みなさん、こんにちは。最近ブログが続いたと思ったらまた間が空いてしまった宮下です。

言い訳すると旅は地味に忙しいからね、ウン。
とか言ってないでまた書くぞー!

 

この日は黒部峡谷鉄道を見てすっかり満足した次の日だ。

いい加減、西へ向かわないと旅が終わらないので西へ向かうことにする。

 

富山県を出発して石川、福井、滋賀、兵庫へ抜ける。

長旅なのでガソリンとおケツが心配だが、行った先でなんとかするさ!出発!!

 

気合を入れて下道を走る。

高速だと一気に進むんだけど、いかんせんお金かかるし暇だからなー。

 

下道で車間距離空けてゆっくり走るほうが退屈しない。

快晴の日で暖かく、風も気持ちいい。青森の峠道が5℃だったときは泣きそうになったけど、ここはまだ秋口なのでそんなことにはならない。

 

走って二時間半は経っただろうか、石川と福井の県境を通過。

 

そういえばこの辺りには東尋坊(とうじんぼう)がある、以前島根県の出雲大社へロングツーリングしたときに寄った。でも、訪れた時はすでに夕方だったし、日の高い今もう一度見ていこうかな。

 

東尋坊は海食によって海岸の岩肌が削られてできた柱状の輝石安山岩群で、高さ約25メートルの岩壁が連なっている。これだけの規模は地質学的に非常に珍しく、世界に三つしかないうちの一つなのだという。

 

この東尋坊の名前の由来は、ある僧侶に由来しているらしい。その昔、東尋坊という非常に怪力の僧侶が、その力に任せてやりたい放題やっていて、暴れだすと誰も手を付けられなかった。

あるとき、酒盛りと称して、この場所で宴会が行われた。天気も良く、快晴で眺めも非常にいい。思わず東尋坊は酒が進み、うとうととしだした。そして、ここがチャンスと一緒に酒を飲んでいたほかの僧侶が崖から突き落としたらしい。気づいた時にはもはや遅く、東尋坊は周りにいた何人かを道連れに崖の下に姿を消した。するとさきほどまで快晴だった空には黒雲がたちこめ、海が荒れに荒れたらしい。

 

で、ついた名前が東尋坊、と。

 

ホントかどうかは定かではありませんが、東尋坊が落とされたとされる4月5日前後はこの辺が荒れるっていう話で、そういう具体的なものが残ってると「ホントにあったのかもな~」とも思います。

 

ちなみに著名人の自殺者が出たことで自殺の名所として有名になってしまったが、地元では各所に看板を設置したり、誰にでも電話がかけられるよう、公衆電話を設置するだけなく、そこに十円玉やテレホンカードを常備している。また、愛称:ドリャーおじさんなる人がこの「自殺の名所」イメージを払しょくするため、東尋坊の崖から敢えて飛び降りては這い上がって無事をアピールすることを2万回以上したらしい。

 

2回じゃないぞ、2万回だぞ。

 

そこまでやったら一回落ちて命を落とした僧侶:東尋坊より、「ドリャーおじさん」のほうが名を冠するに適しているのではないかとも思う。

 

でも、仮にドリャーおじさんが地名にまで昇格すると困ることになる。そうなると「自殺の名所・東尋坊」から「なかなか死ねない・東尋坊」にイメージが変わったあと、「なかなか死ねない・ドリャーおじさん」みたいになっちゃうからな。ドリャーおじさんが死にたくても死ねないみたいになっちゃう。

 

おじさんはゾンビか何かかな?

これはさすがに趣旨とずれる。やっぱだめだ。

 

 

無料駐車場にバイクを停める。ここから東尋坊に向かうには土産屋さんの中を通らないといけない。

無料駐車場の利用と店内の通過がセットになっている、賢い。

 

ところどころシャッターがしまった通りを進む。あー・・・あったなー、懐かしの東尋坊タワー。

不思議と登る気にはならないのでスルー。

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市場みたいに活気のある店や閑古鳥が鳴いているような店もある。

新鮮な魚介類を売っていたり、模擬刀を売っていたり。

栄えてるところはいいけどそうじゃないところはどうやって稼いでんだろうな。

 

着きました、東尋坊。柵が一切ない絶景スペース。

東尋坊の再来になったりしない程度に観光しよう。

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これが輝石安山岩の柱。たしかに一目で特殊な地形だとわかる。

はー、いい眺めですな。

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先まで行ってきた道を撮る。世界三本の指に入るだけあって規模も大きい。

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人と比較すると高さがわかる。そんな高い気はしないけど高いの苦手な人はきついかもしれないな。

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比較的平たいところでも岩のテクスチャがおもしろい、日本にも変なところがいっぱいあるなー。

磯のかおりもそうだけど岩のもつ色のグラデーションも独特だった。写真で岩に色がついてるところは濡れているわけではなく、そういう色だった。

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この中に東尋坊がダイブした岩が・・・ただ水に落ちるだけなら死なないんだろうけど、海で隠れた部分にも岩があったりするからね。

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観光船も出ていて沖合から東尋坊を見ることができる。

宣伝のアナウンスで「今日は快晴で絶好の観光日和でございます」みたいなことを言ってたので、その場に合わせて係員がしゃべってるのかとおもったが、しばらくいると同じことを延々と言っていてるので録音だと気づいた。晴れの日様のアナウンスがあるのか、雨の日とか聞いてみたいな。

