みなさん、こんにちは。マウンテン・デューを愛飲中の宮下です。
タイのドリンクって夜のネオンに負けないくらいカラフルなんですよね。
コンビニのジュースコーナーは声明を脅かす色彩の飲料がズラリと並びます。
なんなら日本で売ってるライフガードが緑茶に見えてきますからね。
連れてってもらった食事処で飲んだ真っ青なソーダはほのかなラムネの後になぜか鉄の味がしました。
そんな中で知ってるのはコーラとこのマウンテン・デューくらいです。
ペットボトルも345mlとかいう中途半端なスリムサイズで、お値段10バーツ(日本円で30数円)、安い!
おっと・・・別にマウンテン・デューを宣伝するためのブログではないので日本縦断の記録を書いていきます。
(日記の中で)この日は山口県を訪ねました。
山口県と言えば本州最西端、ようやくここまで来たか、という感動もひとしおです。
もうこの辺に来たころには12月に入っていて、全国の紅葉情報を見ると「ほぼ落葉」の状態ばっかりになっていました。この山口県でもそれは例外でなく・・・どうせ通る道なんだから絶景を訪ねようということで秋吉洞に向かったわけですね。
もともと秋吉洞は地元の人々に瀧穴と呼ばれ、知られていたそうです。明治40年頃より、イギリス人のエドワード・ガントレット氏により洞内の探検や調査がおこなわれ、初めて海外に紹介されたんだとか。大正15年5月、昭和天皇行幸の際ご覧になり、「秋芳洞(あきよしどう)」という新しい名前を賜ったそうです。
日本屈指の大鍾乳洞ということで、すさまじい観光化進み、バスケットの試合ができそうな駐車場がいくつもありました。しかしその駐車場はバブルなど遠い昔のおとぎ話といわんばかりの空きっぷりで大型バスの駐車スペースど真ん中にバイクを駐車してやろうと思ったほどです。
駐車場から歩いて五分もすれば目的地に着くのですが、さびれた土産屋の通りが進む足を重くします。
あれ・・・ひょっとしてあんまりおもしろい場所じゃなんじゃ・・・
そんな不安も洞窟に入ってみれば一発で吹っ飛びました。
広い!めっちゃ広い!横の面積だけでなく高さも相当なもので洞窟を進むというよりは岩でできたドームを歩くイメージです。さっきのくたびれた駐車場よりも広いとは・・・正直ビビりました。
これは百枚皿と呼ばれる大きな自然の芸術です。大きい皿は畳二畳分ですってやたら響く紹介アナウンスを私が何度も流してやりました。一回の撮影で30秒とかかかるので手持無沙汰で押してしまいます。
上の方のお皿が小さく、下にいくほどお皿が大きくなっていきます。
洞窟内を流れる水の中は豊富なミネラルを有し、そのミネラルが堆積することでこう言った形成物が出来上がるそうです。
でも、正直本当にそうかな?って思いますよね。
水の中の小さな粒が積みあがったらただの山になると思うんだけど・・・でも水だってゆるやかなりに侵食の効果があるから水が流れてくる上部側が削られて器みたいになるのかな・・・謎だ。
お世話になった職場の方で「本当か?」とよく聞く方がいらっしゃいました。提案や回答に対して懐疑の念を表す言葉だよね。もちろん言ってる事ちがうんじゃないの?って意味もあるんだろうけど、もっと自分の考えを説明して理解させてくれ、って意味もあったんだろう。
「本当か?」と聞かれて、考え直して、もっと多角的に検討して、その同じ答えにたどり着いたら、もっと自信を持って「本当です」と言えるしね。
その方は亡くなったけど、その後職場にはその言葉がちゃんと残ってて、本当の意味で慕われてたんだなーとか思います。鼻血が出るほど厳しかったけど。
これは進むと見えてくる巌窟王(がんくつおう)。作られるのにすさまじく時間がかかったらしい。
