕事なんだけどね。

 

 

いい写真を撮るのに必要なもののひとつに「そこにいること」をこの前挙げました。

人を相手に撮影するプロの人たちのすごさは「たとえばある人が屈託のない笑顔」や「悲しみに咽ぶ姿」を撮れる場所に居ることだと思います。それは緯度と経度の話じゃなくて、カメラを前にしてなお撮影者と被写体の間の信頼関係がそれを許すほど強固であるところまで持っていけるっていう話です。被災した人達の胸中が表れた写真なんかを、外からズカズカ入っていって撮ることはかなり困難だと思います。

 

出来事や感情を共有し、一体になることではじめて生の姿の撮影が許される領域に踏み込む力。

そこに撮影技術とチャンスが加わることで人に強いメッセージを伝えることができる作品になるんだと思います。

だからプロはすごいんです。

 

ただわれわれ素人でもそういうタイミングはあります。たとえば友人と全力で遊んでいるとき、どこかのプロがその友人の本当の笑顔を撮れたりはしません。そこにいることができるのは他ならぬあなたです。

 

ただ残念ながら、そこだけで撮影技術を学ぶのは難しい。圧倒的に機会が足りないからです。

 

そこで、撮られるプロであるモデルさんが持つ魅力に助けてもらいながらそれを伝える訓練ができる。

そういう場が今回ビッグサイトで行われました。

 

ハイ、ここ3年で一番説得力のある言い訳が完成しました。

 

明日から晴れの予想なのでまたバイクで走り出したいと思います。

紅葉のピークは来てないだろうけど静岡の夢のつり橋でも行こっかなー(テキトー)

 

それでは!

 

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2 Comments 日本(JPN)

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2 Responses to “三十二日目:東京 美女結集のビッグサイト(東京モーターショー)”

  1. モーターショー楽しそうですね!わたくしも行きました!←

    >「きれいにしてくださってありがとうございます」と口に出しました。

    この一言が出ませんでした。後悔しています。
    パッと飛び出す一言は、旅を重ねたコミュ力の賜物!
    わたくしも頑張りますよ!

    「次世代の車社会をこうしたい」というメーカーの志に感動しました。
    今度、写真の見せ合いしましょう!
    同じ人、同じシュチュエーションの写真があって、
    「クスッ」となりました^^

  2. >>皆ちゃん
    コメントありがとう!皆ちゃんも行ったんだねー!
    旅をしてると普段気恥ずかしくていえないようなことがサラッと出てくるようになります(笑)
    まぁ、誰も俺のこと知らないしいいかなーってなるのかもしれない。

    メーカーは未来に向けて常に変化を起こそうとしてるよね。そのひとつの完成系としての出展の数々、感動いたしましt。あ
    やっぱ似たようなシチュエーションにはなるよね、今度みせあいっこしようw

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