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小腹が空いていたのでテキトーなものを買う。

イカ焼き(大)、一個400円。

 

高いけど誘惑に負けました・・・敗北は満足の味でした。

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イカ焼きはどこのお店でも見る。魚市場みたいな店やアイスクリームを売っている店でも売っている。日本海側だから魚介類はたくさんあるんだろう、うらやましい。

 

イカ焼を買った店のディスプレイ。さっきはなんとなく通過したけどよく見るとラインナップが多すぎじゃね!?と思う。31アイスクリームより種類多いぞ、これは。

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食べ歩こうとすると店のおばちゃんが「トンビが狙ってるから気をつけなよ!」って三回くらい言ってきた。

実際に持ってかれた人とか多いのかな。

 

駐車場にあったウキのリサイクル。

なんかムカツク顔してるドキンちゃん。不思議と怒りが込み上げてくる。

ちなみに裏側はドラえもんでした。バイキンマンにしようとしたら角つけなきゃいけないからね。

逆にドラミちゃんにしようとすると耳足りないから。

 

そういう物理的な事情でこの組み合わせなのかな。

 

チョイスされなかったアンパンマンはドンマイ。

 

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バイクに跨って西を目指す。街にほどちかい里山にも少しずつ紅葉が降りてきている。海の近くは気温差が出にくいけどそれでも着実に冬に向かっている。

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午後二時を過ぎたあたりで滋賀県に入る。

滋賀県の紅葉スポットは個人的に少ない印象を受けるけどメタセコイアの並木道には行っておきたい。

メタセコイアはかつて日本から絶滅したらしいが、中国の奥地で群生しているところが発見され、枝をこちらに分けてもらって復活したらしい。対称性を持って作られている場所はその間にたつとそれだけで絵になる。ただ紅葉は一切してない、完全に緑。

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紅葉のピーク時には真っ赤な並木道を進むことができる。

この先には高原もあるみたいだがそちらまで行ってる余裕ないのでここで撤退。またTwitterなんかをチェックして色づいたら寄るようにしたい。

 

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暗くなる前に琵琶湖の白鬚神社(しらひげじんじゃ)に到着。ここは琵琶湖の中に鳥居があって、写真を撮る人間にとっては結構有名なところ。沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居を浮かべることから、「近江の厳島」とも称されるらしい。全国にある白鬚神社の総本山らしい、、、白鬚神社自体あんまり聞かないがまぁ、由緒あるところなんだろう(失礼)

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手水舎(ちょうずしゃ)でお浄めをして参拝。二礼二拍一礼ってたまに順番間違いそうになるよね。

社務所を除くとまだギリギリ空いている時間だった。初穂料(はつほりょう)を払って御朱印帳に書いてもらう。御朱印については書き始めると一つ記事が完成しそうなのでまた今度。

 

車がビュンビュン通り過ぎる道を横切って鳥居に近づく。といってもそれでも10mは離れているが。

これがその鳥居、普通の鳥居と違ってなんか頑強な作りしてんな。

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夕焼けもあいまって思わず「これはすげーな」と簡単の声を上げたが、階段に人がまばらに座っててちょっと恥ずかしかった。

 

着いたころには空に何もなくて写真を撮るとちょっと空が空きすぎの印象だったが、いい感じに秋の雲が広がってくれた。

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いや、これひょっとして横じゃなくて縦のほうがしっくり来るか?

とかやっているとだんだん雲に赤みが出てくる、この時間の空はホント綺麗だよなー。

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これは鳥居から右に視線を動かしたときの景色。

この時期の日が沈む場所は鳥居から遠いみたい。鳥居に重なるい時期にまた来たいが、それでもこの時期特有の雲は捨てがたいなぁ。

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写真を撮っていると釣りをしている人に話しかけられる。

涼しくなるこの時間が狙い目だという。

 

そうかー・・・狙い目かー・・・

別に仏罰とか信じちゃいないけど、投げてるルアーがちょうど鳥居の横に落ちる。

まぁ、魚が集まるのは構造物付近だからな・・・

 

うん、なんだろう。微妙な気持ち。

こういう自分の中に起きた小さな変化を感じることで自分がどういう人間なのか再認識したりする。

 

このモヤモヤは信仰心よりマナーに関するものだろうがまぁどっちでもいいか。

 

話していると辺りが大分暗くなり、何人かいた見物客も皆帰って行った。

一番赤みの強い時間が終わりあとは徐々に暗くなるばかりだ。

 

ここからが重要。よくわかんないけど神様とかそういう謎めいたものを撮影するのにはすごくいい時間だと思う。人はいないし、被写体がかすかに映るってのがかっこいい、完全に自分の感覚だけども。

 

誰もいない場所で狙っていた絵を撮る。

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日が没する直前に三脚を使って撮影、今日は移動してばっかりだったと思いながらその場をあとにする。この神社の隣に食堂があるのでそれを励みに走ってきたが、どうやらこの日は定休日。

 

しかたなくそこから移動し、兵庫県の神戸市まで走りました。

 

明日からは雨が続くらしい。旅のデータも大分蓄積したし、何よりバイクのタイヤがスリップサイン近くまで減ってきている。雨の日に移動するのは危険だ。

 

ここは屋内に引きこもってHPの更新でもしようかなー・・・

 

今日はここまで。

読んでもらってありがとうでした!!

 

それでは!

 

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