みなさん、こんにちは。まさかの連続投稿の宮下です。
今滞在しているタイ王国は日本と比べて二時間遅いので大体深夜零時くらいです。
この時間に旅先で投稿できるのも、一重に、一切の娯楽から切り離されたAirAsiaの旅客機でひたすら眠ったおかげです。起きてるときはやることが一切なくて完全に精神と時の部屋になってましたからね、帰りの航空会社は別の場所にしようかと考えているところです。
ハイ、前日は姫路市の夜景を撮影して、そのままそこで宿泊しました。
前日の大移動で疲れているいることもあり、昼過ぎてから行動を開始。この日は広島の尾道を訪ねようと思います。
尾道って聞いたら瀬戸内海を望む坂の町が思い浮かぶ人も多いんじゃないでしょうか。クロネコヤマトのCMとかでも昔ありましたね。バイクで走ってもまさにイメージ通りで狭い陸地面積を完全に使い倒してやろうっていう気概を感じる街づくりです。健脚の老人が強制的に作り上げられる街の構造をしてます。
街の上にある公園入口にバイクを停めて街の散策を開始。昼過ぎてから行動をはじめたらすでに光が西日がかってました。まぁ、こんな日もあるさ!行動開始!
正面には向島を臨む。こうやってみると瀬戸内海っていうよりちょっと幅の広い川くらいに見える。
公園の上は昨日に続き強風が吹いていた。地元の人に聞いたら今日は特別だが、風は普段から結構吹いているらしい。それを作者が知っていたかは知らないが、公園の上にある銅像の髪はものすごい風を感じているように見えた。
坂の街を歩く。ただ、坂よりとにかく階段が多い。風情ある佇まいもひょっとしたら面積の狭さや工事車両の搬入が難しいことによる開発の遅れでできたものかもしれない。
猫が好きな人はひょっとしたら尾道という町のイメージが「坂よりも猫」となっているかもしれない。ここにはそれくらい猫がいてそのことが有名だったりする。私は正直犬派ですが、せっかくだから猫さんも撮らせてもらいましょう!ということで見つけたらなるべくシャッターを切るようにしている。しかしながら、陽が落ちてきて日照量が足りないことと、結構活動的に動いていることで写真を撮ってもそれがブレるブレる。けど、その辺はちゃんと予想してました。
事前の調査によると、この界隈には猫の細道と呼ばれるかわいい猫グッズを集めた小道があるそうなのです。動物を撮るにはコツがいりますが、静物ならちょっとだけハードルが下がる気がします。というわけで猫の細道を探して、さらに街を散策じゃー!!
・・・
・・・ない、見つからない。街を下りた商店街の人を捕まえても猫の細道を知らないという人ばかりでした。ここまでわからないものだとは・・・ここに来て昼過ぎに動き始めたのが仇になりました。
仕方なくバイクのある場所まで戻ります。行きはよいよいだと帰りはつらいものというのは世のしきたりでしょうか。ひいこら言いながら中腹くらいまで戻ってきました。振り返ればお寺と夜景のコラボ、綺麗だと感じるものを撮るのは単純に楽しい。
撮影していると地元のおばさんがひぃひぃ言いながら階段を登ってきた。やはり訓練された老練の戦士でもこの坂には肩を揺らすらしい。
「いい写真撮れてますか?」
息切れしながらおばちゃんが話しかけてくる。猫の細道は見つからなかったけど、ここからの夜景が綺麗なので安心して帰れそうです、と伝え終わらないうちに寺の脇を指さす。
「そこ、そこが猫の細道」
おお!?まさかそこにあったとは!たしかに細い道が寺の脇を抜けるように続いている。
サンキューおばさん!未練を晴らしに行くぜ!!
階段を下りて寺の脇を抜ける。ここが猫の細道や!!
・・・ホラーゲームかな?
たしかにところどころ猫のグッズはあった。楕円の形をした石にデフォルメした猫を描いた置物。日の光では鮮やかなその色も、月が申し訳ない程度に地上を照らす夜には密教で使われる法具のようなたたずまいだ。
上に福神って書いてあるんだけど、暗がりだったんで禍神に見えました。
完全にバイオハザードみたいな場所なので早々に撤退しました、より犬派としての意思を確固たるものにする散策でしたね。
公園の上に戻るまでに大分時間をつかってしまった。それでもそこから見える夜景のおかげでそれもよかったと思えてくる。瀬戸内海の夜は狭いながらも活気に満ちた空間だと感じました。
明日は広島の厳島神社を目指そうと思います、それでは!
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写真が大きなって、とっても読みやすい~し、面白いヽ(*^^*)ノ行ってみたいな、猫の街~♪
>yuさん
コメントありがとう!猫の街は登るの大変だけど一緒に行きますか!