みなさん、こんにちは。最近ジュースじゃなくて水を買ってしまう宮下です。
この日記は11月10日、旅に出てから41日目のものです。
さて、これからどうしたものか・・・
この辺りをウロチョロしてる理由は京都の紅葉を待っているからです。
京都って気温差が小さくて紅葉が周りと比べて遅いんですよね、四国と同じくらいに来たりする。
それまでに京都の周りを攻略しておこうってことなんですが、京都の回りも広いですからね・・・調べてみると香川県に日本三台渓谷の寒霞渓(かんかけい)というのがあるらしい。
でも、この寒霞渓は陸路で渡れない。なぜなら小豆島(しょうどしま)にあるからだ。どうでもいいけど小豆島ってあずきとうって読んじゃうよね。
そのため、ここにはフェリーに乗っていくことになる。うん、旅っぽい!
あいにくの天気だけど気にせずレッツゴー!
フェリー乗り場でバイクを駐車してチケットを買う。
バイクは車より運賃が安く、排気量でも値段が違うからありがたい。高速道路も軽車両料金じゃなくてバイク専用料金になってほしいもんだ・・・
港にあった何かの像。邪神かな?と思う見た目でした(失礼)
待っているとフェリーから観光バスが出てきた。
観光バスもフェリーに乗るんだ!?と驚いた。こういう集団でのツアーで観光したことないから新鮮だ。
さらば本州。ってか天候が冗談抜きで心配になってきた、雲が厚すぎ。
時間にして80分ほどで小豆島の港に到着。人だけだったら数百円で移動できるみたい、もうバスみたいな扱いだよね、そこまでいくと。
島の道を走る。といっても本州とまったく変わらない。そこが日本の国力が高いことを示してる。
発展途上国の特徴に首都が異様に発展し、対照的に地方は手付かずのまま残るというのがある。
日本のいろいろなところを走ってきたけど、一日何台の車が通るんだよって思うような道路でさえ舗装されていたりする。すごいよなー、これオフロードのタイヤじゃなくても全然オッケーだったなー。
寒霞渓のロープウェー駅駐車場にバイクを停めて中に入る。ここだけ見ると紅葉真っ只中。
落葉もしているので今が見ごろくらいだという感じ。
寒霞渓という名前の由来は古来にさかのぼる。
昔、応神天皇が、この山の岩やもみじに鉤をかけて登ったといわれることから『鉤掛山(かぎかけやま)』と最初に呼ばれたらしいです。それが『神懸(かんかけ)』とも呼ばれるように。
それからまた神縣山の風景を杜甫の詩にちなみ「浣花渓」と称したそうな。
さらに時間がたち、明治になって、讃岐出身の儒学者藤沢南岳によって、はじめて『寒霞渓』という雅名が選定されたらしい。
なんかこの間に中国にある「かんかけい」と同じ名前になったらしいけど漢字が出てこなかったから割愛。
寒霞渓はロープウェーから俯瞰する風景と、渓谷の脇を歩きながら景勝地を臨むことができる表十二景、裏八景がある。どれも行きたいんだけど西日になって俯瞰が暗くなったら嫌なので先にロープウェーを選択。
ロープウェーで難なく上っていく。いやー、楽チンですなー。
広がる森の先から徐々に岩肌が近づいてくる。
おお、たしかに岩肌がほかで見ないような形。中国の水墨画といわれればたしかにそう見えるなー。
肝心の紅葉は最盛期まではまだかかりそうってところか、紅葉前線追い越しちゃったみたいだね。
いや、これはこれで絶景なんだけどね。自分の実家から歩いて3分でこういう景色見れたら何も思わないかもしれないけど多くの人は感動すると思う。
ただあっという間に上までついちゃう。五分足らずってところですな
そのあっという間の途中で雲がかかってきた、コイツはやばいと展望台へダッシュ。
・・・間に合いませんでした。
このあと粘ったんだけどほんの数分雲が取れた後、雨がザーザー降ってきた。
ロープウェー駅の休憩所でただ雨が上がるのを待つ。
・・・暇だ。どこでも寝れるスキルを使ってもいいけど雨が上がったら誰かが起こしてくれるわけじゃない。
ちょうどいいから今までの所感でもメモするかな。
・・・
・・・
で、夕暮れだよ。夕暮れっていっても綺麗な夕焼けとかなくただ暗くなっただけ。
うーむ・・・やりたいこと一切できなかったな。
この日は移動と割り切って明日また来よう。
小豆島には道の駅も三つあり、銭湯もそれなりにある。結構大きい島なのだ。
でも漫画喫茶はない。
久しぶりに野営するか、ということでテントを組み立てて就寝。
持っててよかったキャンプセット。
また明日寒霞渓を散策します。
それでは!
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