数百万年だったかもしれない。ごめん、何年とか言われてもそこは疑わないので印象に残ってない。
ここはくらげの滝のぼりと言われる場所。まぁ書いて字のごとくなんだがくらげがのぼているように見えるそうです。ちなみに世界最強の毒を持っている静物といわれているのもクラゲです。あ、どうでもいいですか。
長い長い洞窟探検もようやく終わりの気配。ゆっくり歩いて往復に40分ほどかかったと思う。
こういうワクワクする空間ってのは貴重だよね。本当ならワクワクする心をいつまでも持ち続けなきゃいけないけど、死んだ魚の目をした人間になっていくからね。ああ、そうですか、私だけですか。
洞窟を出るとどんよりと曇り空。
ただ暗い空間から明るい場所に出るとどうしても目にやさしくないのでそれだけは空に浮かぶ厚い雲に感謝です。
バイクを飛ばして秋吉台を目指します。秋吉台は日本最大のカルスト地形で、まるでCMに出てくるような景色の場所らしいです。
目指しますって言っても秋吉洞からかなり近くて、すんなり到達することができました。
展望台に登り、はるかかなたまで広がる秋吉台を堪能。
これは・・・枯れ葉や・・・紅葉は遠い昔と言わんばかりの色あせ具合。
まぁ、こういう高原とかはどの季節よりも夏がいいですからね。そういう時期にまた来たいな。
うねる道を楽しむライダーとよくすれ違う。この季節あ混まないだろうし、走るのにはうってつけだろうなぁ。考えれば12月にツーリングって関東以北からしてみれば結構贅沢なことだよなぁ。
カルスト台地は石灰質の岩石が侵食されてできた台地です。まるで獣の歯のように地面から白い岩石が生えて見えます。真夏なら強い太陽の日差しと真緑の草むらで強いコントラストが楽しめるんですが、晩秋の高原はちょっと残念かもしれない。
秋吉台自体はトレッキングも有名らしいのでまた必ずリトライするぞ!
さて、ここからいよいよ憧れの地を目指します。我らがバイカーの聖地、角島です。
角島は山口県の北西部にある島で、大きな海上道路を通っていくことができます。
その道がまたがる海の青さはとても美しく、道とバイクを対比した写真を撮るために全国から数多くのバイカーが訪れる場所です。
よっしゃ、行くぞ!日没に間に合わせて見せる!
警察のお縄になるリスクを冒して、ちょっとだけ急ぎます。
どうか間に合ってくれ!いや、間に合ってください!
・・・
はい、着きました。
この流れは間に合わないパターンだと思った人もいたかもしれませんが、今回は珍しく間に合いました。
角島と本土との長い長い連絡道路。これが島民必須の主要道路であり、写真のモチーフに使われる大事な建造物です。
そして私は思いました。海が…思いのほか青くない、と。
いや、青いことは青いんだけど、日照量が少ないから水中があんまり透過しないんだよね、暗くなりはじめてたし。
晴れてればある程度は空の青さが水に反映される気がするけどそれもない・・・
私は到着した瞬間に理解した、ここも夏の画が映える場所だと。
そんなこと言ったって撮ることは撮るぞ!有名なアングルを探して坂を上る。
バイカーではないが千葉ナンバーの車がいて写真を撮っていた。
まぁ、たしかに色は鮮やかじゃないけどこれは絶景ですわ。
有名なアングルで一枚収める。誰もが撮る代り映えのない構図だけど記録の写真としては大切な一枚だな。次に来るときはもっと「らしさ」が出るような写真を撮れるように頑張ろう。
それからすぐに陽が落ちて宿へ向かう必要に迫られた。
山口県のどこかで泊まろうとも思ったが、日本の紅葉も大分終わりが近いため、九州まで進んで床につくことにした。
(日記での)明日は九州の佐賀県を目指します。
それでは!
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